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【今日の一曲】DOWNTOWN BOY(松任谷由実)

「ユーミン万歳!」(松任谷由実50周年記念3枚組ベスト盤CD)を聴いて、いろいろ想いをめぐらせてnoteに書いているところ。

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さて今日の一曲は「DOWNTOWN BOY」。
1984年のアルバム「NO SIDE」に収録されている。
簡単に言うと、身分ちがいの恋だ。
ビリー・ジョエルの「Uptown Girl」へのアンサーソングだという説は本当だろうか。

聴きなおして、改めてすごいと思った歌詞がこちら。

家族に会うのはいやだと あの日も近所で私を降ろした
ついてはゆけない私は ミラーに泣きながら小さくなった

DOWNTOWN BOY
作詞 松任谷由実

この歌の主人公「私」は女性(たぶんUptown Girl)で、引用部分の1行目は彼(DOWNTOWN BOY)が彼女の家族に会いたくないからと、家まで送らずに途中で車から降ろした様子。

2行目後半は、ミラーに映る、泣いて立ちつくす彼女の姿が、車が進むにつれて小さくなっていく様子、これは彼の目線だ。

語り手の「私」が「小さくなった」姿は「私」自身には見えていないが、リスナーは彼の目に映る風景を見るのだ。
「私」を主語にしてこれを表すのはすごい、と改めて感心した。

昔から知ってる歌なのにね。今頃気がついた。

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【今日の写真】みんなのフォトギャラリーから。
「ミラー」で検索。
ここまで書いてきて今さらだけど、実はクルマじゃなくてバイクだったりしたらどうしよう。歌詞には明記されてないけど。

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