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新曲練習〜レッスン記

7/3 レッスン日

行ったら珍しく先に別の生徒さんがいた。

レッスン室に入り損ねていると、先生のお母様が手招きして家のリビングに招待してくれた😶

凄い!
レッスン室も
「ここでコンサート出来そうじゃん?!」
と思うけど、リビングも
「ここでもコンサート出来そうじゃん?!」
と思った。

美味しい麦茶を出してくれ、おまけにスモモまで頂いた♪

やー、すみません!
ありがとうございます^ ^



…記事を見ていたらとっくに分かるかもだけど、
近所の教室に通っていた去年の春、突然
「僕ん家に来ませんか?」
と言われた。

レッスンでなければ、まるでデートの誘い文句みたいだと思ったw

夜の9時だったし、その時の先生は少しテンションが上がっていたし、
本気で言っているのか分からなかったけれど…

すぐ決行してみた。

私が初めてのソロコンサートを開いた翌月のことだった。

往復とレッスンで一度に6時間かかる。
それで週末の休みがレッスンで潰れる。

その話をすると、皆苦笑するし、私も笑う。
でも、通い出してからこの一年で、大きく何かが変わったと思う。

…先生と会うのは2週間ぶり。
2週間前は、平和コンサートの練習スタート日で仕事モードだった。

フランクな感じで会うのは3週間ぶり。
会ったら20分ばかり、近況をお喋りした。

いつもそんな感じ。
それからチラッと私が時計を見て、何かしようと切り出す。

「新しい曲をしようと思って。
今更の様に昨日買ったんだ。
先生のお勧めってある?」

昨日届いたばかりの「チェロ名曲31選」
を取り出すと、
「未だにあるんだ、しかも曲が変わってない」
と驚かれながら、話すうちに、
「エレジーにしよう。良い練習になる」
と決まった。

実はこの楽譜を買おうと思ったのも、
「エレジー」とか私でも弾けるのかな?弾けるようになったら良いな、と思ったからだ。

だから、自然にこの曲に決まって良かった。


「うん、じゃあ、いきなり弾いてみるね」

と弾き始めたものの…

私の弱点は、楽譜を読むのが苦手なことだ。

2段目の後半まで行くと降参!
「先生、ごめんなさい、楽譜読めなくて。
弾けないわ」

…まあ、普通は楽譜を読んで行くものだと思うし、
読めない曲をやるものでも無いと思うけれど。

今日もこれを書きながら先生には本当に感謝してしまう。

いつも、最終的に弾ければ読めても読めなくても、まるで関係無いかの様に曲を教えてくれる。

だから、私がいまいち読めない曲でも勉強出来る。

余談だけど、私の息子はLDがあって、本や書類を読むのは難しい。
手書きで書くのも若干難しい。
だけど、パソコンがあれば立派な文章を書く。

その事が分かったのは息子が中学生の頃だったけれど、
代わりに家で色んな本を音読してやった。
息子は何ヶ月経っても、一度で文章をそのまま覚えていた。

…「オーケー。最初は合ってるよ」
今日は機嫌良く、順番に弾いて解説してくれた。

私は先生が弾くのを見て音を聴きながら、どの指でどこを押さえたか、時々楽譜に書き込む。

家で一人で再現出来る様に、なるべく一度で音を覚えようと思い集中する。

時々、難しそうなところは
「ちょっと待って。私も弾けるか試してみる」
と、同じ音を出してみる。

残念なことに、私は絶対音感は無さそうだ。
ぴったり同じ音を出して指も分かった段階で聞く。

「で、今出ている音は何?」

ついでに、カタカナも振ってみる。

曲解説もしてくれる。
「ここはヨーヨーマだよ。イッて」
「で、ここはマイスキーみたいに」
ヨーヨーマやマイスキーの真似をして笑う。

今日一番に教えてくれた事は、曲自体より、この曲を弾くための腕の筋肉の使い方だ。

やってみて、自分の身体の感覚がおかしく無いか、何度も聞く。
「半年はかかるよ」
そう言われて、先生の半年は私なら何年だろう?と思う。

でも半年後に、変化があったら楽しみだ。

その身体の使い方のまま、一緒にスケールや重音を弾いてみた。
先生の出す音にぴったり合わせると、私の楽器も綺麗に鳴る。
単純に、ドレミファソラシドを一緒に弾いているだけで楽しい。

…家に帰ったら日頃の疲れが溜まっていたか、3時間も昼寝をしてしまった。

夜に少し復習。

弾けるようになるかな^ ^

#チェロ
#レイトスターター
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