天皇賞・秋を考えてみる男

皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

自分はと言うと、秋華賞と菊花賞でやられこの1週間は落ち込んでいました。しかし、立ち止まってばかりいられない。前進あるのみ。

天皇賞・秋を考える！！

どうやら週末は晴れ模様、良馬場でやれそう。全頭がベストなパフォーマンスで戦えそうなのは何よりです。

（モズベッロとかは渋った方が良かったかも知れないですが・・・・）

さて、結論からいきましょう。

◎グランアレグリア  　（推定2番人気）

○コントレイル  （推定1番人気）

▲エフフォーリア （推定3番人気）

☆カレンブーケドール （推定4番人気）

このまま天気に大きな変動がない限り、この4頭でいいかと思います。

上位人気に印付けているだけで恥ずかしいですが、仕方がないですね。ここに向けての調整やレベルが抜けています。

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【コースについて】

（出典:netkeiba）

例年通り、東京2000mを使用。

1コーナー奥のポケットがスタート地点で、コーナーは3つ。最初の2コーナーまでの距離は約130m。直線は525.9mで、新潟外回りに次ぐ日本で2番目の長さ。3コーナー手前に高低差1.5m、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3～4コーナーは緩やかなカーブ。

2コーナーに進入するまでの距離が短い為、外枠が不利なコースの形態となっています。

天皇賞（秋）はＢコースを使用。4回東京開催は最初の7日間がＡコース使用であるため、今週からコース替わりとなる。内ラチ沿い3m分、綺麗な芝を走れるようになる。

ということは必然的に内有利です。

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【血統について】

キングカメハメハ系は過去8年の結果「4-0-1-16」

8年で4勝あげている。内2勝はアーモンドアイ。

残りの2勝はラブリーデイとレイデオロ。

ディープインパクト産駒は何と2着が7回。

昨年はフィエールマン、一昨年はダノンプレミアム。

とはいえ2番人気以内だったディープ産駒は、ジェンティルドンナとエイシンヒカリのみなので、データとしてどこまで参考になるか・・・

さらにディープ×ノーザンダンサーの組み合わせは、7回中6回と驚異的な数字なのも覚えておきたいですね。

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【調教について】

「コントレイル」

1週前追い切り  栗東・CW・良
6F 79.4-63.7-49.7-36.9-12.2（馬なり）
ホウオウアマゾン（一杯）の内0.6秒追走・1.3秒先着

最終追い切り　栗東・坂路・良
800m 51.7-37.3-24.2-12.1（馬なり）

時計と動きからここを勝ちに来ていると考えます。メイチ仕上げでしょう。

「グランアレグリア」

1週前追い切り　美浦・南W・稍重
6F 81.7-66.4-52.1-38.4-12.3（馬なり）
ゼノヴァース（馬なり）の内0.8秒追走・0.4秒先着

最終追い切り　美浦・南W・稍重
6F 80.0-65.0-51.2-37.3-11.7（馬なり）
コントラチェック（末強め）の内1.2秒追走・同入

手術の影響等は感じられない藤沢渾身の仕上げと考えます。メイチ仕上げでしょう。

「エフフォーリア」

1週前追い切り　美浦・南W・稍重
6F 86.1-69.1-52.8-37.8-11.3（G前仕掛け）
マッチレスノヴェル（強め）の内0.3秒追走・0.2秒先着

最終追い切り　美浦・南W・稍重
6F 86.3-69.3-53.6-38.5-11.3（馬なり）
レッドライデン（馬なり）の内1.2秒追走・同入

春からの成長は感じるものの、次を見据えた仕上げと考えます。有馬記念に出るならそこで狙いたいです。

「カレンブーケドール」

1週前追い切り　美浦・坂路・稍重
800m 51.8-37.8-24.8-12.4（一杯）
ボスジラ（馬なり）を0.3秒追走・0.2秒先着

最終追い切り　美浦・坂路・良
800m 52.0-38.1-25.4-12.7（馬なり）
ボスジラ（馬なり）を0.3秒追走・同入

国枝調教師も前走の宝塚記念より今回の方が断然いいと発言しています。ここでも相手なりに好勝負と考えます。

「ポタジェ」

1週前追い切り　栗東・CW・良
6F 85.7-68.1-52.9-39.2-12.0（馬なり）

最終追い切り　栗東・ポリ・良
6F 85.4-67.6-53.1-39.5-12.2（馬なり）

前走からの上積みがあるようには感じません。もう少し先の馬ではないでしょうか？ ただこの馬も相手なりでそれなりに走るイメージ。

「ヒシイグアス」

1週前追い切り　美浦・南W・良
6F 84.4-67.9-53.0-38.6-12.2（馬なり）

