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”無料公開”に”お金を払う”ということのすゝめ -noteアプリでも記事購入可能化に添えて-

あなたは所謂”投げ銭”というものをどなたかに贈られた経験はおありでしょうか。
路上ミュージシャンへのおひねりや、今時なら配信者へのスパチャなどなど。

後者はそれこそ今時で云う処の”推し活”の側面が強いやも知れませんが、
路上パフォーマンスはそもそもは路行く人誰にでも無料で演奏や歌唱等を提供し
気に入って聴いていても終わればそのまま立ち去る人の方が多くとも、それは勿論そこに何ら咎めるものなど無いはずの処に
「良かったよ!」「頑張って!」などの気持ちを込めて、受取手の自由意志でお金を”払ってもよい”システムが存在している訳です。👒💴💨
請求も強制もないのに、提供してくれた表現への気持ちをせめてお金としてお返し”してもいい”。
それが”投げ銭”です。


✨その”気持ち”を贈るということ

膨大なお金を貢ぐといった変な話と混同されぬよう前置きをしつつ
誰かが提供してくれる何かに対し”無料で受けて終わり”ではなく”お金を払いたい”という意識は、昨今随分育って来ているものに思われます。

例えば創作表現物を世に放つ人は、それ自体が楽しみの人にせよ、まず知ってもらう為にどなたにでも届く方法選択で公開しているにせよ、自分の生活の中で時間と労力を使ってそれを形にしている訳で、そこに思いを馳せてしまうほどのものに出逢ったなら何か返したいと思う事だってある訳で
そして誰にとっても金銭は生きていく為に必ず必要なもので
対価というより只々気持ち程度の額でも、贈る事で少しだろうと相手の生活の足しになるものです。
”いいね””スキ”だけでない、”気持ち”の上乗せとも云えます。

これは商業として収益化する難しさ云々とまた話が少し違い
広く無料で届いてもらえる状態と同時に、その気になれば支払える方法も準備されている
そうした自由度の話でもあります。

例えばSNSで物凄い描き込みのイラストをポンと掲載して膨大ないいねを貰っている人が居た時に、勿論宣伝目的だったり単に承認欲求を満たして終わりだったりもするのかも知れませんが、
私は「これだけのものを完全に無料消費されて終わりでいいのかな..」とまず感じてしまうものでした。
必ずお金に繋げないといけないという話でもなくて
ただ
”表現は無料で転がっているもの”という感覚が育つ怖さの側面もあると申しますか..。
(飛躍心象に感じるかも知れませんが、実際「漫画や絵や音楽なんて買わなくても無料のがネットに幾らでもある」という感覚が一時期の違法サイト蔓延の背景にもあった印象で
以前見知らぬ方とのリプライ会話の中、とあるCDを買う買わないの話で「やっぱりYouTubeで聴くのが一番ですね!」と堂々と違法アップロードの話までされてしまった経験もあったのでした

そうした話になるとまたちょっと伝わり方がズレて来るかも知れないのですが
単純に「本来基本的に世の中は対価あってこそ社会が廻っている(お金儲け云々言いたがる方は御自身の労働に賃金発生しなくても同じ事仰るのですか..?みたいな)」感覚の大切さと申しますか
良いものにお金を払いたいって事を、別に当たり前に思う世界であって宜しいんじゃないかしらという
それだけの話でもあるのでした。


✨本当にnoteアプリに実装してほしかったのは”記事購入”ではなく”サポート”

noteをブラウザで利用している方には御馴染みの”記事をサポート”
全ての記事の最後に表示されていて、読者の自由意志で100円から支援出来てメッセージも贈れます。

ですがアプリではその案内すら表示されません。
これが私はずっと不思議でした。

noteには広告がありません。
note運営の収益は有料記事やサポートの売上手数料です。
他の無料SNS等なら広告費が運営に入るので、無料ユーザーであろうと人を大勢集める程にそうした利点があると理解出来ます。
ですがnoteは幾ら無料ユーザーが増えてもそうしたものはありません。
ならば少しでも、記事を読んで支援したいと思った人が居る事を逃すような機会損失があってよいものではないと思うのですが..。
意見を送ってみてもそんなに切実とした反応はありません。
(現在でも安定して運営されている以上、note側は現状以上を重視していないのやも知れませんが..

