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地方のイタリアンレストランでローカルコワーキングを妄想する:今日のアウトテイク#209(2024-06-14)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※すごい映像が残ってた。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"悪いリーダーは、人々から蔑まれる。
良いリーダーは、人々から敬われる。
最高のリーダーは、人々に「私たちがやった」と言わせる。"
(老子)

#地方のイタリアンレストランでローカルコワーキングを妄想する

一昨日の12日は、福井県高浜市の「ブルーライトヨコヤマ」さんで「パクチーハウス高浜2024初夏#北陸新幹線敦賀延伸89日目」と題してイベントが開催された。 

これは、世田谷経堂の「パクチーハウス東京」で日本にパクチーブームを巻き起こした佐谷恭さんが、全国各地のレストランを会場に展開している「無店舗型パクチーハウス」のひとつ。高浜では3回目。なお、高浜市の人口は49,146人(令和6年6月1日現在)。

「無店舗型パクチーハウス」については、2月に長野県佐久市で開催されたときにも書いてる。

「ブルーライトヨコヤマ」さんについてはこちらを。

毎度、変わらず斬新な発想の料理でパクチー好きには堪らない(ぼくもそのひとり)。今回の献立は、佐谷さんが9品、会場になった「ブルーライトヨコヤマ」の横山さんが3品を担当。

写真だけ上げておく(撮り忘れあり)。

最後のはパクチー入りモヒート。今の季節に最高。

その2月の佐久での開催をアレンジした江原さん(左)も参加。

ちなみにおそろいのTシャツのロゴは、コワーキングスペースのイベント情報の共有と収益の再分配を実行するアプリ「cosac」のそれ。

あそうそう、「cosac」ではベータ版テストを実施中で、参加者を募集している。よかったら、こちらから参加申し込みください。

ところで、江原さんと話してたのだが、よく見ると会場となった「ブルーライトヨコヤマ」さんはローカルコワーキングの条件を絶妙に満足させていて、まさにお誂え向き。いや、もちろんれっきとしたイタリアンレストランだが、「もしここでコワーキングするなら」と2人で勝手に妄想していた。

まず、1階にあるというアドバンテージ。外から中が伺い見えるというのは、コワーキングに馴染みのない人にも興味を駆り立てる。

道路に面したテラスにも席が用意されていてオープンスペースでの飲食が楽しめる。こういうワークスペースがこれからの季節に最適。

このシートはシーズンによって取り払われるらしい。中から見たらこういう感じ。この大きな引き戸がより開放感を演出する。ニクイ。

このへんの設えは先日紹介した「喫茶ランドリー」によく似ている。

席数はざっと36席、テラスを入れて40席ぐらい(かな)。コワーキングなら、もう少し減らしてもいいかも。全体的に広すぎず狭すぎず、適度なコミュニケションが図れる距離感とゆとり感。←ここがポイント。

これぐらいなら、イベントをやるにも無理がない。

それと厨房があるということ。レストランだから当たり前だが、コワーキングにもキッチンは今や不可欠。これがあるのとないとのでは、飲食を出すことだけでなく、イベント企画にも雲泥の差がつく。当然、収益にも関係する。

さらに、写真はないが2階も利用可能。こっちでもヨガ教室やハンドメイドのワークショップなどイベントやってもいいし、例えば、子供さん連れのコワーカーのための託児サービスがあってもいい。更に屋上もいろいろできそうだ。

要するに、「コワーキング曼荼羅」のいろいろなテーマでコトを起こせる。

となると、いっそのこと宿泊施設があってもいい。

いい、って勝手に言ってるが(スミマセン)、高浜には8つの海水浴場があり、「どの海水浴場も白い砂浜、遠浅で、バツグンの透明度を誇るキレイな海で、それぞれに特徴があり、様々な遊び方を」楽しめる。

実は高浜町のビーチは、1985年にフランスで誕生した「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」に与えられる世界で最も歴史のある国際環境認証制度「ブルーフラッグ」の認証を受けている。

ビーチにはキャンプ場もあるけれど、コワーキングに隣接した宿泊施設があると、いわゆる仕事を持ちながら移働するリモートワーカー、デジタルノマドには喜ばれると思う。

で、そういうワーカーは数日間滞在する傾向があるから、いわゆる高浜町の関係人口づくりにコワーキングが貢献することになる。そう、まちづくりにコワーキングが役に立つ。

宿泊施設付きのコワーキングは、近年、各地で開設されている。コロナ禍以降の新しい働き方としてリモートワークが常態化してくるにつれて、この傾向は当分続くと思われる。ローカルのまちには必ずコワーキングがある、という時代にすでに入っている。

以前紹介した、兵庫県佐用町の「コバコ」さんも自前で宿泊施設を持っている。ちなみに佐用町は、人口14,931人(2024年5月31日時点)。そこへ外からやって来る人と地元との接合点として、コワーキングが機能している。

ついでにサウナもあると尚いいかも。以前、コワーキングツアーで佐渡ヶ島に行ったとき、お世話になった「pearch」さんがそれ。

それにしても、「ブルーライトヨコヤマ」って、いい名前をつけたものですね。絶対忘れない。ことに昭和の人は。もちろん、BGMに「ブルー・ライト・ヨコハマ」がかかってた。冒頭の今日のBGMがそれ。

実はここには、6年前に「コワーケーション、やろう」と若狭和田にはじめてきて、コワーキングツアーをやった。

そのロケハンに来たときのことはこちらに。

あ、ここに工事前の写真があった。

聞けば、店主の横山さんは腕っこきのイタリアンシェフで、大阪で複数の店舗を経営した後、6年ほど前に高浜に移住。以後、「ブルーライトヨコヤマ」をやりながら料理教室もされてるとかで、その教室に通うために大阪からも受講生が来られるんだそう。

というか、横山さんの料理を食べたいがために、「ブルーライトヨコヤマ」をめがけて各地からやって来るんだそうで、これ、頼りになるコワーキングマネージャーがいることろにコワーカーがやってくるのと同じ話。

つまり、ファンね。納得。
コワーキングマネージャーもファンがいてナンボです。

ということで、今日はこのへんで。


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