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プロサッカー選手とアマチュア選手の違い

こんにちは、お久しぶりです(笑)
だいぶ長い間noteを書いていませんでしたが、引っ越しも終わり落ち着てきたのでまた書いていきたいと思っています。

僕のnoteを読んでくれている人は知ってると思いますが、知らない人も中にはいると思うのでざっくりと近況報告したいと思います。

昨シーズンを最後にラインメール青森をクビになり、今年からは関西リーグで戦うアルテリーヴォ和歌山というチームに移籍することになりました。

はい、スーパーザックリ(笑)

沢山の人のおかげもあり、なんとかまたサッカーをすることができて本当に感謝しています。

ということで、チームが決まりまたサッカーができるようになったんですが、大きく変わったことがあります。

プロサッカー選手ではなくなった

チームも変わり、住むところも変わったりといろんなことが変化しましたが、サッカー選手として一番変化したことはこれかなと思います。

ということで、今年からはサッカー選手+別で働きながらサッカーをする生活になりました。
経歴としては「アマチュア→プロ→アマチュア」になり、両方を経験してプロとアマの違いや感じたことを簡単に書いていきたいと思います。

0.プロ選手とアマチュア選手の定義

まず始めに今回のnoteでの定義付け。
プロ選手はサッカーの給料のみで生計を立てれる状態、
アマチュア選手はサッカー選手+別で働かないと生計を立てれない状態。
とします。

今回はカテゴリーなどの要素は一切なしで、お金だけでプロとアマチュアを分けたいと思います。

1.使える時間の違い

環境面での違いはこの使える時間の違いが一番かなと思います。

プロ選手の練習の日の一日は、2部練でなければ午前中に練習して、お昼からはフリーになることが大抵です。
選手やチームによってはイベントや取材などが午後に入ることもあると思いますが、基本的に午後はフリーになることが多いです。

アマチュア選手場合は、午前中に練習をしてから仕事に向かうか、仕事をしてから練習をするか
一日に練習と仕事をこなします。
(選手によって仕事をする時間は異なります。フルタイムの人もいれば、半日の人もいるなど)

2.責任の違い

もちろんプロ選手であろうがアマチュア選手であろうが、選手として結果や価値を示すことができなければクラブからは契約満了を言い渡されます。
これは選手としての責任というより、1人の人間としての責任に違いが出るかなと思います。

プロ選手は契約満了を言い渡されてしまうと、次のチームが決まれなければ無職になってしまいます。
仕事をしているアマチュア選手であれば、もしクラブから契約満了を言い渡されても仕事で一定の収入があるので急に無職になることはない安心のようなものがあります。

僕はアマチュア選手の時とプロ選手とき両方で契約満了を言い渡されている経験があります。
そのなかでこの違いは心の余裕に大きな違いを生みます。
人によっては家庭を持っていいる人もいて、自分の問題だけではないので。心配は大きくなるし、「引退」もより現実的になります。

そういう面でみると、プロ選手の方がより強い責任が伴うのかなと思います。
(仕事をクビになることは置いといてください。)

3.1と2から考える選手の違い

まずはコンディションに大きく違いがあります。
プロであればサッカーの疲労だけですが、アマチュアになるとプラスで仕事の疲労も蓄積されます。
またプロ選手であれば疲労がたまればケアに行くこともでき、自分の弱い部分は別でトレーニングに割く時間が取れます。
アマチュア選手でもケアやトレーニングに行く時間はとれますが、やはり割く時間は限られてしまいます。

コンディションは非常に重要です。
常に100%の状態で練習する人と、80%の状態で練習をする人では練習の強度は変わってきますし、それによって獲得できるサッカー選手としてのスキルにも差が出ていくと思います。

それから責任の違いは覚悟の違いを生んでいると思います。
「プロ選手としてお金をもらって生活している(していく)」そういうプライドをもった選手が多かったです。
この感覚は言葉以上にプロという立場を経験すると強く感じました。
アマチュアの時にプロ以上にプロ意識をもつことを意識してまいたが、これは質が異なる感覚でした。
しっかりとした言葉で伝えたいのですが僕の語彙力ではこれが限界なのでお許しを。。。

そして、そういう感覚を持った選手は自分に妥協しない人が多く、覚悟をもってサッカーをしていることが良く伝わってきました。
青森でのプロ生活、特に1年目にこれを経験できたのは良かったです。(経験を活かせなかったことは言わないでね)

4.それでも結局は選手次第

確かにサッカー選手として、プロ選手には圧倒的にアドバンテージはあります。でもこれを生かすも殺すも自分次第。環境に甘んじてる選手もいれば、高いプロ意識を持った選手もいます。

それはアマチュア選手でも同じことです。
サッカー選手としてやっていく以上仕事を言い訳には使えません。それでも戦っていくしかないんです。

いままで環境の違いや、心境の違いなど書いてきましたが
結局は「選手次第」なのかなって思います。

5.最後に

ぼく個人の話を少しします。

青森でのプロ生活はサッカー選手として決していい結果を残せたとは言えません。
サッカーだけに専念できるあの素晴らしい環境いたにも関わらず、結果を残せなかったことがすごく悔しいです。
それは自分にまだまだ甘いところ、弱いところがあるからだと思います。

それでもまだありがたいことにサッカー選手として生きれる場所があります。
言い訳はなし!
今の環境、カテゴリーでも選手として成長できることを証明してみます!

そして今年は選手としてはもちろん一人の人間としていろいろなことにもチャレンジしていきたいと思っています!

その一つとしてYouTube始めたのでよかったら、いや絶対チャンネル登録してください(笑)


感謝、挑戦
かんた


サポートして頂いたお金はサッカー選手としての自己投資に使わせてもらいます。 よろしくお願いします!