学校は環境の提供だと思う

新型コロナウイルスの影響で大学の授業がオンライン授業になってしまった。いつもの授業をアプリなどを使って、スマホやパソコンで生配信するようなものだと思っていたら全然予想と違って、用意された資料を見て課題をネットで提出するという簡単なものだった。学校でしていることと、ほとんど一緒なのに、勉強した気がしないし資料を見ても何のことかさっぱりわからない。最初は「オンライン授業っていうのがあるなら学校ってもう必要ないんじゃないのかな」って思ったこともあったけれど、やっぱり先生の聞き取りやすい話方や分かりやすい解説があるから、賢くない私でも理解することが出来ていたんだなと思った。
  そしてなにより、学校という勉強する場所と決められた場所がなければ私は勉強が出来ない。家にはゲームやお菓子、テレビやスマホたくさんの誘惑があちこちにあって勉強なんてとてもできない。「暇だから勉強しよう」なんて考えにもなれない。ネットがあれば、買い物も食事も仕事も家で出来てしまうこの時代に、「学校に行く意味なんてあるのか」とも思ったが、私は学校がないと勉強をするのが難しいと改めて思った。この自粛期間で今まであたりまえに出来ていたことに、とてもありがたみを感じている。

 

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