最終追い切り　美浦・南W・稍重
5F 68.7-53.0-38.4-12.2（馬なり）
カフェクラウン（馬なり）の外0.6秒先行・同入

堀調教師が一週前に「大阪杯を考えていたが回復が遅かったので断念。一度体を緩めると、締めるのにとても時間がかかる馬。ぎりぎり間に合った印象」と発言しています。

最終追い切りでは「後ろの馬に反応して引っ張り切れない手応えでした。息遣いは若干悪かったですが、2週前に比べればだいぶ良くなっています。週初めは元気がいいのに、追い切ると回復に時間がかかるサイクルがずっと続いています。カイバは完食しているので、レースまでに心身のバランスを修正して臨みたい」とマイナスなコメント。

長期休養明けでこの感じは評価できないです。

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【ピックアップデータ】

①馬体重480kg以下は勝ち切れていない

②当日2番人気以内の関東馬は、複勝率100%

③6歳以上は軽視

④上位人気3頭の騎手は、菊花賞の上位3頭の騎手と同じ

⑤ルメール騎手は今年の菊花賞まで、G1レース14戦して全て5着以内

⑥ルメール騎手は天皇賞秋を3連覇中

⑦今回は福永先生のレース展開分析がある

これまで全4回で馬券内3回、掲示板1回

・天皇賞・春 展開ほぼ全一致で1着

・日本ダービー 展開ほぼ全一致で1着

・宝塚記念　キセキが上手くスタートしたら、正攻法でレースする宣言。惜しくも5着

・秋華賞　展開ほぼ全一致で3着

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【総評】

◎グランアレグリア

調教後の馬体重 504kg （前走502kg）

文句の付けようがなく、データからも最も減点のない1頭です。

距離の不安や喉の手術など、怪しい点も当然あるが展開とジョッキーが味方してくれると考えられます。

調教の乗り込み量も十分でしょう。

最終追い切り後のルメール騎手のコメントでは、
「元気、良さそう。すごくいい追い切りをしてくれた。状態はほとんどトップになりました。手応えはとても良かったし、呼吸も良かった。本当にうれしく思います」と発言しています。

喉の心配はしなくて良いんじゃないでしょうか。そもそも心配があるようなら藤沢先生は使ってこないはずです。

馬券内は堅いと考えられます。

○コントレイル

調教後の馬体重 468kg （前走472kg）

2着に該当するデータに多く当てはまっています。

調教後の馬体重が減っていることも気掛かりで、福永騎手のコメントでも「今は2000mがベスト」と言っています。調教の時計と動きからも段々マイラーの様になってきているのではないでしょうか。

大阪杯の時もかなり動いていて、そこから大きな成長が見受けられないです。馬体重も増えていないので、若くしてすでに完成していた様に思います。

現在は完成しきったトップコンディションを意地して頑張っている状態と考えられます。

憶測でしかないですが、馬の成長についてハッキリと語る福永騎手が記者会見で「成長している」とは言わず、「完成している」と発言しているのも気になります。

得意の東京競馬場、1枠1番を引いたこと、今後種牡馬としての道があること、種付けの金額面等、ビジネス面で考えるとここは負けてはいけない舞台ではあります。

気になる点は多いですが、応援している3冠馬。グランアレグリアとの激突に期待します。

▲エフフォーリア

調教後の馬体重 522kg （前走510kg）

血統面も良く、先行して押し切る横綱競馬も魅力的、何より皐月賞とダービーでお世話になった馬なのでこちらも応援したい気持ちはあります。

フォトパドックを見てムキムキになっている姿に驚きました。

夏を越してかなり成長していることが馬体からも伝わります。

気になったのは調教で、悪いという訳ではないですが次を見据えていると思いました。有馬記念に出るならその時がメイチではと期待している。

ここで勝つようなら強すぎてお手上げです。どこに出てきても逆らえない状態となります。

☆カレンブーケドール

調教後の馬体重 488kg （前走480kg）

調教は発言からもあるように、宝塚記念時よりも良化しています。

相手なりに走る馬でなかなか勝ち切れませんが、能力は上位です。

昨年のジャパンカップでも、コントレイルと同斤量でタイム差なしの4着。

ディープ×ノーザンダンサーは、天皇賞秋で2着の多い血統ですね。

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これらのデータから、こちらの4頭で決まるのではないかと考えています。

グランアレグリアとコントレイルの1、2着固定。1、3着固定。の3連単で勝負しようかな？

ただ、オッズ次第ではパスする可能性も....

3連単で8倍〜12倍程度だと、「リスクの方が大きいのでは？」と思ったりもする。

賭けずとも、世紀の1戦であることに変わりないのでとにかく楽しみましょう！

もう少し悩みたいと思います。

おわりっ