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ヨーロッパ6日目 ロンドン→リヴァプール

6時起床。今日は朝から単独行動。
今日の時間が決まってる予定は11時のロンドン塔、13時のBEEFEATER蒸留所見学、16:40のリヴァプール行きの電車。

昨日の夜(F1のノリス(イギリス出身)のグッズが欲しいなあ、買える場所ないかな)と思っていろいろ調べてたら、レッドブルのファクトリーがあるミルトンキーンズがロンドンからギリ行ける距離にあることに気づき、急遽目指すことに。
友達は全くF1興味ないので別行動。

11時のロンドン塔の予約に間に合うように朝行動。West Midlands Trainsに乗るためにロンドン・ユーストン駅へ向かう。ユーロスターとイギリス北部へ向かう電車を使う自分らには、ユーストンとキングスクロス・セントパンクラスが近いホテルを選んだのはかなり英断でした。ホテル探しに時間を割いてくれた友達に感謝。
7:23、ユーストン駅からバーミンガム行きの電車に乗車。目指す降車駅はミルトンキーンズの最寄りブレッチリー駅。

この時間は労働のために乗ってる人が多そう
朝のユーストン駅
ホーム空いてる

ユーストン駅入る手前でめちゃめちゃ水飲んでは吐いてを繰り返してたおじさんに思いをはせながら車窓を眺める。

ワトフォードらへん

途中乗務員が回ってきてチケットの確認。自分はEurailのQRのページをみせたらそれでOKと言われた。

レイトンバザードらへん

特急列車なので自分の目的地ブレッチリー駅まで途中停車駅は2つで着く。この列車運行会社、30%を三井物産とJR東が出資してて謎。自分が知らないだけで結構色んなとこの鉄道に日本企業が出資してるのか?

ユーストンから40分ほどでブレッチリー駅に到着。

ブレッチリー駅
日本の少し田舎の駅のホームにかなり構造が似ている
これもチャリそのまま載せてOK
京葉線もそうして

改札がなぜか開け放たれており、そのまま通過して外へ。駅舎の外にはロータリーがある。
ここからレッドブルのファクトリーまではバスに乗り向かう。
近くでベイプで一服していたタクシーの運転手ぽいおっちゃんにスマホの画面をみせながら「このバスに乗るにはどこで待っとけばいい?」と聞くと「ここで大丈夫だよ」と言われたのでその場で待つことに。
と、思ったら話しかけたあとすぐ10秒くらいで30人弱くらい乗れそうなマイクロバスがロータリーに入ってくる。

バスの運転手に「このバスBow Brickhill(ファクトリーの最寄りのバス停)に行く?」と聞くと肯定の返事だったので乗り込む。

なんかでかめの湖
カルデコッテ湖

バスで10分ほどで目的のバス停に到着。
同じバスに乗っていた乗客たちはほぼここで降り、自分の目指す方向へゾロゾロと歩き出す。どうやら出社するレッドブルの社員だったぽい。

ていうかこのバス支払いないの?無料?
なんかもともとはここに列車が通ってたけど経営破綻で走ってないから、その代替のバスみたいな説明はGoogleに書いてあったけど。
HPで調べると一応£3.3と書いてあるが乗客は乗るときも降りる時も金を払ったり何かをみせたりしているそぶりはなかった。鉄道の代替バスなので一応Eurail Passが使えるぽいが、不安。

バス停から歩くとすぐにここからはレッドブルの敷地だということが分かるゲートがお出迎え。

うしだあ
RedBull
TECHNOLOGY
CAMPUS

駐車場にはオブジェが。下の球には各地のコースレイアウトが。

正面はシルバーストンのレイアウト

そして。
ファクトリー!!!

RBR Factory
ドライバーのインスタでみたことある入口

入口にはマシンが一台飾られている。
haloがあってノーズにcdwの名前も入ってるからRB19かなあと思ってみてたけどボディとかフロントノーズとかが全然違う?
RB7にhaloがついてスポンサーは新しいのを載せてる感じ?

