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書籍レビュー:がん診療における対話力をみがく

・本を手に取ったきっかけは?
緩和ケアの勉強をしていた時から1年くらい経ち、外来診療の成長が頭打ちな感じがしていたため、コミュニケーションスキルの勉強をまたしたいと思っていました。
特に医療コミュニケーションの指導者がいない中で、同スキルをみがくかに難しさを感じていました。

・どんな本・どんな人におすすめ?
医療コミュニケーションは練習で上手になると言われますが、指導医に外来や面談を見てもらえるという贅沢な環境は少ないと思います。1人でも上達できるtipsを知ることができます。

・何を学んだ?
椅子の配置を工夫するなど、すぐにできるところから、目の動きをみて感情や考えていることを想像するといったちょっと練習が必要なものまで、幅広く紹介されています。
外来の前に立ちあがって招き入れるのは僕もしていましたが、その時に足が地面と接していることを意識するというのはマインドフルネスにもつながり、特に自分が緊張しているときにメタ認知を行いやすくなって有用でした。

・まとめ
医療現場のコミュニケーションスキルを1人でも練習できるtipsが満載の1冊をご紹介しました。


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