4月28日(木)のニュース拾い読み進行台本
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
動画とポッドキャスト（音声）でこのニュースを読み上げ＆解説していますので、ご利用ください↓
↓音声のみ
4/26の実効再生産数0.97（全国値）
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標。計算式は「（直近7日間の新規陽性者数／その前7日間の新規陽性者数）^（平均世代時間／報告間隔）」。平均世代時間は2日、報告間隔は7日と仮定（2021年12月31日以前では平均世代時間を5日と仮定）。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いている。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることに注意。モデルと監修は北海道大学大学院医学研究院・西浦博教授。計算式の詳細は西浦教授の公開するGitHubリポジトリを参照。
新規陽性者：前日比 +40,443
入院治療等を要する者：前日比 -7,839
退院・療養解除：前日比 +40,140
重症者数：前日比 -17
死亡者数：前日比 +58
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
新型コロナ/専門家 条件次第で屋外マスクなし
感染者の減少傾向が続くなか、昨日(4/27)国会で国立感染症研究所の脇田所長がマスク着用について言及した
脇田所長は「今後気温や湿度が高くなってくるので、屋外で人との距離が十分あるような場合、マスクを外すと言うことが推奨されると思う」と述べた
山際経済再生担当大臣は、「根拠を積み重ねて徐々に緩和していくのが現実的」
日本医師会の中川会長は「（現状は）ウィズコロナの状態で、マスクを外す時期が日本に来るとは思っていない」
各国の状況は、イギリスでは今年1月に撤廃、アメリカでは公共交通機関や高リスク地域を除き撤廃、フランスでは公共交通機関や病院を除き撤廃、スペインでは公共交通機関や病院を除き撤廃、シンガポールでは公共交通機関や屋内の施設を除き撤廃、韓国では来月下旬に解除を検討
コロナワクチン/米ノババックス製を了承
厚生労働省のワクチン分科会は昨日(4/27)、アメリカのバイオテクノロジー企業「ノババックス」社が開発した新型コロナウィルスワクチンを、1回目から3回目の接種で使用することを了承した
国内で使える新型コロナワクチンはこれで4種類目となる
このワクチンの接種間隔については、1回目と2回目の間は3週間、2回目と3回目の間は6ヵ月以上とした
また、3回目に交互接種(1回目と2回目に別のワクチンを受けた人についてのケース)として使用することも承認
ロシア/東欧2ヵ国向けガス供給停止
ロシアがポーランドとブルガリア向けの天然ガス供給を停止
西側当局者は２７日、「ロシアに依存すればこうした強制的な措置に脆弱になることが示されたため」欧州諸国はロシア依存からの脱却に取り組んでおり、「ロシアにとり逆効果になる公算が大きい」と指摘
ミャンマー/スーチー氏 新たに禁錮5年
軍事政権下のミャンマーの裁判所は27日、同国の元指導者アウンサンスーチー氏（76）に対し、汚職防止法に違反したとして禁錮5年の有罪判決を言い渡した
今回の有罪判決で、刑期は合わせて11年
昨年12月には、軍への反対意見をあおった罪と、新型コロナウイルス対策の規則に違反した罪で、有罪とされた。今年1月には、自宅で密輸された無線機を所持した罪と、新型ウイルス対策の別の規則に違反した罪でも、有罪判決
（ #モニフラ 以上 ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 ）
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