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【ADV1-PCG8(PCG9,WCP)】ジュカインメイン3種の概要とレシピ

寒天といいます。最近は主にADV-PCGシリーズのポケカについて記事を書いています。
今回はジュカインのデッキについて書こうと思います。先日行われた「伝説の飛翔オフ」で4連勝し優勝することもできました。その時の自分の記事大会結果の記事も書かれていますのでご覧ください。

イベントで使用したレシピ

ジュカイン

ポケモン:23枚
1:ラティオス☆
4:キモリδ
2:ジュプトルδ
1:ジュカイン(ADV1)
1:ジュカインex(ADVex1)
2:ジュカインexδ
2:ポッポδ
2:ピジョット
1:ゼニガメ(PCG1あわ)
1:カメックスδ
1:アクア団のチョンチー
1:アクア団のランターン
1:ジラーチ
1:ラプラス
1:ミュウδ
1:チリーンδ

サポーター・トランシーバー:15枚
4:ホロンのトランシーバー
2:ホロンの導師
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
3:ダイゴのアドバイス
3:ロケット団の幹部
1:ウツギはかせの育てかた

スタジアム:1枚
1:巨大な切りかぶ

トレーナー:14枚
1:勝利のリング
4:ふしぎなアメ
4:暴風
4:ポケモン回収装置
1:逆転!マジックハンド

エネルギー・ホロンのポケモン:7枚
3:草エネルギー
1:ホロンのコイル
3:ホロンのポワルン

ラプラス+ウツギをピジョット2枚とどちらにするかと、エナジートランスジュカインを1枚増やすかは最後まで迷いました。


デッキの概要


相手に合ったジュカインに進化させて戦います。またマッハサーチが使えそうならピジョットを先に立てて、その他サブのポケモンも役立ちそうなものを適宜出していきます。進化ポケモンも多いので違和感があるかもしれませんがいわゆる「バレット系」に当てはまるデッキといえるかもしれません。

ADVシリーズが最新の時代は上のレシピのうち草タイプのジュカイン2種を使ったものはある程度使われていました。流行のバシャーモに弱点を突かれるのは痛いですが、マグマ団のグラードンやホエルオーex、ニドクインなどの草弱点も有力だったことや相性がいいeシリーズのポケモンナースが使えたことが追い風でした。
またPCG後期はジュカインδを複数ライン入れてメインにしたデッキも具体的な実績こそなかったものの当時何回かは目にしました。ただこちらはオニドリルδなどを使ったデルタ種だけを使ったものがほとんどでした。
今回のPCG最終期に複数のジュカインを使った組み合わせはほとんど見られなかったと思います。私も当時は使ったことがなく、去年の終わりから構想を始めて今月になって使いだしたデッキです。


このデッキの強みと弱み

メリットは大きく分けて2点あります。

メリット1:ジュカインδを複数枚採用できる
ジュカインexδのエクストラリキッドは以前別ブログでも個別に書いたようにこの環境では強力なもので、あらゆるデッキにタッチされる可能性があります。ただし1枚ずつの採用だとサイド落ちしてしまったり、対策する側もポケモンリバースやマジックハンドで呼び出して突破できるようにしていることも多いです。回収装置でもう一度用意できるとしてもアメを抱えていなければいけないし、山に戻した場合サーチし直す手間などがあり簡単にはいかない場合も多いです。
このデッキではジュカインδラインがかなり多く採用されているためサイド落ちの心配がなく、ジュプトルも複数採用されているため倒されてもすぐに復帰することができるでしょう。デッキによっては速攻でキモリを倒されるのも響き、アメとジュカインが揃うまで保持していたら幹部を使われるといったうまくいかないケースもありえますが、キモリを出したり呼ばれて倒されることにほとんどリスクがなくなっているのも安心です。


メリット2:エネルギー加速・移動系ポケパワーの中で最も止められにくい

ADV1ジュカインの比較として同じようにエネルギーを移動させて戦うわるいカイリュー、フシギバナex、サーナイトδなどが挙げられます。またエネルギーを手札やトラッシュから加速させるのも似た動きになりやすくライバル関係にあると言えるでしょう。
これらと比べてジュカインが優れているのは草タイプの非exということで、PCG4のルナソル、バトルフロンティア、ホロンの聖跡といったあらゆる特定のポケパワーを止めるカードの対象外になっています。そして何よりも自分のジュカインδで止まらないのが大きな利点です。最近自分の認知しているPCGレギュ環境ではこれらのカードの採用が増加傾向にあるため妨害を最小限に抑えられそうなジュカインが安定しているのではないかと思いました。


