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能楽堂のこと

能楽堂といってもかなりたちましたけどね。
どうして大宮セブン凱旋ライブと同じ日にしちゃったのでしょう。
私も大宮に行きたかったです。

さて、今回は朝の大雨で新幹線が動かずやきもきしました。
台風でないのに朝から晩まで新幹線に影響が出たのは珍しいことです。
熱海の皆様にお金を送りましょう、ほんと。
一番いいのはお金。

空路のすゑひろがりずがギリギリ間に合ってお漫才、算数の問題。
いつもよりお顔ツヤツヤキレキレの南條殿。
父君になられた証でしょうか。
舞を舞う翁が能舞台いっぱいに舞おうともじもじしている様がとてもかわいくて心配している相方もまたかわいらしくほのぼのといたしました。結局20分ぐらいで東京にとんぼ返りしてしまったのでこういう大きな舞台ぐらいは別々の日にしてほしいなと思うのでした。

和牛が出てくるなり「俺らも着物着てきた方がよかったかな」とすゑひろがりずいじり。吉本では浮いているすゑひろがりずも今日は俺らの方が浮いてるよな~とぶつぶつ。ネタは仲居さん。私が和牛を見た中で塩なお漫才。川西さんが窓に向かって虫に飛んでけ~と言う顔がとてもよろしかったです。ホテル予約サイトってあんなに怖いことが起きるんですね、うそですよ。

狂言、痩松
野村太一郎さん演じる山賊が女を薙刀で脅して荷物を奪うが女に薙刀を奪われ逆に身ぐるみをはがれてしまう。本物の狂言を見て感動しました。いつかこの中にすゑひろがりずも入れてください。次の演目の棒縛を見ても野村太一郎さんはすごいなと思いました。生で見る機会があってよかったです。

休憩の後おいでやすこがさん登場。大阪9ステージの予定がこの前の2ステージ新幹線の遅れで飛んだそうです。ネタはクリスマスソング。小田さんがいくら怒って止めてもこがけんさんが歌うのをやめないのには狂気すら感じました。それがおいでやすこがのウリだと思います。こがけんさんが最後にグッバイサンデーを歌ってくれたのがとてもうれしかったです。生で聴きたかったんです。

文珍師匠、いわばトリなのでフリが長いなあと思っていたら会社に外国人が訪れて日本の伝統芸能を見せようということになり自分たちで狂言をしようという話。文珍師匠の一人狂言のすばらしさ。声量がすごいのに感動しつつも落語中の小芝居から狂言までできるんだという驚き。楽しませていただきました。文珍師匠の名前を出さないすゑさんいじりと囃子方の皷担当の方がこちらは本物ですとドヤ顔でよかったです。

大トリの棒縛
主が留守の間に酒を盗み飲んでしまう太郎冠者と次郎冠者に酒を飲ませないよう太郎冠者を棒に縛り、次郎冠者を後ろ手に縛って出かけた主。しかし主がいなくなったとたん二人で協力して酒を飲んで宴会を始めるという狂言。巧みに二人とも縛られてしまう所が面白かったです。
実は私は能楽舞台の正面に座っていて太一郎さんが私の方に向かって何度も棒で突いて来たので怖くて楽しんでいました。舞台の真ん中ではなく端で舞い演じてくださったのが素敵でした。

帰り、家臣の方と立ち話。
このご時世でなければどこかに行くのに。
またゆっくりお話しいたしましょう。

次回の舞台の予定はおいでやすこがで遊ぼうです。
コロナのワクチンが落ち着いたら旅欲を満たしに沼津に行って劇場を見に行って深海魚丼を食べて帰ります。

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