がんセンターへ

こんばんは。ハッキリしない天気が続いていますが、引き続き病気について綴っていきます。

がんセンター

5/20(水)にがんセンターへ。

実家から車で40分程。高台で山々に囲まれ、東京からも交通の便が良い病院。予約時間は11時からだが、1時間前には着いていてくださいと言われ、9時30分着。2階の東側が癌の専門病棟。紹介状、予約表を受付へ提出し問診票を記入している間に診察券が発行されていた。とでもスピーディ。問診票を全部記入し終わると、看護師が館内の説明をし、携帯端末を渡された。どうやら自分の端末の音が鳴るとメッセージが表示され、その指示に従い診察室へ赴くという効率がとても良い。待ち時間が1時間あるため、売店でお弁当を食べフラフラして過ごす。腹は減るが気持ちは重いまま。

予想外

時間になり案内された診察室へ。

女性のドクターで物腰も柔らかく的確に説明する優秀な先生だった。総合病院で添付されたMRI、腫瘍マーカーを元に説明が始まる。まず、卵巣嚢腫とは何か、子宮、卵巣の位置、卵巣がんのパターンの説明をして、詳しく図を書いてくれた。

画像1

卵巣腫瘍は3つあり、良性、境界性悪性、悪性(癌)。

境界性悪性腫瘍...
良性と悪性の中間的な性格を示すもので、組織診断にて確定します。予後は悪性腫瘍に比べて良好で、多くの場合、手術のみで完治が可能。

悪性だとしても、

左卵巣のみ摘出、右卵巣と子宮は残します、まだ若いので子宮や卵巣を全部取ってしまうとホルモンバランスが崩れるので良くない

と気持ちに寄り添った話しを下さり、気持ちが軽くなった。だが、悪性で左卵巣を摘出してもがんが取り除けなかった場合は抗がん剤治療となる。23日に緊急入院、25日に手術の予定で段取を進めるが、転移や腫瘍が大きくなっていなかどうか、超音波検査、エコー検診、採血、心電図、レントゲン、採尿、CT診察をする事に。全部検査が終わってから、主治医の元へ行く事に。1日がかりになるだろうなとは予想はついていたが。

少しの希望

全ての検査を終え再び診察室へ。開口一番、悪性だとしてもそんな悪いものではない、良性の可能性も若干あると。

先生の見立てでは、総合病院で診た時と卵巣の大きさが変わっておらず、極度の悪性なら進行が早く肥大化している、お腹にも癌細胞は見られず、転移は見られない。だが、手術して見ないと最終的な結果はわからない。卵巣がんは40代〜50だいが多く、20代は少ない。私の場合は

胚細胞性腫瘍 奇形種

と呼ばれる10〜20代に多い腫瘍。卵巣の外側にある皮に癌細胞はついておらず、卵巣内部に血や爪、油が溜まって肥大化したのではないか?転移が見られないのは癌細胞が内部に留まっているからなのかなと感じた。

手術について

ざっくり言うと悪性なら左卵巣の摘出、良性なら一部のみ摘出。悪性で癌細胞が取り除けれない場合は抗がん剤治療。境界性悪性の可能性も。

6/2入院、6/4に手術。7日〜10日程の入院予定。20日はMRIが取れなかった為、29日にMRI検査。手術説明についても恐らくその日に説明。主治医から、良性か悪性かの可能性を見極める為に放射線技師と話し合って、ひどい悪性の場合は21日に電話しますと言われる。

電話は??

会計を終え、入院について、書類説明を受け自宅に帰る。その日は久々に安心して眠りにつけた。次の日、電話がないかどうかずっとスマホを見つめて過ごしていたが、電話はなかった。ひとまず安心。後は入院準備や、限度額適用認定書の申請、生命保険会社へ書類を取り寄せを行う。

後は29日にMRI検査を受けるだけ。



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