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日本茶淹れ手コンテスト静岡大会2位でした

お世話になっております、神﨑です。

先日、淹茶選手権に競技者として出場させていただきました!

このような機会を作ってくださった審査、運営の方々、並びに参加した競技者の皆さん、

そして、ご視聴くださった皆様、応援してくださった皆様

ありがとうございました☺️

審査員賞は2位をいただきました。

アーカイブが残っていますので、まだご覧になっていない方や、もう一度見たい方はこちらからお願いします!

空港からのライブ配信だったので、説明が聞き取りづらい部分や見えない部分も多かったと思います。

解説、というほどではないのですが、「この人のお茶が飲みたい」と思ってもらえるために、何をしていたのか、何を考えていたのかについて言語化してみたので共有させていただきます。

【課題茶】 こがねみどり
【飲んだ感想】 強烈な旨味と火入れ香、在来種の刺激
【最終仕上げ】 形状のいい部分のみを当日に選別
【水】 83度(軟水)
【急須】 常滑網急須
【1煎目抽出方法】 200ミリリットル 70度(中高温)で抽出
【1煎目の狙い】 うまみと苦渋味、香りのバランス。特に在来感の抽出
【2煎目抽出方法】 200ミリリットル 85度(高低温)で4抽出。抽出液に80ミリリットル加水
【2煎目の狙い】 旨味のお茶でつかれた胃をやすめる。

【フリー茶】 静岡県牧之原市 釜炒り茶柴本 いんざつ 秋芽 釜炒り緑茶
【釜炒り茶柴本】静岡大会ということもあり、静岡のお茶を選択。牧之原。蒸し製がほとんどの静岡において、斬新性と古の復興の融合の観点から釜炒り茶を使用
【品種 いんざつ】インド系のアッサム種との配合のため、香りは中国種にはないものがあるが、細かい茶葉になると苦味が出やすい
【秋摘み】春に比べて、うまみの少ない秋の芽は、香りの華やかさが逆に春めいている。マスカットのような香り、あるいはリンゴの王林を思わせるフルーティーさがある。小葉種ではふじかおりに近い香り。
【緑茶】釜炒り茶柴本のラインナップにもある紅茶、烏龍茶と悩んだが、うまみになじみのある静岡ということもあり、香り重視でありながらうまみもとって緑茶をチョイス
釜炒り茶特有の香りと、浅蒸し茶のような青い香りがある。
【最終仕上げ】
課題茶と同じく、本番に合わせて芽の形状のいい部分のみを選別した
【水】 83度(軟水)
【急須】 ガラス蓋碗
【1煎目抽出方法】 洗茶後、200ミリリットル 90度(高中温)で抽出
【1煎目の狙い】 煎がきくようにつくられているため、お湯を含ませて茶葉を開かせた。香りの抽出
【2煎目抽出方法】 200ミリリットル 95度(高温)で抽出。
【2煎目の狙い】 奥の香りとあじわい




取り急ぎ以上になります。(2022/01/24現在)

まだオンライン投票も受け付けておりますので、どうぞ淹茶計画をよろしくお願いいたします!


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