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レッスン記と本とヴィブラートのこと

3/12 チェロレッスン(記録)
だいぶ暖かくなった☀️

前日が先生の誕生日だったので、行きつけの珈琲屋のキリマンジャロを持って行った。

「グァテマラかキリマンジャロのどっちかが特に好きなんだけどね、この日の鮮度でキリマンジャロにしてみたよ」
と言うと、
「(飲むの)楽しみ」
と喜んでくれた☕️

https://note.com/kao777/n/n474718bfdc07


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他の人はどうか分からないけれど、私のレッスンはいつもゆっくりスタート。

お喋り時間も取ってレッスン時間を長くしている。

先生もチェロを取り出さないw
早く弾かなきゃ時間が足りなくなると思いながら…
リラックスしている様子を見てこの2週間のお喋りをする。

仕事も職場も大変でクタクタな日々だったこと、

山崎伸子さんのハイドンのチェロコンチェルトを聴いたこと、

オペラグラスで見ていて発見したこと、音の印象、

今日の道中はパンフルート奏者の第一人者、岩田英憲さんの本を読みながら来たこと、

とても感激で、読んでいたら中身も素晴らしいこと〜
などなど。
(岩田さん、ありがとうございます!!!)


風魂 〔パンの笛に魅せられて〕
 


…私はレッスン時に雑談をするのはけっこう大事だと思っていて〜
なぜかというと、私の場合はそれが全て音に出ると思うし、
今日の課題のヒントになるんだと思う。

それから、たいてい音出しとか基礎練習とか何もせず、いきなり弾いてみる。

だけど今日はその前に、もう幾つか質問してみた。

山崎さんの指の関節を使うヴィブラートについてと

(それが出来る人はあまりいないのでは?と逆に言われて、確かにそうかも。
かなり技術がいるんだと思う。

何人も今まで有名な方を含めて見たけど、今までその奏法が出来る人を見つけた事が無かった)

手の使い方の宿題について。

その宿題をやろうとすると、手だけでなく、腕の位置も高さも肩甲骨の使い方も重力のかけ方も…
全て変えないと私は弾けない事、

それが間違った使い方では無いか、大丈夫なのか心配な事を話す。

そうすると、その気づきは合ってる、と言い、
「何か一曲弾いてみて」
と言うので、白鳥を弾くと

「良いね」と、初めてこの曲でOKが出た。
いや、正確にはまだ課題が多くてOKでは無いけれど。

ヴィブラートが課題。

このヴィブラートが、先生の教えてくれるレベルに全然いけてない。

ヴィブラートが出来たら、細かい解釈は自分である程度研究していけるかも、ということで、一応上がりになった。



 
そうして、今回もやってみるのはタイスの瞑想曲。

相変わらずめちゃくちゃだと思ったけれど、
「練習の成果が出てるね」
と前向きに捉えてくれた。

宿題をこなそうと、手や体の使い方を変えた事が、良い方向にいっているらしい。

先生から見れば、今まで指がバラバラと動いていたのが、ポジション毎に良い位置で、腕から指が連動している様に見えるらしい。

そうなんだ!それは良かった^ ^

自分の中の感覚としてはむしろ逆。

ポジションとか常識を無視して、好きな指で自由に音を取る感覚がある。

曲の流れでテンポを変えていきたいと思う、自分の解釈に自信が無く聞いてみた。

私の感覚的なところを具体的に弾いてみせてくれる。

ああ、やっぱりそうする?

どうしてそうするのか、具体的に言葉でも教えてくれた。

「そっか。うん、USJのジュラシックパークの滝に落ちる感じを思ったけど、それと同じ原理で合ってる?」

…私の他の人からしたら謎々みたいな解釈をわかってくれてありがとう^ ^

あとは、今日もヴィブラートを前とは違う視点で、曲を弾きながら見せてくれた。

心の高まりを、どの様に表現していくか。

そうか!そういうことか!

…と、今日読んでいた、パンフルート奏者の岩田さんの音が素敵な秘密が少し分かった気がして、その話をする。



「でも先生、それをしようとすると、だいぶ熟練しないと弾けない気がする」
と言うと、苦笑いになり。
まずはそれ以前の、基本的なところから課題だ。

明日は、陸上選手の息子の駅伝と、先生出演のコンサートが見事に時間が重なってしまっている。

どちらも捨て難くて、まだ迷ってしまう。
私が二人いたらなぁ!

今日の昼ごはん。レッスン後はパンを買って帰るのが楽しみ♪

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