さくらさくみらい様での『Kao すまいる登園』の導入事例
「⼦ども・保護者・職員」三者の笑顔に満ちた⼦育て環境の創出を目的に、東京を中心に保育所運営を行う「株式会社さくらさくみらい様」では、おむつ・おしりふきの定額有償サービス『Kao すまいる登園』を、23 年 4 月から導入されました。
導入に至った背景やお考えを運営本部 保育ユニットご担当者様に、また、実際に導入してみての感想を現場の保育士様にお伺いしました。
運営本部 保育ユニット様へのインタビュー
まずは、運営本部 保育ユニットの鈴木様、的場様にお話を伺いました。
すまいる登園を導入した決め手を教えて下さい。
鈴木様:
おむつのサブスクを実施している 5 社を比較して検討しました。
決め手になったのは、発注単位とおむつの品質です。
「メリーズ」は品質が良いので、決め手の要素として大きかったです。
的場様:
おむつのサブスクメーカーを決めるにあたり、本当にたくさんのおむつを試しましたよね。
ちょうど社内に 0 歳のお⼦さんがいるメンバーがいたので、サンプルを渡して使ってもらいました。
その中で、最終的に「メリーズ」に決めました。おしりふきもしっかりしたプレミアムを使えますし、良いと思いました。
保護者の方も、「メリーズ」だから、安心してご利用頂いているのかなと思います。
鈴木様:
あとは、フォロー体制がしっかりしているのは、すごくありがたいです。
問い合わせ先や保護者の方の支払いフローなどがしっかりしていて、こちらの対応が基本的には必要ないので、そこは大きかったです。
的場様:
対応も早いですしね。そこがありがたいです。
鈴木様:
入園前の保護者の多くの方から、「おむつのサブスクをやっていますか?」と聞かれるので、
「やっていますよ」と言うと、すごく良い印象を持って頂いているのは実感としてあります。
「メリーズ」の知名度が高いので、すまいる登園にして本当によかったです。
おむつのサブスク以外のサービスは、保育士様・園児様へのお役立ちになっていますか?
鈴木様:
教育講座※1の「手あらい教室」は、園にとって、ありがたいと思いますね。
的場様:
「手あらい教室」以外の講座も充実しているので、現場は楽しみにしているようです。看護師がいる園では、手あらいの指導をしている園もあるのですが、手あらいの仕方について、より詳しく知りたいから、「手あらい教室」をやりたいという園があったので、実際にやってみてよかったです。
保育士様へのインタビュー(『Kao すまいる登園』を導入されて)
続いて、実際に『Kao すまいる登園』を現場でご利用頂いている、さくらさくみらい荻窪園の園長渡邊先生、河田先生、濱田先生にお話を伺いました。
すまいる登園導入前に、おむつに関する課題はどういったものがありましたか?
すまいる登園を導入することで、それらの課題は解決しましたか?
園長渡邊先生:
今までは、保護者の方に、おむつへ名前の記入をお願いして、おむつとおしりふきを、各お⼦様のおむつ入れに入れて頂いていました。
保育士は、一人一人のおむつ入れから、数枚トイレに持って行って、使用していました。
⼦どもによって違うおむつを使用していることで、保育士にとっては分かりにくさがあり、保護者の方のおむつ忘れも、園で年1~2回ですがありました。
あとは、おむつのサイズ変更のタイミングについて、もうちょっと大きくしてあげたいな、もしくは、小さくてもいいなと思うこともありました。
導入後は、保護者様にご案内してサイズ変更するだけなのでラクです。
河田先生:
『Kao すまいる登園』利用者のおむつは、サイズ別に分けてトイレに置いているので、⼦どもを待たせる時間も少なく、手間も少ないので、負担が減ってありがたいです。
また、おむつの履かせ間違えをしたことはないのですが、間違えそうになることがありました。
今はすまいる登園利用者は同じおむつなので、毎回確認はしますが、安心して履かせられます。前より少し気がラクになりました。
濱田先生:
「おむつが残り少ないので持ってきて下さい」というお声掛けをしようと思っていても、たまに忘れちゃう時がどうしてもあったのですが、サブスクだと、「おむつを持って来て下さい」というお声掛けの必要がなく、保育園に在庫があるので、精神的負担が軽減しました。
「メリーズ」のおむつとおしりふきの使用感はいかがでしょうか?
園長渡邊先生:
肌の荒れやかぶれなどもなく、安心して使用できています。
河田先生:
おしりふきも厚手で、一回でふき取ってくれるので、使いやすいです。
保護者の方の反応はいかがでしょうか?
