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還暦ゴルファーの闘病記 「4回目の入院にして朝食が選べる事を知る。嬉しいやら悲しいやら」

こんばんは。還暦ゴルファーです。
本日13:30から(いつもこの時間と決まっている様です)抗がん剤治療の第三クールの為に入院しました。

今回はいつもより一日早い入院です。それというのも、明日大腸カメラを受けるため。。

癌がどこまで浸潤しているかを特定するPET検査でも、粘膜の内側は見えなくて別途検査をする必要があります。胃カメラは最初に受けたのですが、大腸カメラは予約がいっぱいでまだ受けていませんでした。

密かに「このまま受けなくても良いとかにならないかな」との希望を抱いていたのですが、そんな希望が実現する訳もなく。。

第一クールの後の緊急入院時に発症した「大腸の憩室炎」の経過を知る為にも必要な事なので、仕方ありません。


相変わらずDR.は親切です。
入院して直ぐに現状を聞きに来てくれた後、大腸カメラの同意書を自ら持参し説明してくれました。

その後、血液検査の結果の報告にも足を運んでくださり、その都度「頑張りましょう!」とか「大腸カメラ、大変だけど頑張りましょう!」とか励ましてくださいます。

看護師から、大腸カメラにビビっている事を聞いたのでしょうか。。

誰よりも真摯に病気に向き合ってくださっているのは、間違いなくDR.です。

私はと言えば「運があれば治る」くらいに思っているので、何だか申し訳ないくらいです。

でも、こんな私でもDR.や家族の姿を見れば、
「治ると良いなぁ」と思ってしまいます。

まだまだ先は長いので、息切れせずに毎日を楽しみながら続けて行きたいと思っています。

先週の外来辺りから、ずっと37℃前後の体温が続いています。体調的に変化は無いのだけれど、血液検査でそのあたりの項目も増やして下さっています。

結果が出るのは明後日、抗がん剤投与の日。
「ちゃんと結果に対応した治療も並行していくから、大丈夫!」と血液検査の結果を持って来てくださったDR.が言っていました。

元より全幅の信頼を置いてお任せしているので、不安はありません。

でも、さっき検温して行った看護師さん「37.5℃」を見ても何のリアクションも無かったけれど、大丈夫かな?
「36.5℃」と入力してないかい??

どうやら「大腸カメラにビビってる還暦ゴルファー」という情報は共有されている模様です。

検温に来た夜勤の看護師さんに言われました。
パソコンで一元管理。良く出来ていますね。
恥ずかしい。。

抜け毛も落ち着いたので、病室での帽子もやめてリラックスして過ごしています。


そしてタイトルの「朝食選べた事件」!

かれこれ50年、毎日朝食はパンの還暦ゴルファー。病院の和朝食に対応出来ず、前回からパンやバナナ、ヨーグルトを持ち込んでいました。

そしたら、何と朝食をパンにする事に出来るとか!今回の入院前カンファレンスでポツリと言った「朝はパンじゃないと食べられないんですよね…」から「じゃ、パン食希望にしておきますね」となりました。内心??でいっぱいです。

「でもそんな個別希望が通る訳ない」と、全く信じていませんでした。そしたら、入院後に看護師さんがPCを見てポツリ
「あ、朝食はパンが希望なんですね」と。
「え!出来るんですか??」
「はい出来ますよ」
「えぇー!!」

はい。本当に出来る様です。
大腸カメラがあるので明日は絶食ですが、明後日から私の元にはパン食が届くはず!

あんなに大変な思いをして食べた朝食は何だったのか…。3日に1回なのか4日に1回なのか、聞いた時の看護師さんもそんな事は教えてくれませんでした。「メニューで決まってるだけなんで」としか答えてくれませんでした。

物事はしっかりはっきり伝えなくてはいけませんね。4回目の入院にして初めて知る事実。まだ半分以上残っているので、良しとしましょう。本当に良かった。

今回からT-falを持ち込み、益々快適になった病室です。微熱続きではありますが、無事に第三クールの治療が終わりますように!←って、まだ始まってもないけど。

今回は今までと違う病棟(フロアーは同じ)で、病室からヘッダー写真の海が見えます。看護師さんも違っていて、ちょっと新鮮な感じです。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。皆様も私も今宵良い夢が見られますように♡




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