8月15日(月)のニュース覚え書き
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
8/13時点の実効再生産数0.98(全国値)
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
PCR検査人数:前日比 +155,645
検査陽性者(新規):前日比 +183,587
検査陽性者(新規)/PCR検査人数:1.1795239166
入院治療等を要する者:前日比 -33,951
退院・療養解除:前日比 +188,127
重症者数:前日比 -12
死亡者数:前日比 +238
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
8月13日時点の実行再生算数が1を割って、感染が収束傾向にあることを示しています。一方で、先週1週間がお盆休みの休暇で人流も増え、その影響がどのように出るかが今週のポイントではないかと思っています。
PCR検査人数に対して新規の陽性者数が下回っているという珍現象が起きていますが、この辺はデータのまとめ方のタイムラグによるものと推定されますので、数字を読むときに少し注意をしてください。
厚労大臣 コロナ法的扱い 総合的に判断
そろそろ新型コロナウィルスの対策に関する政府の費用はそこをついてきたようで、まず全面的に公費負担だった治療費用についての見直しが出てきたというニュースです。
「打ち切りにする」と言うのではなく、感染症法上の扱いを変えるというゴールポストを変更する方法によって文句を得られないようにすると言う方法は、いかにも厚生労働大臣らしいやり方だなぁと思ったりしたのですが、どうなるのでしょうか。
NPT会議 最終文書素案 核の先制不使用
NPT会議では、前回も非核保有国の賛同を得られないために共同声明が出せないなど、その存在意義が問われたなかでの今回の開催でしたが、どうまとめていくのかということが注目されています。
法的構想力がどこまで有効なのかという問題もありますが、現場でこれだけの3カ国がある国際会議が多数メッセージの重要性は高く、NPT会議に期待したいと思います。さて、どうなるでしょうか。
ウクライナ 総動員令延長へ 11月まで
侵攻側のロシアが劣勢だというニュースが入ってきたタイミングで、ウクライナが総動員令などの戦時状態を11月まで延長するという法案を議会に提出したというニュースです。
戦況の有利不利はともかく、戦争が長引くことによって、どちらの国にとっても悪い影響が長く続くことを考えると、どこかに解決の糸口がないものかと思うのですが……。
( #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 )