5月27日(金)のニュース拾い読み進行台本
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
動画とポッドキャスト(音声)でこのニュースを読み上げ&解説していますので、ご利用ください↓
↓音声のみ
5/25時点の実効再生産数0.97(全国値)
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
検査陽性者(新規):前日比 +35,116
入院治療等を要する者:前日比 -1,794
退院・療養解除:前日比 +40,385
重症者数:前日比 -8
死亡者数:前日比 +49
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
外国人観光客 来月10日解禁 総理表明
外国人の観光目的の入国は約2年ぶり
政府は疲弊した地域経済を立て直す狙い
外国人観光客の受け入れ再開に向けて、政府は外国人観光客の訪日ツアーの実証実験を行っている
政府は効果的な感染対策などを検証し、ガイドラインを整備するとしている
6月10日から外国人観光客の受け入れ開始について
条件は、添乗員付きパッケージツアー
対象はウィルス流入リスクの低い98の国と地域(アメリカ、イギリス、中国、韓国など)
国際線の受け入れ拡大(6月中)で、5空港から7空港へ
総理「核共有は非現実的」
岸田総理大臣は昨日(5/26)の衆議院予算委員会で、アメリカの核兵器を日本に配備し共同運用する核共有政策について「現実的ではない」と強調し、政府として議論しないと表明した
また、中国の習近平国家主席との会談の可能性について、具体的な日程が決まっていないとしたうえで、対話を重視する姿勢を示し、「建設的な関係を維持していかなければならない。意思疎通と対話は大事だ」と述べた
初公判 甲状腺がん訴訟 東電争う姿勢
福島第一原発の事故の影響で甲状腺がんになったとする男女6人が東電に損害賠償求めた訴訟で、第一回口頭弁論が昨日(5/26)開かれた
甲状腺癌になったとする男女6人は、事故当時6歳から16歳で福島県に住んでいて、東電に計6億1600万円の損害賠償を求めている
被曝と甲状腺がんの因果関係が争点で、東京電力側は「がんを発病するほど被曝はしていない」と争う姿勢を示した
理研発表 コロナ陽性を「9分」で判定
理化学研究所(理研)開拓研究本部渡邉分子生理学研究室の共同研究グループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別し、迅速に検出できる全自動検出装置の開発に成功したと発表
この共同研究グループは、2021年に開発した世界最速のSARS-CoV-2検出法「SATORI法」を基盤とし、感度・精度を大幅に向上させた全自動検出装置「automated platform on SATORI;opn-SATORI装置」を開発
臨床検体を用いた検証実験では、陽性判定および変異株判定において、98%以上の正解率を達成
さらに、ランニングコストは1検査あたり2ドル程度までコストダウンに成功し、PCR検査法や抗原検査法と同等になった
( #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 )