オリエンMtgでありがちな失敗
オリエンMtgを客観視して感じた話。
以前、自分は現職や前職(代理店)含め多くのプロジェクトのマネジメントをしてきました。
プロジェクトを進行する上で、欠かせないのが協力してくださる専門チームや協力会社さんなど、プロジェクトメンバーです。周りのサポートです。
マネジメントサイドになり、部下が主体で行うプロジェクトメンバーとのkickoffMtgや分科会でのオリエンMtg等で感じた、起こりがちなMtg進行の失敗談をメモりました。
※オリエン資料の内容やクオリティ等のテクニカル的な部分は除き、あくまでもプロジェクトリーダーとしてMtgに臨む際の、「心構え」について書いてます。
例として、アカウント(営業)側が、デザインTMにオリエンするMtgを切り取りました。
■オリエンMtgでありがちな失敗Mtg
・完璧主義Mtg → 0から100までを伝えようとすること
・自己マンMtg → 伝えたぜ!という勘違い
・余白なしMtg → 「これやってください」っていう作業依頼になっちゃってる
・完璧主義Mtg
一度のMtgですべてを伝えようとし過ぎるあまり、
結果情報量が多すぎて、全員の頭の整理が追いつかずオーバーヒート。
・自己マンMtg
①の完璧主義Mtgの失敗に気がつかないこと。
伝えたと一人称で完結してしまい、メンバーに伝わったか、を考えていない。
目的は、”伝えること”ではなく、クライアントの課題解決のためプロジェクトを成功させることであり、そのためにクリエイティブを作ることであれば、意図が”相手に伝わっているか”が重要。
・余白なしMtg
オリエン前から、アウトプットイメージを固め(決め)すぎて、デザイナーさんのクリエイティブ力が活かされない環境をつくってしまっているオリエン。
もちろん、アカウント(営業)側がクリエイティブ案やその方向性を考えるのはマストだが、ガチガチに固めすぎてしまうことで、アイデアの幅が生まれにくくなり、結果デザイナーさんは、「決められたことを作ればいいの?」と作業の依頼として伝わってしまう。
■自分がMtgを行う際に心がけること
※あくまでも筆者自身の経験値です。
①「70%を伝えて、ディスカッションで残り30%を詰める」
メンバーそれぞれが、気になる点や引っかかる点は異なるため、はじめから全部を伝えようとはしない。最初は、基本情報や意図等の70%分を伝える。
あとの30%分は、質問されたことに答えたり、さらなるディスカッションをしていきながら、深掘りする。そうしながら全体の認識を高めていくほうが、理解が深まる。
②「相手目線」で伝える
相手目線が欠けている時点で、ありえないので論外。。。
③「プロジェクトの目的・狙い」をブラさなければOKなスタンス
アカウント(営業)側で行うクリエイティブの幅出しには限界がある。
そのため、アカウント側では、オリエン前からクリエイティブの方向やアイデアの幅は決めない。デザイナーさんのほうがプロであるから、しっかり頼る。
重要なことはジャッジをすること。
そのジャッジポイントが、そもそものプロジェクトの目的・狙い(=本質)に逸れていないか、合致しているかが重要。ここは常にブラさない。
以上、MEMOベースですが、日々の仕事で感じたことを明文化し記録してみました。
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