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キャサリン妃は決意と努力のヒト 母キャロルさんが立役者 オフショア経済と遺産その2 イギリスの富裕層 100/360

ごきげんよう、観世 (かんぜ) バタコです。

昨日の記事で、「イギリスってなんで国債格付けが日本より上なの?」問題について原因の一端が分かったような気がした、と書いたのですが・・

※イギリスの武器輸出額について、少し加筆しました。

↑加筆してたら「やっぱり日本の方が上じゃん?」的な思いが・・
信用格付け、ってことは、
「国として破産する可能性の高さ」を見てるってことですよね?
日本についてもよく
「政府の借金額は雪だるま式に膨れ上がって手の施しようがない」
「年金制度は破綻する ないしは すでに破綻してる」とかって言われるけど、
イギリスについても同じ言説を聞く気がするんだが?

・・というわけでこのシリーズ、終わる前にポシャるかもしれない・・

本日は、気分を変えて、「キャサリン妃ってどんな人?」
バタコに言わせれば「キャサリン妃を作ったのは母キャロルさん」論
と題して、気楽に書いてみます。

<全体目次>
第1部 オフショア経済がイギリスを支えてる
1. キャサリン妃の実家の資産について
 1.1. キャサリン妃について、簡単な説明  ←ココまではコチラの記事で

 1.2. 「無形資産」キャサリン妃は「決意と努力のヒト」その裏に母キャロルさんの薫陶と決意が・・

キャサリン妃については、当初そんなつもりはなかったものの、
過去数年にわたってウォッチしているうちにバタコは
「既に立派なファンと化している?」状態になった気がするので、
「ファンの書いたキャサリン妃の人物像」としてお読みください。

キャサリン妃を一言でいうなら「決意と努力のヒト」であり、相当に堅実
その「決意」の一部は母・キャロルさんのものとダブってて
「絶え間ない努力」という理念は明らかにキャロルさん譲り
とバタコは見ています。

まずキャロルさんから。
キャサリン妃の日本語wikiによると
「アッパー・ミドル・クラス家庭に生まれた」とされています。
   ※ミドル・クラス=中産階級
   アッパーは、バタコに言わせれば真正お金持ちです。
   ミドルクラスの定義はよくわからないのですが
   例えば日本で話題になる「東大卒でフリーター」
   みたいな人もミドルでしょう。
   つまり現在の収入に関しては超・少ない人とか
   生活保護受給者などもミドルクラスに含まれ得ると思います。
   ちゃんと大学とかまで出してもらえるような家庭は
   収入は少なくてもミドルなんでしょう。

キャサリン妃はアッパーミドルの家庭に生まれたかもしれませんが、
お母さんのキャロルさんの生まれは違います。

ひとことで言うと「玉の輿に乗った」?女性と言えるかも。

キャロルさんの出身はロンドンの町はずれSouthallで
   ※明らかに、(その当時 = キャロルさん1955年生まれでも)
   中産階級の住む場所ではなさそう
   ちなみに現在のSouthallはインド街と化していて
   「ガイドツアー」に参加したところ
   「あのパブはイギリスで唯一ルピー払いができる」
   と教わりました。

      ※Glassy Junction Pub (ウィキペディアからお借りしました。)
wiki (またもや) を読んでも、
父親はbuilderだったと書かれているのみですが
    ※建築周りの力仕事全般を担当するブルーカラー職
    ただし才覚によっては底辺ミドルクラスを遥かに凌ぐ所得が
    あります。イギリスでは中古物件を買うのが割と一般的で
    かなりの高確率で入居後に増改築をします。
    もちろん新築の際にもbuilderは活躍します。
    決して職にあぶれない安定した業種と思われます。
    分類するなら「労働者階級」ですね。

キャロルさんは「高校卒業資格であるAレベルテストを受けたが、
その先=大学に行かせるカネはないと言われた」とのこと。
   ←聡明な女性なんだと思います。
   筆記・座学もOK
で、秘書として働いて

その後、英国航空にグランドスタッフとして勤務。

ここで将来の夫マイケルさんと出会います。

このマイケルさんが、いわゆる「玉の輿」に当たる相手でした。
   ←あくまでもバタコ私見です

 1.3. キャサリン妃の父マイケルさんはアッパーミドルクラスの出身

マイケルさんは父の代、その前の代もみながパブリックスクール
の出身者で、ご本人も同じくブリストルにあるクリフトンカレッジの出身。

                            ※サイトからのキャプチャ画像です。
        パブリックスクールは軒並み、外見がかっこよすぎます。
   ←「パブリック」という呼称とは裏腹に私立の学校。
   基本的に昔は貴族、今は中流階級以上および
   海外からの留学生をたくさん抱えている学校です。
   授業料は目安 幼稚園レベル 年間160万円
          小学校レベル 年間200万円
          中・高レベル 年間370万円
   ちなみに中学校以降は寄宿生が多く、寄宿料を上乗せすると
          10歳以降寄宿料込み 年間370万円
          高校生寄宿料込み  年間570万円
      ※制服代とか、通学バス代とかは一切抜きでのお値段です。
      ※クリフトンカレッジサイト公表の授業料を
       ポンド=150円で概算してます

ミドルトン一族の男性は皆、オクスフォード大学に進学する「伝統」があったらしいのですが
マイケルさんは、パイロットの養成学校に進学したそうです。
(大学に行かないと決めた理由は不明ですが、ちなみにお父さんはパイロットだったそうです。)
その後、パイロットにもならずディスパッチャーとして英国航空に就職
   ←ココ、読み方によっては、挫折したのか?とも思われますが
   個人的な逸話を挟ませていただくと
   バタコの弟 (30代でスポーツ事故死) は新卒 (院卒) で日本の航空会社に
   就職しました。第一希望はパイロット枠でしたが
   「いいところまで行った」?らしいのですが叶わず 
                     ←ド近眼だったしね
   地上職にて就職し、その後ディスパッチャー業務について
   「運航管理者」の資格を取ったそうです。
   義妹に確認したところ
   「あの彼が結構頑張って取っていたから、結構難しい試験だった
   と思う。確か何年か掛かる人もいる中、一発で取った気が。
   なかなか育てるにもお金と時間が掛かる資格のようで、
   数年に1人の割合でしか持っていなかったかと。
   欧米ではパイロット並に尊敬され、地位も報酬もあるって
   言ってたな。」
   ということだそうなので、やっぱり
   繰り返しになりますが「玉の輿」案件だったと思われます。

マイケルさんが「玉の輿なお婿さん」な理由はもう一つありますが
それは「おカネ (遺産) のハナシ」として後述します。
「先祖代々の遺産から
毎月『お小遣い収入がある (個人年金もしくは配当のようなもの) 』
身分」ってことです。

マイケルさんは仕事の関係でヨルダンに派遣され
キャサリン妃はコドモ時代ヨルダンで過ごしていますが
1987年 (キャサリン妃5歳、妹ピッパさん3-4歳、弟ジェームスさん0歳)
にはイギリスに帰ってきています。

ここから3人兄弟は一貫して私立校に通っています。

同時に、現在のミドルトン家の資産の大部分を築いた
Party Piecesという、パーティ用品の通信販売ビジネスを
キャロルさんはマイケルさんと二人で起こしています。
この時点でマイケルさんは退職しているようです。

(つまり先述の「毎月の収入」額はお小遣いレベル以上だと
想像することができます。「無職・無収入コドモ3人」に踏み切れるって
どんだけの額・・)

長くなりましたので次回以降、パーティ用品の通販会社Party Piecesについて書きます。    ↓↓↓ 続きはコチラ ↓↓↓


ではまた明日!

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