還暦ゴルファーの徒然草 「年金の繰上げ申請。デメリットばかり説明されたけど、やるべきだと思った件」
こんにちは。還暦ゴルファーです。
沖縄は連日の大雨と雷で、ラウンドは全て中止。明日のラウンドも厳しそうです。。
タイトルの年金の件、還暦ゴルファーは不勉強にも「65歳にならないと貰えないもの」だと思い込んでいました。
昨年、61歳で癌宣告された時「仕事を辞めても、年金があれば少しは楽なのに…」「このまま年金は貰えないままで終わるのか…」との思いが頭をよぎりました。
若い頃は毎日生活するのが精一杯で、主人も私も年金保険料の支払いが出来なかった期間が長くあります。だから年金の額はお小遣い程度。
働くしかありません。
「歳をとっても働ける仕事を」と考えて日本語教師の資格をとりました。幸いにして「生きがい」と思えるほどに、好きな仕事だという事が分かり今に至っています。本当に幸せな事です。
でも、それも働ける体であってこそ。
手元にあった年金お知らせハガキを見てふと「繰り上げは出来ないのかしら…」と思って、調べてみました。
出来るのです。
生涯減額されますが、60歳を過ぎていれば貰えるのです。減額されても、貰わないままになってしまうよりずっとマシ。
あんなに苦しい中、支払って来たのに。。
「今なら、僅かでも本当に有り難い」と思い、年金事務所へ申請に行って来ました。受付で番号を貰う時から「予約が無ければ何時間お待ち頂くかわかりませんので、今日は予約を取って後日相談に」と不思議な対応です。
午後一番で、周りは閑散としているのに。
「ん?予約している人が続々と来て、抜かされて行くって事?」と不安に思いながらも待つ事に決めました。自宅からは少々遠いのです。
既に1名が相談中でしたが、他の席には誰もいません。10分ほど待つと名前を呼ばれました。「やっぱり!帰らなくて良かった〜」と思った還暦ゴルファーです。マニュアル化された言葉を言っているのですね。
担当の方は柔らかな物腰で、流れに沿って進めて下さいました。でも、説明は繰上げ受給する事のデメリットばかり。「貰えないままになってしまうくらいなら」と思っている私ですら、「やめた方がいいのかな?」と一瞬迷いました。
でも、全てに「はい。構いません」と答えて進めて行くと、最後に総受給額が逆転する時期の説明がありました。
83歳と1ヶ月
この年齢になって初めて逆転するのです。
いや、もう平均寿命に近いですよね。
その年齢まで総受給額が多いのであれば、十分です。
自宅で記入する所には付箋、記入出来る所はその場で記入し、送付用の封筒を頂きました。雇用保険被保険者証のコピーや戸籍謄本などを準備して送ります。
戸籍は兵庫県にあるので、取り寄せに時間がかかるかと思っていましたが今どきです。webで住基カードを使って電子署名すれば、直ぐに送って頂けるのです。進捗状況も逐一メールで連絡が来ます。支払いもカード。スマホ一つで完結します。
あっという間に手元に届きました。
頂いた封筒にぎゅうぎゅうに詰めて(年金事務所で「皆さんぎゅうぎゅうに詰めて送って来られます」と聞いていたので、遠慮なく出来ました)送りました。
「ちゃんと届いたか」
「不備はなかったか」
気になっていたので、投函の1週間後くらいに問い合わせをしてみようと思っていた所、年金事務所から受付完了のお知らせが届きました。
いや〜。それを教えて貰っていたら安心して待てたのに。考えてみると当たり前ですよね。
それにしても、年金事務所は「支払いは1ヶ月でも後ろへ」とマニュアル化されている印象です。働いている人には何の責任もありません。
政治や年金機構の問題です。
私達は自分の権利として、それぞれに最適な形で受給する事を考えなくてはいけませんね。
いつ再発するか分からない状況で、仕事と年金の両方が支えてくれるのは、私にとっての最適解。ホッとしています。
「繰上げ受給が出来るのでは?」と思い付いて本当に良かった。こんな私でも「繰下げれば年金が増える」という知識はあったのですから、いかに情報が偏っているかがわかります。
…私だけかな?だとしたら申し訳ない。
後は8月か10月のお知らせを待つだけ。
思いがけない楽しみが生まれました。
4歳年下の主人は「俺も60歳になったら、すぐ貰う!」と言っていますが、私は62歳の誕生日を過ぎていますからね…。
【朝の風景】
連日の豪雨で、朝散歩は全く出来ませんでした。今朝も外へ出て10歩ほど歩いたら、バラバラと大きな雨粒が落ちて来ました。
急いで橋の上まで走り、撮った写真。
今年の梅雨は、長くて激しい雨が続きます。
朝日が恋しい還暦ゴルファーです。
朝日の代わりに、学校で出迎えてくれる保護猫の写真を。
校長が保護猫活動をしていて、3匹が職員室で暮らしています。外や教室へも自由に出入りしていて、学生とも仲良し。水と食事は、私達非常勤講師が利用する大机の上。目線の高さで食事しているのが新鮮です。私達とは椅子取りゲーム仲間!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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