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還暦ゴルファーの共生記 「連れも癌になりまして」


こんにちは。還暦ゴルファーです。
冬場は部屋まで日差しが届きますが、夏場はベランダに僅かに届く程度。窓際で流れる雲を眺めながらnoteを書いています。


昨年の8月4日に「悪性リンパ腫」との宣告を受け、半年に及ぶ抗がん剤治療を受けた私。その私を心身両面からサポートしてくれていた主人が、7月26日に「大腸癌」との宣告を受けました。

一年の間に夫婦二人揃って癌宣告を受けるなんて、どんだけ仲良しやねん。。

webで色々調べてみると、大腸のポリープは小さい物なら殆どが良性で、大きくなるに従って悪性の可能性が高くなるとの事。直ぐには大きくならず、数年をかけて大きくなるそうです。

そう言えば、2015年の7月に二人して健診で引っ掛かり、大腸カメラを一緒に受けてポリープを数個ずつ取って貰った事がありました。
幸い小さい物だったので簡単に済みました。

二人でせっせと下剤を飲んだのを思い出しました。ここでもやっぱり仲良しですね。

結果は良性でしたが、あれから10年近く。
健診は本当に大切です。
皆さんも是非、自分の未来のために定期的な健診を受ける事を忘れないで下さい!

今回もきっかけは健診でした。
5月に受けていた町の健診。
2回の検便の内、1回は陰性。残る1回が陽性で血便があると引っ掛かり、7/1に大腸カメラを受けていました。小さいポリープならやはりその場で取る事が出来たそうですが、既に2cmを超える大きさになっていて対応出来ず別の病院を紹介されていました。

その際「この大きさの場合、癌の可能性が高い」との説明も受けていました。内視鏡、腹腔鏡、開腹、どの術式になるのかは先方の担当医の判断になるとの事。

そして迎えた7月26日。
待合室から別の部屋へと案内され、オペ着を着た医師に迎えられ癌宣告を受けたそうです。
紹介状に添付された画像を見て、形状的にほぼ癌であるとの事。

深さは切ってみないと分からないものの、内視鏡手術で対応可能だろうとの事で、8月21日手術と決まりました。

去年のその日、私は1回目の抗がん剤治療で入院中。今年は主人が入院する事になりました。

事前に転移を調べる為、8月9日にCTを撮るのですが、その結果によっては手術は白紙になり、担当も消化器内科から外科になるとの事。

自分のPET検査の時より緊張します。

ようやく日常を取り戻したところなのに…という思いもありますが、私が回復していて本当に良かったと思います。奇跡の様なタイミング。
どれだけ有り難い事かと感謝せずにはおられません。

今度は私が全力でサポートします!!

私の癌宣告を経験した事もあり、主人も普段と変わらず穏やかに過ごしています。飛び入りでコンペに参加したり、以前より積極的になったかも知れません。良き良き。

もちろん眠れない夜もあるでしょうが、それも避けては通れない道。現実感に乏しいという感覚もわかります。それでも闘病生活が始まれば否応無く現実を生きなくてはなりません。

明日どうなるかなんて、本当に分からないものです。今までと変わらず、一日一日を愛おしみながら主人と共に過ごしていきます。





【朝の風景】

久しぶりの朝散歩。
風が吹いて意外と涼しく感じます。

7/29月曜 橋の上から

低空を次々と雲が流れて行きます。
朝日は見られるでしょうか。

日の出時刻

潮位が低く、遠い波打ち際。
水平線の辺りは雲に覆われ、朝日が見られるのはもう少し後になりそうです。

雲の間に少し見えて

手を伸ばせば届きそうな低空を、次々と流れて行く雲。実際にはずっと上空で届かないんですけどね。。飽きずに眺める、こんな時間が愛おしいです。

雲の隙間から朝日も顔を覗かせました。

海にも太陽の道✨

眩い煌めきと共に太陽が顔を出しました。
大きく深呼吸をして【朝日のパワーを取り込む計画】発動です。

届け!細胞の隅々まで!!

振り返ると主人が朝日に向かって手を合わせていて、胸がキュンとなりました。

大丈夫。大丈夫。

帰りは既に暑くなり、冷房の効いた我が家が恋しいです。家に着いてドアを開けると、涼風と共に愛猫がソファーの上から視線を投げて来ました。
思わず笑みが溢れる平和な朝。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。新しい週が始まりましたね。
楽しい思い出を沢山作りましょう♡







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