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簪の色々な使い方 -其の壱-

前回は簪の挿し方についてご紹介しましたので、今回は簪を髪に挿さなくてもOKな使い方をお伝えします!

簪って髪に挿すもの、すなわちヘアアクセというイメージがあり、実際に基本としては髪に飾って使うものでもありますが、丈夫な簪であれば、帯飾りとして使うことも可能。

和装をした時、夏祭りや花火大会で浴衣を着た時などに、帯に簪を挿すと、とてもお洒落なアクセントになりますよ。

ただし、あまり装飾が多かったり、耐久性が低い簪だと、袖や袂(たもと)やバッグなどに引っ掛けて落としたり壊したりするし、他人とぶつかって傷ついたり紛失することもあるでしょう。

そのため、帯飾りにするのであれば、装飾は控えめなデザインだったり、軸が太い金属製や木製の丈夫さのある作品をチョイスすると安心。

私個人的なおすすめは、下がりの装飾がさり気なく付いているトンボ玉簪を帯飾りにすることですね!

また、なるべく簪は帯にしっかり挿し込み、紛失することがないようにするのもポイントです。

帯飾りにする以外だと、インテリアアイテムとして簪を部屋に飾るのも良いですよ!

お洒落なグラスや小さくて透明なタンブラーなどに簪を挿して棚の上などに置いておくと、どんな簪であっても、美しいインテリアアイテムになります。

部屋が洋室ならディップアートやレジンで作られた簪を飾ると良いし、和室の場合は古典的な玉簪や花かんざしなどを飾っても良いでしょう。

簪が欲しいけれど、髪が短いなど何かしら挿せない理由があるのでしたら、どうか帯飾りやインテリアアイテムにして、簪を使っていってくださいませ。

そうすればお好きなだけ簪をしっかり、充分に楽しむことが出来ますよ!

簪は髪に飾るだけが用途ではないので、簪に憧れているならぜひお迎えして、自分なりに満足するように使ってくださいね。

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