金星

明るい街に光がついて
霞む視界にいないでいて
見えない星に嫌いだなんて
やまない声に知らないなんて
消えないぼくに期待しないで
見えない星に光はあるの

時間がどうにかしてくれるのは
「人の間」だけだったりして
素顔のぼくに映える化粧
素直なぼくになれるでしょう

一緒の夜より
暮らし待つ夕方が好きだったり
きっと終わる時
無駄になるこれからが怖かったり
淡々と進める喜劇の中に
散々の薄めた悲劇を少し
また夜を浮かべてる

気だるい肩に額がついて
沈む視界にいないでいて
見えない星に明るいなんて
やまない雨は知らないなんて
言えないぼくに期待しないで
見えない星に光はあるよ

期待がどうにかしてくれるのは
「意図の間」だけだったりして
伝うよ ぼくに映える化粧
束の間 ぼくになれるでしょう

きっと心より
詰り出す瞬間がやってきたり
一等星より
草木咲くこの場所が好きだったり
段々と崩れる軌跡の中に
万感の震える気持ちの中に
ただ単に浮かんでる

知らない 気怠い 見えないままの
無重力に放っておいて

一緒の夜より
暮らし待つ夕方が好きだったり

きっと終わる時
無駄になるこれからが怖かったり
淡々と進める喜劇の中に
散々の薄めた悲劇を少し
また夜を浮かべてる

サポートしてくだされば 奨学金を使っても足りない専門学校費に充てます! よろしくお願いいたします