そんな中で遂にと(最初は)思ったアプリでの記事購入可能化は以下の記事のようなもので、正直がっかりとしてしまいました..。

まず、仕様上直接購入出来ない解決策としてのポイント制かと思われますが、その使い道は”有料記事購入”のみで、”記事をサポート”も出来ず、更に何故か有料マガジン購入なども出来ません。
本当に”記事購入”だけなのです。

そして相変わらず、それらはブラウザでのみ可能な事を、サポートは案内すらされず、マガジン購入は一応案内文がありますが「noteウェブサイトでご購入ください」とテキストが出ているだけです。
ではその場合皆さんどうされますか..?
私も試みた事がありましたが、まずブラウザを開き直してそのマガジンや記事を探して..と手間で、もういいやとなってもしまいました。

ふと運営に問い合わせてみたところ、アプリ版記事の上の「︙」から「ブラウザApp」を開くと直接ブラウザ版同記事に飛べる事が初めて判明しました..!
その旨を基本的にnote側で説明文に含めたりサポート案内を出されないのですか..?とも訊ねたのですが”カイゼン意見”との捉え方で終わってしまいました。

因みにnoteポイントは100ポイント購入に140円かかります。
これは手数料的に仕方ないのは解るのですが、要はブラウザを開けば100円でそのまま買える記事をアプリでは140円で買う事になる訳です(※この辺確認もしましたが、100円記事=100ポイント記事でした)。
noteアプリ内の”購入”に何でも使えるなら利便性が上回るとも思うのですが、これはどこまでの利点があるのだろう..?と更に不思議は深まったのでした。


✨noteでの個人的”投げ銭”的支援

最近記事の最後に自分で添えたブラウザの直開き案内に加え
もし御気に召してご支援頂けるならのその場ですぐのおひねり用お帽子代わりに無料記事だが少額有料も払って頂ける設定を置いているのですが
後者のやり方は他のnoteユーザーの方で同様の事をされていた方を拝見して目から鱗だったやり方でした。

△こちらの方が記事の最後にそうした事をされていて、成程無料で全部読んだり見たり出来る上でもし宜しかったらという事が可能な
正に投げ銭のお帽子な訳でして。。
こうした事を公式にももっとシステム化してもいいんじゃないのかなぁと思わずにはいられないのでした。

.。.:*
また、記事を「オススメ」する方法も最初不明だったのですが、実はこれもブラウザで”記事をサポート”した際に追加操作で可能な事を先日初めて知ったのでした。
(こういう意味でもアプリで運営側で案内を入れないのは駄目だと思うのですが..。ブラウザでもサポートしてみないと判らないですしね..
(因みにnotePro加入の方の記事はそのままオススメ可能だそうですが、個人的にそこはどちらにせよサポートの追加機能な方がより意味があっていいなぁと思ってしまうのでした

例えば漫画家の高河ゆん先生の3行日記▽で詣く響いたものがありまして、少額ながらむしろ小さな記事にあまり大きなものもと思った額を贈って、更にオススメもしてみたのでした。
気持ちをスキだけでない支援にも込められた事と、更にやれる事もあったのが満足度高かったですね。。

(”SNSで無限に流れてくる「一言物申してやりたくなる無数の無思慮な言動」”に対してとれる自分の行動、というものについて
本当に正にと以前から私も思っていた事が非常に端的に綴られておりましたもので。。。。

こうした事ももっとお気軽に出来ると、綴った文章もそこへの反響も、沢山広がるnoteになりましょうにと思わずにいられないのでした。
noteユーザー数のブラウザ/アプリの各々の利用比率って調べてもちょっと出てこなかったのですけど
今でもやれる方法のご案内と
心持ちの御話までにて。。

皆さんも是非是非お気軽に。

インフォメーション.。.:*

記事はここまでですが、
お気に召して頂けたならのおひねりを受ける為の帽子👒を用意致しました。
記事自体は無料公開のものですが、「良かったので投げ銭でも」という方は是非お気軽にご支援頂ければ幸いです。。
(※続きの文字は御礼文面です
(※通常の自由金額設定のご支援はアプリの方は仕様上お贈り頂けないため、お手数ながら上の「︙」の「ブラウザApp」を開かれて下さいませ

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