今も二十歳の君と part6
前回はここから↓
疲れ果てた俺が目にしたのはテーブルの上に置かれた一枚の手紙だった
手紙と呼ぶには汚すぎるノートをちぎって書いたあいつらしい手紙
「k君。色々と助けてもらったのにずっと黙っててごめんなさい。わたし親の借金返すために闇金から沢山お金借りてて,返しきれなくて東京に逃げてきたの。でももう逃げきれないみたい…k君にこれ以上迷惑かけるわけには行かないから私一人で行くね…最後にk君に会いたかったけど時間が無さそうだから手紙だけ置いて行きます。本当にありがとう。大好き