6月6日(月)のニュース拾い読み進行台本
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
動画とポッドキャスト（音声）でこのニュースを読み上げ＆解説していますので、ご利用ください↓
↓音声のみ
6/4時点の実効再生産数0.89（全国値）
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標。計算式は「（直近7日間の新規陽性者数／その前7日間の新規陽性者数）^（平均世代時間／報告間隔）」。平均世代時間は2日、報告間隔は7日と仮定（2021年12月31日以前では平均世代時間を5日と仮定）。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いている。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることに注意。モデルと監修は北海道大学大学院医学研究院・西浦博教授。計算式の詳細は西浦教授の公開するGitHubリポジトリを参照。
検査陽性者（新規）：前日比 +18,238
入院治療等を要する者：前日比 -11,072
退院・療養解除：前日比 +27,152
重症者数：前日比 -7
死亡者数：前日比 +23
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
北朝鮮 弾道ミサイル異例の連続発射
昨日(6/5)北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射したと韓国軍が発表
異例の連続発射に日米韓は警戒を強めている
この北朝鮮による弾道ミサイル発射について政府は迎撃が難しい「飽和攻撃」を想定した同時発射訓練の可能性があると警戒し、アメリカや韓国と協調して北朝鮮の意図等の分析を急ぐ構え
北朝鮮によるミサイル発射は、一昨日まで行われていた米韓合同軍事演習に対抗した可能性がある
また、北朝鮮は7回目の核実験を準備しているとみられ、日米韓は警戒監視を強化するとしている
新型コロナワクチン モデルナ不人気 27市区廃棄
新型コロナウィルスの3回目ワクチン接種について、52の市と区のうち半数以上の27市区で、モデルナ製ワクチンが有効期限を迎え、すでに廃棄か廃棄見込みとなっていることがわかった
廃棄の背景にはモデルナ製よりファイザー製のワクチンの接種希望者が多いことがあるとみられている
トラブルで誤って廃棄されたものは含まれていないとされ、ほとんどの地域でワクチンの廃棄抑制策に取り組むなか、モデルナ製ワクチンの扱いに苦慮する現状が明らかになっている
新型コロナ 大学生など中退700人余り増加
新型コロナウィルスの影響で、昨年度に大学、短大、高等専門学校を中退した学生は2,738人で、前年度に比べ714人増加
文部科学省によると、学校全体に占める新型コロナの影響による中退の割合は0.09%で、前年度よりわずかに上昇
中退の理由は「学生生活に適応できない、意欲の低下」が最も多く26.2%、「経済的困窮」が20.6%
新型コロナの影響で休学した学生は前年度に比べ824人増えて5,451人となった
文部科学省の担当者は、対面での交流が減っている状況が長期化しているのが影響しているとしている
ロシア軍 ウクライナの首都キーウにミサイル攻撃
ウクライナの首都キーウで5日、ミサイル攻撃があった
キーウのクリチコ市長によると、2つの地区にあるインフラ施設に複数のミサイル攻撃があり、1人がケガをしたとのこと
ウクライナ軍は、ロシア軍がカスピ海から巡航ミサイルをキーウに向けて発射したと指摘し、うち1発は迎撃したが4発はキーウのインフラ施設に着弾し、鉄道施設などが被害を受けたとしている
キーウでのミサイル攻撃による被害は、国連のグテーレス事務総長が訪問していた際の4月28日以来となる
世銀試算 食料価格1%増で貧困1千万人
世界のプラゴミ2060年で3倍に
OECD経済協力開発機構はプラスチックゴミの発生量について、2019年時点で3億5300万トンで、追加の対策をとらなければ2060年には10億1400万トンに増えるとしている
適切な処分がされずに環境中へ流出する量も2倍になり、生態系や健康へのリスクが増大するため、抜本的な対策の強化を求めている
また、国際協定策定など世界が協調して対策が進められた場合には、6億7900万トンに抑えられると見積もっている
（ #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 ）
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