今日のアウトテイク#148(日曜無料版)「「自分たちのためのコワーキング」アンケート実施中」ほか【メンバーシップ特典】(2024-04-14)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。

インディー・コワーキングのアンケート、よろしくです。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"困難こそが天才を目覚めさせる。"
(ナシーム・ニコラス・タレブ)

#告知:コワーキング開業運営講座+フィールドワーク #1茅ヶ崎チガラボ編「コワーキングがまちづくりに果たす役割とその方法」

【コワーキングをまちづくりの文脈で学ぶ!】

来る4月21日(日)、神奈川県茅ヶ崎市の「チガラボ」さんで開講します。

この講座では、まちづくりのいち手段として、コワーキングスペースをどのように位置づけ、どういう視点でまちを捉え、どんな活動を行うことで地域に貢献できるかを学びます。

講師に長年茅ヶ崎というまちで実践してこられたコワーキングスペース「チガラボ」の清水さんをお迎えし、実際に茅ヶ崎のまちを巡るフィールドワークを交えての5時間30分です。

講座のお申し込みはこちらから

まちづくりに取り組んでいる方、地域の活性化に役立つコワーキングを運営されたい方は、この機会にぜひ受講ください。

#考え中の企画あり

毎日書いているこの「今日のアウトテイク」ですが、なんだかんだでそろそろ150号を迎えます。いつもお読みいいただいている皆さん、誠に有難うございます!

で、ここらへんでなにか新しいことをやろうかと考え中です。

「今日のアウトテイク」では、一応、コワーキングに関することをメインコンテンツにしていますが、それに限らず、目についた話題や自分の気になること、思いついたことなども、適宜、織り交ぜて配信するようにしています。

それは、冒頭にも書いてあるように、メモだったり、思索の断片だったり、そうかと思うと結構文字数の多い論考チックなものだっったりします。要するに「伊藤の現在地点」ですが、この中から、週にひとつピックアップして、それをテーマにもう少し掘り下げて、オンラインで参加者と対話するトークイベントするのはどうかな、と。

このトークイベントでは、ぼくがネタフリをして情報共有してから、参加者が自由に発言できる進行にします。

実はこの方式のトークイベントは、メンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」のプレミアムコースのほうでも、月に一回、開催していますが、それをもう少し拡大したカタチでできないかと考え中です。

もう少し考えて告知しますが、このアイデアにビビビときた方、興味ある方、コメントいただけたらウレシイです。

#「自分たちのためのコワーキング」アンケート実施中

これまで「コワーキングマネージャー養成講座」をオンライン、オフラインで断続的に開催してきており、おかげさまで受講者の皆さんからは好評いただいています。

今月は「コワーキングがまちづくりに果たす役割とその方法」シリーズの第1弾として、21日に茅ヶ崎の「チガラボ」さんで、講師にチガラボの清水さんをお迎えして講義とフィールドワークを行います。お申し込みがまだの方はこちらからどうぞ。

で、ここへ来て特にぼくが関心を寄せているのが「インディー・コワーキング」です。

インディー・コワーキングについては、徐々にその存在感を増してきていることを先日も書いています。まずはこれを読んでいただきたいのですが、

ちょっとここから引用すると、

インディーといえば、90年代のロックバンドを想起する人もいるだろう。そう、メジャーなレーベルでなくても、そのバンドならではの音楽があり、ビジョンがあり、カルチャーがあり、そこに魅了されるファンが付いて、巨大ではないが硬い結束で結ばれたいわばトライブ(部族)を構成する。そして、このムーブメントが音楽の新しい潮流を作ったのも事実。

これに似たスタイルで、利用者というよりコミュニティの一員としてのコワーカーに愛用されるコワーキングが世界中に存在する。

ぼくはこの「利用者というよりコミュニティの一員としてのコワーカーに愛用されるコワーキング」というところに、ビビビと来るわけです。それこそがコワーキングの本質であるからです。

また貼っておきますが、これです。

もう少し引きます。

・コワーキングの本質であるコミュニティ、コラボレーション、フレキシビリティはインディー・コワーキングスペースが輝くところだ。

・大規模なコワーキングスペースとは異なり、インディー・コワーキングはよりパーソナルな体験を提供することが多く、 企業では再現が難しいコミュニティや帰属意識を育む ことができる。

・このような小規模なスペースは同じ趣味や価値観を持つメンバー同士のネットワーキングやコラボレーションを促進するサポート環境を作ることに長けている。

・インディーズ系のコワーキングスペースはニッチな市場や業種に対応することが多く 、顧客の心に深く響くようなオーダーメイドのアメニティやサービスを提供している。

こうした大規模コワーキングにはない、コミュニティ、コラボレーション、パーソナライズされた体験を提供する小規模コワーキングが、経験豊富なワーカーに支持されてきています。

また、Cat Johnson氏が定義する「インディー・コワーキング」とはこういうコワーキングです。

・インディー・コワーキングスペースは、人間優先のワークスペース・コミュニティであり、ローカルハブである。

・インディースペースは自主性と柔軟性を持ち、グローバルなコワーキングコミュニティやローカルスペース、パートナー、近隣の人々との創造、コラボレーション、つながりを持つことができる。

・インディースペースはサービスマインドを持ち、独自の声と文化を持ち、地域コミュニティのニーズや価値観を反映したコンテンツやプログラムを自由に提供することができる。

・インディースペースは、熱心なコミュニティマネージャー、メンバー、サポーターによって運営されており、健全なビジネスの成長だけでなく、地域社会への影響や経済発展に重点を置いている。

もしかしたらちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、ローカルの人たちとの共創関係を生むハブであること、地域コミュニティのニーズや価値観を反映したコンテンツやプログラム提供すること、そして、メンバーもまたその運営をサポートしていること、それをもってインディー、つまり自分たちのカルチャーを持つ「自分たちのためのコワーキング」であるわけです。

そもそもコワーキングは人と人をつないで新たな価値を生み出すスキームです。コミュニティであり、コモンズであり、アジールでもあって、ただの作業場ではありません。

そして、そのカツドウが地域経済に貢献するエンジンとなる、いわゆるローカルコワーキングであることが理想です。

思い起こせば、14年前、ぼくはまさにこういう共同体を作ろうとしてカフーツを起ち上げたわけです。その頃、日本で起ち上がったコワーキングの大半は「自分たちのためのコワーキング」でした。

今回、そこ、つまり原点に返って、「自分たちのためのコワーキング」、インディー・コワーキングの開設を支援する目的で、これまでの講座のカリキュラムを編成し直しています。

そこで、皆さんにご協力いただきたく、こういうコワーキングを作りたい、開設したい、あるいは作ろうとしている方を対象にアンケートを実施します。

Q:あなたが「自分たちのためのコワーキングスペース」を開設・運営するに際して、今、知りたいこと、学びたいこと、は何でしょうか?

質問はこれだけです。

地域のハブとなりコラボを起こし価値を生むインディー・コワーキングに興味ある方、ぜひ、アンケートにご協力ください。

アンケートはこちら。

どうぞよろしくお願いします!

ということで、今日は告知ばっかりでしたが、このへんで。


ここから先は

0字

最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。