5月18日(水)のニュース拾い読み進行台本
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
動画とポッドキャスト（音声）でこのニュースを読み上げ＆解説していますので、ご利用ください↓
↓音声のみ
5/16時点の実効再生産数1.07（全国値）
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標。計算式は「（直近7日間の新規陽性者数／その前7日間の新規陽性者数）^（平均世代時間／報告間隔）」。平均世代時間は2日、報告間隔は7日と仮定（2021年12月31日以前では平均世代時間を5日と仮定）。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いている。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることに注意。モデルと監修は北海道大学大学院医学研究院・西浦博教授。計算式の詳細は西浦教授の公開するGitHubリポジトリを参照。
検査陽性者（新規）：前日比 +21,676
入院治療等を要する者：前日比 -8,267
退院・療養解除：前日比 +35,741
重症者数：前日比 -7
死亡者数：前日比 +28
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
訪日観光再開へ 今月中に実証ツアー実施
政府は外国人観光客の受け入れ再開に向けて今月中にも少人数の訪日実証ツアーを実施すると発表した
斉藤国交大臣は「訪日観光再開に向けて必要な材料を収集するために5月中にわが国の旅行会社が行動管理を行う少人数のパッケージツアー形式での実証事業を実施することとする」と述べた
国土交通省によると、実証事業の対象は感染拡大リスクの低いアメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールの4カ国で、3回目のワクチン接種、旅行形態はパッケージツアー形式で添乗員が同行などが参加条件となっている
新型コロナウィルス感染対策の遵守方法の検証を目的として、来月にも本格的な受け入れを再開する方針
国土交通省は旅行会社や宿泊施設に向け、感染対策や陽性者が判明した際の対応をガイドラインにまとめることにしている
外国人観光客減少は、旅行消費額が2019年が4兆8135億円だったのに対して、2020年が7446億円(試算値)、2021年が1208億円(試算値)と大きく下がって影響が出ている
電力逼迫 経産省“注意報”新設へ
経済産業省は１７日、新たに「注意報」を設ける案を明らかにした
３月に関東、東北地方で起きた停電危機を踏まえた施策
現状では電力供給の余裕を示す予備率が３％を下回ると見込まれる場合に「電力需給逼迫（ひっぱく）警報」を出すが、注意報は５％を下回ると予想される場合に発動
こども家庭庁 衆院通過 今国会で成立へ
子ども政策の司令塔を創設する「こども家庭庁」設置関連法案が昨日(5/17)賛成多数で可決し衆議院を通過した
岸田総理は重要法案と位置づけていて、今国会で成立する見通し
この法案は総理大臣直属の機関として来年4月にこども家庭庁を創設し、少子化、虐待、子どもの貧困などの課題解決に幅広く対応する
子育てのガイドライン策定にも取り組むとしている
こども家庭庁には民間団体や自治体からも人材を登用し、300人を上回る体制となる見込み
ウクライナ侵攻 ロシア軍マリウポリ“制圧”
ロシア国防省は17日、ウクライナ南部の激戦地マリウポリで、製鉄所を最後の拠点として抵抗していたウクライナ部隊が「降伏した」と発表
ウクライナ軍は製鉄所の「戦闘任務終了」を表明し、兵士らの撤退作業が続いている
ロシア軍は、製鉄所を掌握すればマリウポリを完全制圧することになり、大きな戦果となる
一方、ウクライナ軍の反撃で東部戦線は停滞
戦闘は長期化が予想され、終戦には数年かかるという見方も出てきている
北朝鮮 中国からコロナ医薬品搬入か
軍を投入して24時間態勢での医薬品の供給を始めると発表していた北朝鮮で、輸送機3機が16日、隣国の中国から医薬品を搬入したとみられることが分かった
（ #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 ）
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