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生活圏内にガッツリ根を張る生活協同組合のコワーキングについて:今日のアウトテイク#204(2024-06-09)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※コワーキングマネージャーのための読書会、やりますかね。

#今日のBGM

#今日のコトバ

"他人の目を気にしていては、いつまでたっても囚われの身だ。"
(老子)

Thursday wisdom:

Posted by Daniel Pink on Thursday, June 6, 2024

#オンライントークセッションは今夜19時から

19時からやりますよ。視聴したい方は、このイベントページで「参加表明」しておいてください。

よろしくお願いします!

#cosacベータ版リリース、テスト参加いただくコワーキングスペース募集中!

このたび、全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と収益の分配を実現するアプリ「cosac」のベータ版がリリースされました。

サイトはこちら。

そこで今回、ベータ版リリースに際しまして、ベータ版テストに参加される「コワーキングスペース」を募集しております。ベータ版テスト用アカウントは無料です。

参加ご希望のコワーキングスペースの方は、ぜひ、以下のページからお申し込みください。

よろしくお願いします!

#うまいネーミングに唸った

なんとまぁ。551蓬莱のコピーならぬジェネリックが現れた。なんとうまいネーミング。

東京の人は嬉しいでしょうね。元々、創業者一族の方がはじめられたそうだからレシピもバッチリと。なんでジェネリックなのに本家より高いのかはさておき。

でも、こんな風にして三宮一貫樓の豚まんが出てきたら、やっぱりイヤかも。 551より美味いだけに。(個人の感想です。)

#生活圏内にガッツリ根を張る生活協同組合のコワーキングについて

ローカルネタで恐縮だが、これは日本中の地方で同じことが起こっていると思うので、取り上げる。

2ヶ月ほど前に、生活協同組合コープこうべが今年秋に3店舗の閉店を検討している、という話を書いたが、

その続報が入った。

生活協同組合コープこうべは、兵庫県と大阪府内にある計135の店舗のうち、閉店候補となるぐらい経営不振の店舗がさらに23店舗もあるんだそう。つまり、全店舗の20%が「危険水域」にある。これはちょっとキビシイ。

基準は、売り上げに対する赤字の割合が8%以上か、4%以上で冷蔵機器など設備に課題があることだ。

とのことで、「閉店しそうだと事前に分かれば、もっと買い物に行くのに」という組合員の声に応え、23年度から、閉店候補の店を周知して利用を促しているという。

また24年度から、閉店候補ではないが、基準に触れる店の周知も始めた。その対象の23店も、店ごとに「千円当たり48円の赤字」などと、ありのままを開示して利用を呼びかけている。
(略)
23店の周知について「営業終了候補店にならないよう、早めにお伝えしている。

もはや体裁を繕っている場合ではない、沈没しそうだから皆一緒に水をかき出してくれ、という願いがヒシヒシ伝わる。

ただ、生活協同組合という組織の特性もあるけれども、組合員の多くは一般のスーパーマーケットと同じと見て利用しているのが現状だから、効果は薄いのではないかしらね。

日用品や生鮮食品など、従来スーパーマーケットで買っていたものが他のルートでも購入できるようになってきたことに加えて、地域住民の人口も減る一方だ。

候補店舗のリスト見れば、郡部に偏らず、結構、住宅街の中にもあるので、かくなる上は立地を活かして他の業態に転換することも検討すべきではないだろうか。

先の記事でも、

こうしたスーパーマーケットは市民の生活圏内にあるのが普通だ。そこで提案だが、せっかくの拠点を閉店ではなくて、組合員の、地域住民のためのコワーキングに転用するのはどうだろうか。

と提案したけれど、今後、ますます生活圏内のコワーキングはニーズを増すから検討する価値はあると思う。以下、自分の記事から引用。

パンデミックのせいで通勤の必要がなくなり、コロナが落ち着くとともにオフィスに完全に戻るより、フルリモートもしくは、週のうち在宅ワークとオフィスワークする日を分けるハイブリッドワークが浸透し始めた。おかげで、毎日、通勤をしなくてよくなった。それはよかった。

ただ、自宅で仕事ができる環境にないワーカーも多い。というか、たいていそうだ。ではどうするか。自宅に近いところにあるコワーキングを使う。当然の選択だ。

企業もその費用を負担する。オフィスなら不動産賃貸借契約によって月々の家賃から保証金から光熱費からかかってくるが、コワーキングは利用契約なので、利用時間または日数に基づいて料金(家賃ではなく)を払えばいい。ついでに、通勤手当もなくなるので、企業も大いにコスト節減になる。

毎日、エネルギーを消耗していた通勤がなくなるというだけでワーカーのハッピー度はぐんとアップする。だが、それだけではない。これまでその通勤に要していた「時間」という資産を取り戻すことができる。

その時間を他の仕事や家族との時間に使える。おまけに、これまで疎遠だった地域のコミュニティにも参加できるようになる。いわゆる町内会をコワーキングを軸に運営することも可能になる。

協同組合の性格からしても、市民生活に欠かせないインフラとしてコワーキングの運営をすることは、まったく矛盾していない。

で、ここでも「コワーキング曼荼羅」が役に立つ。これらのテーマを持つ市民のカツドウをサポートするコワーキングが理想。

組合員は一般利用より安価な利用料金に設定してもいいし、もし、同じ状況にある他の店舗と横展開できるなら、組合員であればどこでも利用できるようにするのもいい。

うち(カフーツ)の場合、コワーキング協同組合の組合員は組合員料金が適用されて、一般利用より安い。

ちなみに、協同組合がコワーキングを運営している事例は、日本ではまだ少ない。ざっと調べたところ、ヒットしたのは東京のこちらだけだった。これは、ぼくも迂闊でした。

運営主体はこちら。

ちなみに、海外ではちらほら見かける。が、まだ少ない。

時代は刻一刻と変わりつつある。商品を売ることよりも市民の求めるものは何か、それに対して「協同組合」として提供できるものは何かを考えたい。

もちろん、店舗の一部もしくは全部を改装してハコだけ作ればいいわけではない。しかし、すでに地盤ができているのはアドバンテージが高い。これまでの店舗経営の中で、地域住民と人間関係もできているはず。←ここをうまく活かす。

市民の生活、ライフに関わる事業はコープ、協同組合にはうってつけだと思う。

ということで、今日はこのへんで。


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