⑱闘病の一年(秋~冬)
8月も、また、1週間くらい通院して輸液となりました。。。
約二か月おきに毎日輸液が必要な状態となり、今回で3回目です。その間も、輸液こそしないまでも、数週間おきにしんどそうな状態になっていました。
今回もぜったいよくなる!そう信じて人間もがんばりました。
幸いだったのは、グレは貧血以外には肝臓も腎臓もわるくないということでした。そして量はすくないものの、食べることに貪欲というかおいしいものが好きな気持ちが強い子だったのも幸いです。
* * *
体調わるいストレスのせいか、自分で毛をむしってしまい、ところどころハゲが・・。それがどんどん広がってしまいました。。。
血がにじむほどだったので、猫エイズで皮膚が弱くなっているかもしれないと思い、たまたまいつもの病院がお休みだったため、近くの夜間救急へ。昼間でしたが特別に診てくれました。皮膚のほうは、特に虫や菌などではなく、様子を見ることに。そして、猫エイズについても、お口の中もキレイだし、猫エイズの所見はないので、貧血は別の原因があるかもしれないとのこと。それを調べるには高度医療機関に行く必要があります。ただ、通院のストレスや疲れで体調わるくなってしまっては元も子もないので、しばらく様子を見ることに。
3回目の輸液通いも、9月になってなんとか食べてくれるようになり、回復してきました。お外にいたら食べ物飲み物を口にしなくなった時点で、もう死んでいたかもしれません。。。そう考えると、グレは3回生き返ったのです!すごいよグレぽん!
そして10月は体調崩さずに過ごせ、11月1日にはみなさまの多大な応援をいただいたニャンフェス写真コンテストでグランプリをいただきました!!!
だんにゃが(勝手に)軽い気持ちで応募したものでしたが、いままでグレを見守ってきてくださった皆様のために、ぜったい一位になりたいと思いましたし、一位になることで、グレも飼い主も、これからの闘病をがんばる勇気をもらえるとおもって、今考えると「なんでそんなにムキになったんだろう?」っていうくらいがんばりました(笑)
票をいれてくださった皆様、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
義母が「グレはこれに勝てば病気にも勝てるとおもうわ。」と何気なく言ってくれました。
そのおかげか、11月も12月も、輸液が必要な通院はありませんでした。
そして、11月7日。
グレがうちにきてくれて、1年がたちました。ずっと目があかなかったグレぽん。「1か月ももたない」といわれたグレぽんが、1年頑張って、体重もすこしづつ増え、元気になってきてるんです!!やっぱりグレは強い!!
そして、グレと過ごす、二度目の年越しです。
振り返れば、この一年、ひとときも心休まることはなく、春も夏も秋も冬も、病気と闘いながら、なんとか過ぎた一年でした。
猫さんの一年は、人間の七年とも言います。。。
グレはそんなに長い間、あんなに小さい体で一人で耐えてきた。
2022年は、春夏秋冬、楽しく、元気に、一年を過ごしてもらいたいと願いを込めて、グレぽんカレンダーをつくりました。(^^)
グレ、あけましておめでとう。
(つづく)