ホモ鉛筆
ホモだ。
見間違いではない。本当にホモなのだ。
いや、私ではない。鉛筆が、だ。
私は女の子が好きだ。
そういうと、百合展開かと勘違いする方が大半かもしれないが、実は私は男なのだ。
今まで騙してしまって悪かった。今回の記事も女の子について特集しようか迷うぐらい私は女の子が好きだし男だ。ちなみにこの話のオチは全く考えていないのでここで終わりにする。
そんなわけで今回書いたのはホモ鉛筆、実況は私解説も私でやっていこうと思います。よろしくお願いします。
なぜ''HOMO''なのか
均一という意味を持つギリシャ語oμos(オモス)が語源となっている。つまるところ、芯の粒子が均一であることのアピールである。
実はこの頃はホモという言葉はこのような意味合いで普及していて、ホモ牛乳なんてものも存在する。ただし、ホモ牛乳の語源はhomogenizedで、トンボ鉛筆もホームページではhomogenizeを語源としている。
度々この三つ巴のどれがホモ鉛筆の真の語源であるか論争が行われるが、私はoμos一択である。
……が、正直心底どうでもよい。結局どれをとっても均一である。
ついでにホモはモノの前のブランドで、ホモホルダーなんて物も存在したり。
外装
ホモ鉛筆の紙箱はなかなか希少。
他の形式の物も存在する。
紙箱を外すと鉛筆ではおなじみの樹脂製パッケージ。
ホモ鉛筆の中でも革新的な要素で、自動射出機を用いて樹脂に文字を入れて販売したのはこれが初である。
ユニがこれを越えようとして事故った話は後程。
これは後期型で、前期には消しゴムが付属しない上にケース形状も勿論違う。
前期の方が圧倒的に希少だが、私は後期の豪奢な雰囲気に惹かれてしまう。
現代にはなかなか無い毒々しい色づかい。
昔らしさを感じられるお気に入りポイント。
ちなみにホモ鉛筆は1952年に発売。
内臓
鉛筆本体。
木目に透明な塗装が施された軸。
めちゃめちゃ好きなので、素直に率直にところ憚らず言うならば、復刻してほしい。
しっかりHOMOと刻印されている。
ホモ消しゴム。
この頃からしっかりSEED製である。
劣化のせいなのかもともと駄目なのか紙面は汚くなる一方である。
見た目の通り天然ゴムなのでお察しにはなるが。
メインディッシュと言っても過言ではない説明書。
ここまで明確にデータが記載されていることはなかなか無いだろう。
理系の血が騒ぐ。
が、騒いだところでどうもこうもならぬ。
まとめ
就活忙しくてなかなか更新できないの。ごめんちゃ。
私が文房具収集を始めた当初、迫力のある2文字からずっと欲しかった鉛筆。
それがまさか2グロスも纏まって見つかるとは思いにもよらなかった。驚いたものだ。
2Hという微妙な硬度しか持っていないため、肝心の鉛筆の性能には触れなかったが、そのうちいい感じのが手に入ったらひっそり追加しようと思う。
…肝心と感じで韻を踏んでるってことも、ひっそりとアピールしようと思
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