園長渡邊先生:
今年の 4 月にすまいる登園を導入するにあたり、3 月の保護者会でご案内しました。
4月の初月無料期間に多くの方がご登録頂けて、そのまま利用しますという方が多かったです。
入園準備の際に、保護者の方はおむつをたくさん買われるのですが、すまいる登園を利用することで、事前準備の量がかなり違ってくると思います。
保護者の方はお忙しいので、すまいる登園を利用することで、とても助かっているという方が多いです。
現場としても、同じサイズの⼦だったら、同じかごから使えるし、頻繁に替えてあげれば、清潔を保てます。
「気持ちいいね」と職員から声を掛けたり、⼦どもとの関わりができています。
すまいる登園に関する発注業務での負担はありますか?
園長渡邊先生:
発注業務は私が担当していますが、発注画面自体も難しくないので、負担はないです。
発注した翌週に納品してくれるので安心ですし、園に合わせた在庫数を確保できていいなと思っています。
「職場のロリエ」を利用しての感想を教えてください。
園長渡邊先生:
保育士の意見を聞いたところ、「(ナプキンを)忘れた時にあって助かる」、「安心感がある」、「ロッカーまで取りに行く必要がないので、そのまま使用することができる」という意見がありました。
濱田先生:
生理用品は毎月の必需品ですし、一日の三分の一くらいを職場で過ごすので、職場にナプキンが設置されているのはありがたいです。
保育室は 1 階、ロッカーは 2 階にあるので、今まではナプキンを取りに行くのに、階段の上り下りが必要でした。
トイレに行く時には、他の先生に、「トイレに行くので離れます!」と声掛けするのですが、⼦どもの保育の状況によってはお願いしにくく、急いでロッカーとトイレに行く感じでした。
今は、ロッカーに取りに行く必要がなくなった分、時間が短縮できますし、心の余裕ができました。
※「職場のロリエ」とは、生理用ナプキンの備品化プロジェクトです。
保育士様へのインタビュー(教育講座※1を実施されて)
冒頭の運営本部 保育ユニット様のお話にもありました通り、
『Kao すまいる登園』では、採用園には無償※2で教育講座※1を提供しています。
11 月に、教育講座※1の一つである、「手あらい教室」を実施された、さくらさくみらい三好園の園長田丸先生、南先生にお話を伺いました。
受講中の園児様の様⼦を教えてください。
南先生:
いつも⼦どもたちに、「手あらいは意識してやってね」と言っているのもあってか、みんな真剣に聞いてやっていました。ちゃんと考えながら受講している感じがして良かったです。
今まで外部の人が来てやり取りするという機会があまりなかったので、新鮮な経験だったと思います。
園長田丸先生:
普段から、道行く人にご挨拶したり、自分の気持ちや思ったことを制限なく言葉に表しましょうということをやっているので、講師の方と会話のキャッチボールができていたのが、良かったです。
今回は 3~5 歳児クラスを対象に実施したのですが、乳児クラス(1 歳児と 2
歳児)の先生にも、「手あらい教室」の話をしたら、乳児クラスでもやりたいと希望がありました。
手あらいの仕方は身に着いたでしょうか?
南先生:
手あらいポスターを見ながら、お花の泡スタンプハンドソープを使ったりしています。みんな取り合いになるくらいやっています。
園長田丸先生:
今日も使いましたよ。
「あわあわ手あらいのうた」は、順番も分かりやすかったです。
※1 教育講座…手洗い、歯磨き、シャンプーの仕方、お掃除の仕方(みのまわりをきれいに講座)など5つの教育コンテンツをご準備しています
※2 Kao すまいる登園を採用いただいている園にはすべての教育講座を無償でご提供しております
まとめ
『Kao すまいる登園』導入事例:株式会社さくらさくみらい
園名:さくらさくみらい荻窪園
施設形態:認可保育園
在籍園児数:34 名(12 月 1 日現在)
園名:さくらさくみらい三好園
施設形態:認可保育園
在籍園児数:43 名(12 月 1 日現在)
株式会社さくらさくみらい様は、保護者の皆様のおむつへの名前記入や園への持参といった手間に加え、保育士の、個人別おむつの管理による業務負担等の軽減を目指し、『Kao すまいる登園』を導入されました。
また、保育園は依然女性の多い職場環境であることから、女性特有の悩みを解決するべく「職場のロリエ」も導入されています。
園児様、保護者様、保育士様の笑顔に繋がるサービスをご検討されている保育園様の参考になれば幸いです。
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