後藤ひとりが脳みそに焼き付いてしまった男の話
最近の話だ。
とても困ったことがある。
とあるキャラクターのことが脳に焼き付いてしまい、事あるごとにフラッシュバックする症状に見舞われているのである。
何をしてても。
何を見てても。
いつも、視界の端に彼女が居るような気がして、作業の手が止まる。
彼女のことを考えすぎて考えすぎて、イカれてしまう。
それすなわち。
僕の脳みそに対する危機(インシデント)の発生である。
では、インシデントが発生した現場でやるべき事は何か?
当然、その原因の究明、排除、そして是正である。