F1マシン(横)

正面の顔がRB7ぽい。ボディのカーナンバーのとこの窪み方とか、ノーズの形とか。

フロントウィングの付き方が
最近の感じじゃない
コックピット
ステアリングもRB7

自動ドアをくぐると早速トロフィーがずらり。
右側はバクー、オーストリア、モナコ、マイアミ。

コンストラクターもとりすぎ

左側はまさかのハンガリー。訪問日が7/26でハンガリーGPが23日!!あると思わなかった。こんなすぐに飾られるのね。

きれいな磁器

そしてハンガリーGPといえばノリスに壊されたマックスのトロフィー。台座のみ。

見事
ふちが透けてるの映像では気づかなかった
すごい

さらに自動ドアをあけるとエントランス。受付の人は慣れてる感じでまだ何も言ってないのに「撮っていいよ」と。

そしてここ、やばい。めちゃめちゃトロフィーある。すべての獲得トロフィーがあるぽい。

ズラーリ

入ってきたドア側の上の棚にもズラーリ。

ズオッ

ひいて見るとこんな感じ。多すぎる。
もちろん去年の鈴鹿トロフィーも。

ズーイォ

そしてドライバーズチャンピオンとコンストラクターチャンピオンのトロフィーも。

ズオッズオッズオッズオッ
多分すごい小物たち

もう少し奥に入るとユニフォームや使われていたであろう部品が飾ってあるコーナーが。

いつのものだろう
フロント羽根
これは?

無料でここまで見れるのすごい。次はぜひファクトリーツアーに応募して訪れたい。

ロンドン塔の予約があるので堪能したらすぐ帰る。またさっき降りたバス停へ向かう。

本当にラウンドアバウトばっかり

バス停でバスを待っていたら行きよりもさらに二回り小さいマイクロバス、というかバンが到着。
これはブレッチリー駅行きかと聞いて乗り込む。ドアは自分で開けて閉めるタイプだったが、ステップから足を動かす前にドアを閉めたらドアとステップの間に足が見事に挟まり身動きがとれなくなる。
運転手に「haha, you stucking?」と笑われ「yes」とニヤニヤしながら答えたら「そのボタン押したら開くよ」とドアの開け方を教えてくれたので事なきをえる。ハズカシイネ。

帰りも乗客が料金を払う様子はなく、解放された車内真ん中のドアから降り、無事再び駅に到着。

マジ日本ぽい
日本が真似たんだろうけど

ブレッチリー駅のある街、ミルトンキーンズにはもともとホンダのF1の開発拠点もあったらしい。今はもう撤退したのでないらしい。

あとチューリングマシンで有名なアランチューリングがエニグマ解読のために勤務していた建物もここにあるらしく、それを記念した国立コンピューティング博物館もある。今度また来た時に寄りたいね。

急いで駅に帰ってきたら予定していた1本前の電車に乗ることに成功。

今回は暗めの色味の車体

またユーストン駅に戻り、チューブにのってロンドン塔方面へ移動。
ユーストン駅のチューブのホームに着いたのが10時頃。まだすこし時間に余裕があったので寄り道していくことに。

バンク駅

バンク駅で降車。バンク駅周辺はめちゃめちゃにかっこいいでっけえ建物がギチギチに立っていて、めちゃめちゃかっこいいスーツ姿の人たちがたくさん。

ウロウロしてたらレドンホールマーケットに到着。めちゃくちゃ綺麗。
ここハリーポッターのダイアゴン横丁に行くシーンで出てくるところらしいね。知らなかった。

レドンホール

ウロウロウロウロウロウロウロウロウロウロしていたらめちゃよさげな酒店を見つけたので入店。

ジン、ウイスキー、ワインいろいろ

ここでコッツウォルズの小瓶とブライトンジンのネイビーストレングス、ポルトベッロロード?の小瓶を購入。自制心によりフルボトルは回避。英断ですね。
お買い物してたら10:30くらいになったのでタワーヒル駅に向かう。

ロンドン塔の入場口近くで友達と合流。入場。

ロンドン塔内部

ロンドン塔は、中世においては国王が居住する宮殿であると同時に、軍事要塞でもありました。

ようこそ

エドワード1世、すごいでかかったらしい。ベッドのサイズ大丈夫?

お部屋

塔と塔の間の渡り廊下からはテムズ川が眺められる。デカ橋も。

デカ橋

そしてロンドン塔といえば、カラス。これがまあでかい。とんびとかのサイズ感。

でかいカラス
スーパーカラス

そして、またまたやってきました、ロンドン塔といえばその2。クラウンジュエル。ただ時間がないのでパス。

バーーチクソならんどる

そして、またまたやってきました、ロンドン塔といえばその3。ヨーマンウォーダーズ、BEEFEATER。

ヨーマンの説明

もちろん本物のBEEFEATERにも会える。渋ぃね。

かっこよ

写真一緒にとって―と話しかけると快く引き受けてくれて、ニコニコでツーショ撮れました。あざす。

飼育カラス
でかい

時間がないので恐ろしい早さでロンドン塔を離脱し、BEEFEATER蒸留所へ向かう。
まずはバスでケニントンロード駅へ。

川の南側はやっぱちょっと雰囲気違う

そこから蒸留所までは徒歩。

CARRERAのチャリ、クロスもロードもよく見る
コスパいいからかな

ぴよっと歩いたらもう見覚えのある色のBの文字が書いてある建物が。警備員の人にIDをみせて入店?入所?

