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私はオレンジ色らしい

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ひと月くらい前、誕生日プレゼントにトートバッグをもらった。
トートバッグのしっかりしたのが欲しいな〜と思っていて一応リクエストしてたので、いいのを見繕って渡してくれた。
ちなみに私の誕生日は8月なので普通に2ヶ月以上遅れててそれで軽く一悶着あったんだけど、その話はもう解決してるのと今回の趣旨じゃないから一旦省略する。いつか書くかも。

トートバッグ、結構かわいいデザインで、本人曰く「ぬいぐるみと服とトートバッグのキメラ」との表現通り、形はトートなんだけどズボンのポケットみたいなのが片面に付いてて反対の面にはぬいぐるみみたいなオレンジ色のモフモフが付いている。

渡す時、なんでその色柄のやつにしたか説明してくれた。
「4色展開だったんだけど、オレンジ色が入ってるのがいいなーと思って2択に絞って、で、こっちのデザインの方が使いやすいかなーと思ってこれにした」とのこと。
「え、それウチのことめっちゃ考えてくれてるやんバリ嬉しいんやが〜↑」っていう気持ちと、「え、ウチってオレンジなんや!この人にオレンジって思われてんのうれし〜↑」って気持ちがむくむく湧いた。

自分では自分のことをオレンジだと思ったことはなかったので結構意外で、「え、私ってオレンジなん?」って聞いたら、「いやいやいや、何とぼけたこと言ってるんですか、あなたぜったいオレンジでしょ〜」と至極当然だが?という調子で言われ、それも含めめちゃうれしかった。

帰り道、ンフ、オレンジ、オレンジね〜ってにやにやしながら歩いたもんな。マスクしてなかったから口元ニヤついてんの余裕でバレてた。

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で、ここからが1ヶ月前にもらったプレゼントの話について、なんでこの今になって書いてるかっていう理由の本題。

自分で言うのもなんだけど、結構私はややこしい性格をしている。

昔の、数年前までの私なら、「君はオレンジ色してる」って言われたとしたら、「そりゃあ、あなたの前では太陽みたいに明るくオレンジ色に光輝く振る舞いをしてるからね!なーにを分かったような口を聞きやがって、私のこの天真爛漫さ加減に感謝しろよ!」と、きっと内心ブチ切れてただろうなと思う。表情には出さず。(このあたりが私のややこしい性格を象徴している)

が、今日ふと、ほんとうにふと、そういえばこの間「オレンジ色」って言われた時、全くそんな風に内心ブチ切れるような気持ち、1ミリも思い当たりもなかったな、と気付いた。

ブチ切れにならなかった背景として、
「この人の前では、あんまり無理しないようにしよう」と最初会った時に直感的に決めていて、そのため、よく思われたいが故の変なサービス精神とかを発揮しないように、となんとなくいつも心の端で心掛けている。
だからこそ、普段この人の前では、きっとほんとにナチュラルに私のいいところが発揮されていて、それがオレンジ色に見えてたんだろうな〜と推測。
それって、めちゃハッピーなことじゃない?

「オレンジ色」がうれしくて、「オレンジ色」と思われていることもうれして、それがプレゼントの形で具現化したこともうれしくて、ただにやにや喜んで、ひと月くらい経ってやっと今そのことにも気付いて、遅れて気付いたくらい心が平和だったのだなーということも含めてうれしい。

まぁ、この人に対してあんまりブルーな面は出してないのは事実。
無理しないようにと心掛けているものの、それは素のままネガティブな部分もさらけ出すというわけではない。無理にアッパーなポジティブをつい発揮しないということが私の心掛け。
ブルーな面をさらけ出さないということも、ある程度意図的にしていることでもあるが(会えるのが2週間に1回程度だからせっかくなのでたのしく過ごしたい)、でも意図というよりもむしろ、自然とこの人の前では私はハッピーでいられるという方が強くて、好きのパワーってすごいなと思う。

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恋愛の話をしてくれと後輩にせがまれたので恋愛の話を書いた。これ恋愛の話に含まれてる?


余談その1:めちゃめちゃうれしがってるけど、別に好きな色はオレンジ色じゃなくて、どっちかいうとエメラルドブルーみたいな色が好き。

余談その2:オレンジ色の画像探したけどぜんぜんなくて、ちょっと前にコメダで食べた、「マーマレードソース小倉あんシロノワール」的なやつが唯一ちょっとオレンジ掛かってた。シロノワールを1人で食べる時はミニサイズの方にしとかないと、デカすぎてえらいこっちゃになってしまう。
コメダ、サービス精神旺盛でだいすき。

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