以上の2点を同一の進化ラインで両方満たすことができるので活躍できると思い、今回使ってみることにしました。

デメリット:能力の低さ
一方デメリットもあって、特にジュカインラインの純粋な能力の低さが目につきます。
草タイプの2種は効果こそ個性的なもののPCG後半のカードと比べてエネルギーに対するダメージが明らかに低いです。ジュカインδも終盤は100を超えられるものの、序盤は2回で150にならないくらいでこれだけで戦い続けるのはやや不安が残ります。進化前もかろうじてデルタ種がいるもののHPが低い上に攻撃力もなく、デルタ種以外のものを見ても特筆するようなキモリ・ジュプトルともになさそうに思います。エクストラリキッドが刺さったり弱点がつければいいのですが、何も影響がない単純な殴り合いになった場合劣勢になりやすいでしょう。


採用カードの解説

上のレシピに入っているカードの説明をしていきます。
特定の相手に対して使う動きはこの後の項目で言及します。

ポケモン

・キモリδ4、ジュプトルδ2
先ほども少し述べましたがデルタ種以外で特に強いのもいないのでポワルンや冒険家との兼ね合いで自然とδ種を入れればいいでしょう。
一方で1ゲームで3回はジュカインを立てたく、進化元としては欲しいのでこれくらいは入れたいところです。

・ジュカイン

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エナジートランスで草エネやポワルンを移動させてその時々に合ったポケモンで戦います。エネ移動はエネ加速に劣る面もありますが、マジックハンドを連打してきてエネルギーを枯渇させるような動きを無効化できるなど独自のメリットもあります。
タイプのおかげで止められにくいですが、初期のカードなので攻撃力が不安定で、逃げるも3必要とポケパワー以外のスペックに難があります。


・ジュカインex

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グリーンヒールはかなり強いワザで、ダメカンを場にばら撒いてあとからまとめてとるような相手全般に有効です。
他2つのワザはややインフレについていけていない感もありますがクリスタルビーチが貼られていても使える点は評価できます。いずれにしろ極力トランスのジュカインと両方いてこそ強いので準備しましょう。


・ジュカインexδ

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先ほどもリンクがありましたが外部ブログで一度個別に記事を書いたもので大体説明ができているのでそちらをご覧ください。ハイスペックなのでどのゲームでも大体進化させますが、エクストラリキッドのために真っ先に準備すべきか、終盤のパワーリベンジのために後からでいいかは相手によります。

・ポッポδ2、ピジョット2
基本エネルギーやδではないexなどがいるためマッハサーチの重要度が高く、やはり必須カードです。ただしこのデッキは全体的に特定の対策カードで止まらないことをコンセプトにしているためピジョットの枚数が少なめです。

・ゼニガメ1、カメックスδ1

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弱点を消すポケボディーも闘ポケモンのアタッカーとしてもどちらも活用します。タイプの組み合わせが絶妙で、デルタ種のないゼニガメをあえて入れる意味があるほど重要なカードです。


・アクア団のチョンチー1、ランターン1

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あまり見ないカードと思います。主な役割はライトアップで草エネを加速し、エナジートランスで別のポケモンに移すことです。ターン1回で自身にしかつけられず、毎回20ダメージ受けてしまうのでエネ加速としては最低の質にも見えますが、1進化であってかつジュカイン同様あらゆるポケパワー封じの対象外になっていることで差別化できています。ポワルンとチリーンのおかげで手札に草エネがあることは意外と多いです。またあまり多用はしませんが自分が気絶するまで使うことができるのであえて自爆してベンチをあけたりマジックハンドやパワーリベンジを活用させることもできます。

・ジラーチ1
キリンリキが一定数いると考えて最低枚数の採用にしました。

・ラプラス1
ピジョットが少ない分導師からラプラスをサーチし、ラプラスでウツギをサーチするギミックを採用しています。
このデッキにおいてはジュカインδを最速で準備することが勝敗に直結する相手もいるためそちらの目的で使えることも採用理由になっています。

・ミュウδ
過去に個別記事で書きましたが、主にハッサムexを倒すために入っています。その他ワザで展開するポケモンが相手なら序盤に、高ダメージを出す相手なら中盤以降にアタッカーとしても使えます。また隙も大きいですが、一応ポワルンをつけてエクストラドローを使うのも視野に入ります。

