20代の遅れは取り返せない

20代ってビジネススキルを身につける一番の時期なんですよね。
それを意識して20代をがむしゃらに努力し続ける人とそうでない人はその先の社会人人生大きく変わって来ます。

そして、30代以降になると、本来20代で積み重ねられたもの、その経験則は全てを、確実に得ることはできません。
20代だからこそ経験できることや学べることってありますよね。

基本的に第一線で活躍しているような人って20代で確実にたくさんの経験をしているんですよね。
20代ってプライベートの面を考えても一番挑戦しやすいし、リスクを取りやすい。もちろん、私もその一人でした。ポテンシャルが高ければなお良し。
30代以降は仕事以外にも考えなければいけないもの、家族や恋人など守らないといけないものが出てくる。
簡単にリスクは取れなくなってくる。
年齢を重ねていくにつれてできること、できないことがどんどん変わってくることを覚えておきたいですね。
20代だから任せられた仕事は30代では任せられない
20代で任せられなかった仕事は30代で任せられる
そんな仕事もあるので、それらを取りこぼさずに全てを受け入れる気持ちでいると良いです。自分のキャパシティは理解した上で・・・

若いうちにハードワーク(激務)を経験する

ハードワークの定義は人によって色々ありますけど、私の言うハードワークは、

勤務時間内は脳みそをフル回転させて一つ一つの業務をさばく!

ことなのかな。と思います。
朝から晩まで長時間労働していても、その長時間の中ボーっとしている時間が多い場合、それは時間の浪費をしているだけです。ハードワークとは言いませんね。
私は23~26歳の間の3~4年間はこの「ハードワーク」をこなしてきました。

関係省庁との連絡調整を行ったり、午前、午後のどちらか半日は拘束され、残り半日でかなりの量の業務をこなさなければ職場全体が回らない。
こんな毎日が普通でした。大学なので、実験実習や授業に入っている時が拘束されているという感じです。拘束されながらも10分抜けてその10分で処理できるタスクをとにかくやる
という無謀な仕事の仕方をしていたのも事実です

学生のいない長期休みはどうなのか、というところですが、
決して暇をしているわけではありません。
成績処理や長期休み中に実習に行く人対象の実習事務、休み明けの時間割やシラバスなどの調整
これらをすべて一人で行います。
私は自立していたので一人で行う業務は全て任されていたのが現状でしたので、他に同職種がいないわけではないです。
5人のうち一人業務をするのが私、それ以外の4人はチームでやる業務という感じでしたね

基本的に私は成績処理以外のすべての業務を任されていました。
長期休みで本当に大変なのは、時間割作成、シラバス依頼、テキスト取りまとめ、その他学生使用物品の業者連絡調整を行うこと。
これにひたすら時間を取られていましたね。
学内だけでなく、学外の非常勤の先生にも連絡調整を行うことがあるためそれぞれの先生に合わせた態度、進め方等を覚えて立ち回らなければなりませんでした。
加えて、コロナが流行した間なので、内閣官房からのPCRモニタリング検査の担当に任命されたり・・・私のような役職もない人間ですが、色々と経験は出来ました。

今となっては良い経験ですし、これがなければ今の自分はもっと社会人スキルの低い従業員で終わっていましたね。
私が転職をするときには引継ぎは大変でした。これらの業務を4人に割り振り全て引き継ぐ作業です。ちなみに、最後の最後まで私の手からは業務が離れて暇になったことはありませんでした。

辞める人間って最後には暇になって整理していったりする時間が出来ますが、しっかり業務を抱えている人間はそういうのはないみたいです。

こんなハードワークを経験できましたが、職場によって何がハードワークに当たるかはそれぞれです。
自分に業務が舞い込んでくる、それをさばく、という流れを作るための信頼関係の構築は必ず意識しておくと良いですね。


ハードワークのない社会人の末路

ハードワークは業務の内容で決まるものではありません。
1つの業務に対してどれだけ自分が打ち込めるか、質を高められるかで変わってくると思います。
もちろん、多くのタスクを限られた期間でさばくのもハードワークです。
20代のうちのハードワークの経験が30代以降の仕事に直結して行きます。
何を経験しているかでどういった仕事を任されるかが変わるのです。

逆に、ハードワークを経験していない社会人ってどうなの?という話ですが、
実際わかりませんが、ハードワークをしない人がその後、活躍しているっていう人はあまり聞きません。行動量や行動の速さが圧倒的に異なりますよ。

大事なのは、

経験の積み重ねとそれを上手に魅せる技術

これを一生覚えておいて欲しいですね。
ただ経験を積み重ねていくだけだと周りが気づいていない、評価されなければ自分のスキルを磨く・・・それで終わります。

経験の積み重ねがないのに魅せ方だけ上手くても、役職がついた時に痛い目を見ます。

企業では後者が圧倒的に多い印象です。
そこまでスキル高くないけど、役職ついてる・・・という人は見かけるかもしれません。私も良く思います。
そういった人の周りでは、
自分の業務の中で周囲にアピールできる業務を好んで進めて、
あまり目立たない雑務は周囲に拾ってもらう
そんなものが多いです。

魅せ方が上手くないけど業務をさばくことはできる「ステルス出来る人」が拾っている感じですね。

20代で遅れを取らないようにするために

とにかく動く。
自分に来た案件は断らずに必ず受けましょう。
見返りはなくても良いです。良いクオリティで仕上げたものはいずれ価値がついて来ます。

私も業務だけ増えていいことはなかったです。
ただ、たくさんの業務を受けることで見える組織の中身、関われる人、身につけられるスキルがあります。
どうか、私の言葉を信じて素直に、馬鹿正直に仕事を受けましょう

経験の積み重ねとそれを上手に魅せる技術

自身の成長と今後の昇進に必要です。
あなたの成長を期待します。

今回はこの辺でおしまい。


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