WELCOME

テンション上がるなあ。

知らないボトルがたくさん

少し早く着きすぎたのでグッズショップをガン見しながらお土産のめぼしをつけておく。全部欲しい。

ニコニコしてたら案内されたので蒸留所見学スタート(見学の最初の案内とレジを担当していた方の英語が本当に聞き取れなくてやばかった)。

ジンレーン
オールドトム
本当にネコ?
この麻袋欲しい
何にも使わないけど
年代別のロンドンのジン蒸留所の所在地と説明
ニコルソンジン、めちゃくちゃ歴史ある
ギルビー、BEEFEATER、タンカレー爆誕
BEEFEATER移動、ゴードン爆誕
シップスミス爆誕
突然のバースペース
良い絵

歴代のボトルたち。知ってるのは2016年からのボトルから。ちょくちょくバーで見たことあるボトルが。

ズラリ
お世話になりました
お世話になっております

歴代の広告。

センス

サントリーが出した広告。「それはまだ流行っていない」と同じく逆張りキャッチコピー。

わかる人のジン

展示のコーナーを最後まで見たらテイスティングの時間。お姉さんの説明を聞きながらボタニカルを確認してノーマルと24とMonday'sジンを味見。

チェイサーのグラスがきたねえ
オレンジ・レモンピール、アンジェリカルート、アンジェリカシード、コリアンダーシード、リコリス、オリスルート、ジュニパー

お姉さんの英語は半分くらいしか聞き取れなかったが、なんとなくはわかったので良し。
そのあと電子機器を機内モードにして蒸留器のある部屋へ。ものすごいジュニパーの香りが充満していてこれにはジュニパージャンキーもにっこり。

80%近い状態でテイスティングしてボタニカル調整するらしい
それを任されてる蒸留技師は3人だけ
10以上の蒸留器がずらっと並ぶが、稼働してるのはこの4つ?
(聞き取れなかった)
ここで作られたものが世界へ
このポットスチルが24用らしい
オシャ壁、欲しい

見学を終えたら試飲タイム。まずはジントニックを人数分出してくれる。

バースペース

ボタニカルはオレンジスライス、おいし~~。

ここはbeefeaterのオリジナルのグラス使わないのね

そのあとフレーバードジンをテイスティンググラスでいただき、かなり酔ってしまったので終わりにすることに。
さすがにニコニコになってしまう。

このクッションカバーとスタッフが着てるジャケットも売ってください

一通り写真を撮ったあと、エントランスまで戻ってきてお土産を購入。クラウンジュエルとMonday'sとフレーバードジン(ピーチ&ラズベリー)とジガーとコリンズグラスとトートバッグ。
Monday'sジンかなり好き。

帰ってきてグラス開けたらめちゃ歪んでてウケた

お土産を買ったらリヴァプール行きの電車に乗るため急いで移動。とりあえずホテルに預けていた荷物を取りに行き、買ったジン6本を詰める。
バックパックごと肩ちぎれ落ちるかと思った。

朝ぶりのロンドンユーストン駅。まだホームが確定していないので軽食を買って待機。

16:43 Liverpool Lime St 行きはまだwaitの表示

少し荷物の整理をしていたらホームが確定。ここでもEurail Passを使って改札脇にいる駅員さんに通してもらう。

乗車。リヴァプールまでは2時間20分程度。これもミルトンキーンズ方面なので途中まで朝乗った路線とほぼ同じところを通る。

ユーストンで買ったバゲットサンド
可もなく不可もなく

朝から何も食べていない状態で酒を飲んだのがまずかったらしく、すこし頭痛を感じたので爆睡。


起きたら雨。

来ました、リヴァプール。寒い。凍えるように寒い。

リヴァプール ライムストリート駅
ハッピーセットのおもちゃみたいな発色で良い

とにかく寒いので一旦上着を着て、ホテルに向かうために地下鉄のホームへ。

外国でしか見ないタイプの案内板

ホテルの最寄りはライムストリートから地下鉄で二駅。歩けないこともない距離だが荷物も重いしまあまあな雨なので利用。
この地下鉄もEurail Passが使えるはずなので、改札のところにいた駅員のおじいさんに聞いてみる。「ちょっとわからんから待っててな」的なことを言い、窓口の方から若い駅員さんを連れてきて戻ってくる。
その若い駅員さんに「使えるよ、どこまで行くの?その駅だったら一駅で降りてNorthern Lineに乗り換えてね」とかなり親切な対応をしてもらえた。