・チリーンδ
草エネルギーをコンスタントに回収できるようになるので便利です。

・ラティオス☆

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草エネルギーが入っているおかげでこのカードが使えます。
ジュカインの攻撃力がもう一歩という所なので相手の2進化への決定力を増やせます。


サポーター

順当に強いものから順番に入っています。チリーンのためややホロンサポが厚く、ラプラスのためウツギが入っていますがほぼ普通の配分です。

スタジアム

切り株は相手のスタジアムを壊すための暴風5枚目のカードとしても使え、役目を終えたラプラスやランターンを整理するのにも役立つので最も合っているでしょう。

トレーナー

このデッキはポケモンを1枚ずつにしてリングと回収装置で枚数を疑似的に増やして何とかバランスをとっています。また立ち上がりは遅いのでマジックハンドは大体有効に活用できます。

エネルギー

どの色もほぼ最低限で、ぎりぎりの枚数です。
回収装置でポワルンとコイルを複数戻したりチリーンを何度も使って水増しします。


有力デッキとの戦い方

相性は相手の構築やタッチカードにもよりますが、ここではこのジュカインデッキで比較的勝ちを狙えそうな相手を中心に考えます。
過去にデッキレシピを載せたことのあるものは参考としてリンクをつけておきます。

サーナイトδ
ジュカインδが弱点を突くことができ、相手の封印もエクストラリキッドで封じることができます。ジュカインが立つまではピジョットが封印されてしまうので先か同時に用意するようにしましょう。
炎弱点なのでそのままでは火炎玉1回で気絶してしまいますが、カメックスも用意することで弱点を消すことができます。このカメックスへの封印もジュカインで抑えているためとても相性のいい組み合わせです。他のデッキにタッチされている程度の場合はポイントショート連打やマジハン+火炎玉で突破されることもありますが、今回はジュカインが何度も出せる他、ラティオスも攻撃に参加させたり一緒にいるセレビィexやハッサムexも妨害出来ているので色々有利な点が多いです。

わるいバンギラス
まず狙いたいのは相手のエネエネボンバーを封じることです。成功できれば手張りでしか用意できないため結果的に倒すバンギラスの数が少なくて済みます。防御面では草ジュカインexが相性がよく、グリーンヒールでスピンテールをほぼ無効化することができます。かみちぎるで気絶してしまいますが、こちらのジュカインはグリーンヒールをしている間は1~2枚しかついていないのでそこまで痛くなく、相手は5エネ+悪エネルギーも必要なので負担が大きいです。またスクランブルエネルギーがうまく使えないような先行させる展開を強要させることで息切れも期待できます。
場が整ったらカメックスで弱点を突くか、ラティオス☆で攻撃します。バンギラスは耐久面も強みですが、これらなら一撃で倒すことができます。特にカメックスは返しで倒せないことも期待できるのでぜひ用意しましょう。
まとめると序盤はジュカインδをすぐに立てるのを試み、先に爆発されてしまったら草ジュカイン2種類を用意するのを狙います。

ライエッグス
バンギラスと同様にグリーンヒールでパチパチや爆裂弾を無効化することができます。攻撃に関してはカメックスでライチュウの弱点がつけて、ジュカインδでナッシーの弱点がつけます。どちらも相手からは1回で倒すことができず、弱点がつけなくてもサイドを数枚取られた後のパワーリベンジや攻撃を受けた後の怒りの直撃でサイドを取れそうです。封印の結晶で妨害してきますが、これに対してはジュカインが2エネで攻撃できるようになるので暴風を節約することができます。切り株もダメカンが載ったポケモンや祠を壊しつつ相手の場も弱めるためとても効果的です。序盤は無理にサイドを取りに行かず、手厚く複数のジュカインと多くのエネルギーを用意するようにするといいでしょう。

カメルギア
ジュカインδでエナジーレインを止めるのが第一目標です。早く止めれば止めるほど取られるサイドが減るので真っ先に狙いましょう。止められれば相手は1枚ずつ、こちらはランターンで加速しながら戦えるのでテンポの差で優位に立てます。マジックハンドとミュウδやフーディン☆、ラティアス☆でジュカインδを倒してくるのを狙ってくることが考えられるのでジュカインがすぐに立て直せるまでは無理に先行しなくてもいいでしょう。

封印マグマ
まずは草タイプのジュカイン2種を用意して、サイドを4枚取られてパワーリベンジが100になりそうなところでジュカインδを作りたいです。
グリーンヒールで直撃弾やスタジアムのダメージ蓄積は防げます。ポイズンサークルはあと少しダメージが足りず、毒込みで10残ったグラードンにハギ老人を使われがちです。エネルギーに余裕があって回収装置も持っていたらしっぽビンタを狙っていくのもいいでしょう。
ヌオーやRソーナンスで5枚以上封印の結晶を貼ってきそうな構築の場合は極力暴風をキープして祠を壊すのに専念したほうがよさそうです。

ハッサム単
ミュウδのまねる振り下ろすで一撃で倒すのを狙っていくのですが、アクア団のチョンチーが鋼抵抗のたねポケモンなので相当耐えることができます。これに力の欠片を多用するとミュウを一撃で倒しにくくなってしまうのでいずれにしろ有利に戦えるでしょう。エクストラリキッドもスピードを遅らせるので有効です。進化ポケモンはジュカインδとピジョットだけ立ててベンチのミュウδに手張りを続け、チョンチーやHPの高い種ポケモンを壁にしていく方法が一番有効と思われます。

ジュペラミ
ジュカインδでシャドームーブを止めつつ3エネを要求できるのでとても有効です。その他ミュウでまねるのもサイド1:2交換が狙えます。ソルロックでピジョットが止まってしまうことが多いので、真っ先にピジョットを狙わずにポッポだけ出して相手がソルロックを出してくるか様子を見るのもいいでしょう。いずれにしろサイドを3枚取られたパワーリベンジか6枚サポを落としたまねるが効果的で、半端にダメージを与えるのが強くないので序中盤は場づくりに徹したほうがいいと思います。

ブイズex系
ジュカインδでほとんどのポケパワーを止められるので真っ先に立てたいです。ピジョットを優先してもエーフィやブラッキーに妨害されてうまくいかないことがほとんどです。アブソルexやレックexもエクストラリキッドの影響を受けて、グリーンヒールでダメカンを貯めるのも牽制できます。

フライゴンδ
サンダースexがサブのタイプはエクストラリキッドで止めやすく、フライゴンexもラティオスで倒せるので純粋な攻撃のし合いでは比較的戦いやすいと思います。フライex度が薄い加速メインで色々入っているタイプが相手の採用カード次第です。

ミュウex系
ライボルトexがメインの方は草exを立てられればグリーンヒール連打でダメージを受けずに済むのでそのまま場が育つまで待てばよく、他のポケモンもexが多いのでδexを立てられればテンポでも優位に立ちやすいです。
たねポケモン主体でロックしてくるタイプもエナジートランスでマジックハンドで飛ばされたエネルギーをすべて貼りなおすことができ、チリーンで回収できるエネルギーも多いので戦いやすい方だとは思います。

悪ヤド
パワーはロックされるのですがどちらのジュカインでも1:2交換できるので終盤の幹部での事故を期待すれば勝ち越しはできると思います。

化石ニョロトノ
水抵抗に加えてグリーンヒール連打で殴って引っ込むを無効化でき、バトル場で行動して来たらスラッシュダウンで一撃なので地道に化石を削っていけばいいでしょう。ホエルオーも大体同じ感じで、キュウコンやソーナンスもトランスしながら非exで戦えばヒールの差で勝てそうです。テッカニンは弱点を突かれるのでカメックスを立てる必要がありますが、基本打点はやはり低いのでほぼ同じ戦い方ができます。

マインレック
急いでジュカインδを立ててエネエネボンバーとドラゴンブースターを止めたいです。レックexはラティオスで倒すことができ、サンダーの飛翔も止めることができるので他のマイン系よりはマシに戦えます。

・レックウザexδ
相手を一撃で倒せないのがやや気になりますが、グリーンヒールの存在で全体に50ずつ与えてサイド差をつけながら追い詰めていく戦法が取れないのはいいところです。ピジョットやトランスジュカインは2回でやられて効率が悪いので最小限にとどめて、ジュカインexとカメックスを複数出してこちら2回:あちら3回の攻撃を要求してその差で勝ちたいです。


苦手な相手

いいところばかり挙げてきましたが苦手な相手も結構います……。

グロスカイリュー
ジュカインで止められるものがなく、リバースでピジョットを狙って来たり6エネトラッシュでジュカインを一撃で倒してきたりと殴り合いで不利になってしまいます。ラティオスやミュウでメタグロスを倒せるのですが、返しで少ないエネルギーで済んでしまうのであまりサイドレースにいい影響がありません。

オーダイルδ
ラティオスで倒せますが、特別ジュカインで勝っているところはなく引きずり出すでピジョットを倒して来たり、ミロカロスでジュカインの弱点を突いてきたりします。練習と大会でなぜかどちらも勝ったのですがただの偶然だと思います。