がしかし訛りが強い。おじいさんの方はまじで聞き取れんかった。

地下鉄路線図
四角くてかわいいね

乗車すると自転車を置けるスペースのある車両。まじでうらやましい。

同じタイミングで乗った夫婦がチャリを置いて
「隣にスーツケースおいて良いよ」と一声かけてくれた

駅員さんの助言通りに乗り継いでホテルの最寄り駅に到着。とにかくジンが増えた荷物が重すぎるのでホテルへ急ぐ。

ロンドンとはまた違う雰囲気

19:40ホテル到着。なんかすごいホテル。外装も内装も。

???

部屋もかなり広い。チェーンのホテルだったがロンドン、パリとあまり変わらない値段でかなりいい感じのホテルに泊まれる。やはり都会は……

広いビジホって感じ
ベッドも物置けるスペースも広々
洗面台も広々
ただめちゃくちゃ扉が重い

荷物を置いて小休憩したらご飯探しとお散歩しに外へ。

こんな感じの建物が並んでる
ゴツい

そしてやってきましたパブ。

パブ、手軽、家の近くに20軒できて欲しい

とりあえずビールと料理を3品注文。

自分はLiverpoolピルスナー、友達はギネス

めちゃくちゃ飲みやすい。ピルスナーだけどそこまで苦みは強くない。
ビールを飲んでいると頼んだものが続々と登場。まず来たのはハルーミフライと今日のスープ。

ハルーミ、ハロウミ は、キプロス料理の一種で、ヤギ乳と羊乳の混合物から作られるセミハードタイプの非熟成塩漬けチーズである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9F

ここで出てきたのはそれを揚げたもの。今日のスープは人参のポタージュでした。

揚げハルーミ
にんじんポタージュ

そして、リヴァプールで絶対食べたかったスカウス!!ずっと食ってるからリヴァプール人がスカウサーと呼ばれる由来となった料理。

スカウス

ハルーミはもきゅもきゅしてて塩味が酒に合って美味い!
ポタージュは普通に美味い!
スカウスはちょっと酸味のあるビーフシチューって感じで美味い!

スカウスは店によってかなりアレンジがきいてるようで他の店だともっと肉じゃがみたいに煮詰まってるものもあるみたい。今度家で作ってみよう。

ウマイ

酒が足りないので追加。シップヤードというビール。造船所だしリヴァプールのものかなと思って飲んでいたが後々調べてみるとアメリカ発のブルワリーだった。

美味いので良し

友達はまだ食えるというのでフィッシュアンドチップスを追加注文。

でかい

しかし、このフィッシュアンドチップスだけは失敗。卓上に塩コショウがあるので好きに味付けをして食べるものなんだろうが、なんせ中の魚に下味がついてないのがよくない。あとそのせいで魚の身から余分な水分がぬけてないのか中が若干べちゃっとしている。味が薄くて食感が悪くてよくない。イギリスで初めてかなりハズレの料理に出会った。

最後にネグローニを注文。なんか不思議な味。かなりスイートベルモットの分量が多いのかめちゃくちゃ甘い。途中からハリボーグミ食ってる気分になった。

あまあまネグローニ

フィッシュアンドチップス以外の料理はいい感じだったのが不思議。ブレがある店。

退店してマージー川沿いまでお散歩に。

綺麗なたてもの

川辺までくると街並みが神戸や横浜を彷彿とさせるような感じ。港町。

新しい建物と古い建物が混在

ふらふらと歩いているとアルバートドッグに到着。もう遅い時間なので付近のお店は全て閉まってはいたが、歩くだけでも結構いい感じの場所。

大きな商業施設になっている

ひととおり歩き回れたのでホテルに戻る。

何度見てもすごい
ビジホの内装がこれなの、どういうこと

シャワーを浴びて寝る準備。
ポットがあったので持ってきたフリーズドライの味噌汁を飲むことに。野菜が足りないので小松菜が浸みる。
歯を磨いて洗面台の水の流れがめちゃくちゃ悪いことを確認。

明日は予定になかったが、朝アンフィールドのスタジアムツアーに行くことに。しかしなぜかクレカのチケットの支払いがはじかれる。不安だが現地で買うことに。友達はプレミア興味ないので明日の朝もまたまた別行動。
1:30就寝。

6日目、終了。

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