Sレック系統
まともなダメージを与えられるカードがないため途中から20くらいしかダメージを与えられなくなってしまいます。
オゾンフレイムしかできないタイプは水抵抗なのでグリーンヒールとスラッシュダウンを延々と繰り返して倒すことができますがこちらにまとまったダメージを与えてくるとジリ貧になってしまいます。

ヌオーδ主戦型
ジュカインの弱点を突かれ、カメックスのボディーも封印の結晶で消されてしまいます。サブアタッカーとして入っていそうなカードも苦手なものが多く、ヌオーを放置できないため倒すと封印の結晶が5枚以上出てくるのでそのうち暴風も尽きてしまいます。

マインコロロ
エネエネボンバーを止められればいいのですが、他のマイン系デッキよりも速度があるため間に合わないことが多いです。上のレシピだとエネコロロを簡単に倒せるカードもなく、マジックハンドでエネルギーかポケモンのどちらかを狙われてしまいます。

ウインディex
そのままでは弱点を突かれてしまい、こちらからの有効打がありません。総じて高速のデッキが多く、カメックスが間に合わないことが多いです。また構築上ベストという判断で採用しているもののHP40が多く駆け抜けるで効果的に倒されてしまうことも多いです。


入れ替え候補のカード

最後に上のレシピの変更案を提示したいと思います。不要に思えたカードがあったらこれらと差し替えましょう。

1:デッキパワーをあげる方針のカード

今入っているカードの枚数を増やす
単純ですが素引きしやすくなり安定感が増します。トランスジュカイン、ピジョット、ランターン、カメックスといったポケモンの他、切り株やマジハン、エネルギーとどれももっと欲しいカードです。

マグマ団のバクーダ
ルナトーンで止まるので入れませんでしたが、ランターンに足すことで加速手段が増え、3エネのワザも一気に使うことができるようになります。同じく20ダメージ受けてしまいますがグリーンヒールでまとめて回復することもできます。

δレインボーエネルギー
対象になるポケモンが多く、チリーンで回収できるので1枚のスペースの割に価値が高いカードです。ポワルンでOKという場面が多く入れませんでしたがクリビーが貼ってあっても使え、回収装置を使わなくてもホロンサポを使えばよい等柔軟に使える場面もあるでしょう。

・ワープエネルギー
これ自体を移動できないので入れていませんがポケモンを頻繁に入れ替えて戦いたいデッキなので欲しいカードです。張ったターンこそトランスの対象外ですが、次のポワルンを貼れば移動でき再利用が見込めます。草ジュカインはやたら逃げるコストが重いので呼ばれて時間を稼がれるのも防げます。


2:苦手な相手に対応するためのカード


ダグトリオ
ジュカインと役割が被っていて両方積んでもオーダイルに無意味などデメリットを感じて入れませんでしたが黄レック等のベンチ攻撃に対してより安定し、カメックスと合わせて闘タイプの要素が強くなります。また安定したベンチ攻撃の手段がないので地面に潜るも価値の高いワザになります。

・ラティアス&ラティオス各種
それぞれの種類に入れるメリットがある珍しいケースです。
PCG6ラティオス:オーダイルを効率よく倒せる
PCG7の2種:オーダイルやヘルガーのポケボディーを消せる
ラティアスexδ:フェローブーストで加速でき、トランスで活用できる
ラティオスexδ:ウインディに強い
ジュカインδやカメックスと相性が悪く使い方が難しいのと、やや役割が狭いため入れませんでしたが動きのバリエーションは増やせます。

ポケパークのラティアス
エネルギーを1匹に大量に付けてくる相手も対策カードです。どのデッキでも候補になるもののピンポイントな用途になっているカードですが、このデッキにおいてはちょうどSレックもコロロもかなり苦手な相性になっているため採用の価値が高そうです。また非常に細かいところですがフーディン☆をちょうどよく倒せるカードが少なく、カメ相手などにも役立つかもしれません。


まとめ

色々なやりたいことを何とか詰め込んだ感のあるデッキで、まだ調整できるところはありそうです。
大きなくくりでは悪いカイリューマインと似たタイプのデッキですが、ある程度独自性のあるデッキが作れたのは良かったと思います。
今後も既存デッキの細部にこだわっていくのと同時に新しいポケモンをメインにしたデッキも作っていきたいところです。

サポートいただいた分野により力を入れて記事を書きたいと思いますので、もしよろしければお願いいたします!