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今の時代は偶然を見方にしよう!

先がわからないからこそ


今、時代の変化が激しくて、先を計画していてもその通りにならないことが多々あります。更にコロナで価値観も変わり、リモートワークで人との距離感も大きく変化しています。

先が読めない時代だからこそ、この考え方がヒントになるので、知っている方も多いかと思いますが今回ご紹介します。

心理学者のジョン・D・クランボルツ教授の理論
”計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)”

これは教授がビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査したことに基づいています。成功した人々のターニングポイントの8割が、本人の予想しない偶然のできごとによるもので、それを計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)と言われるキャリア論として提唱しました。

自分の適性や興味、能力等を分析して今までのように目標設定していても、時代の大きな変化のときは必ずしもそのアプローチには限界があるとわかったのです。

ではどうするのか?

ある程度は自分の方向性を考えておくことは大事ですが、
予期せぬ偶然のできごと、”チャンス=人や考え方との出会い”を見逃さないようにすること、具体的には以下のことが大事になります。

  • キャリア形成は、予期していない偶発的なできごとに影響をうけるもの

  • 偶発的なできごとをチャンスとしていくためには、努力や行動をして最善をつくしそのチャンスを活かすこと

  • 偶発的なチャンスをただ待つのではなく、自分自身の意識や努力で作りだすこと

ようするに、きっちりと計画したことを必ずやりとげるというより、
未来は予測や計画通りに進まない傾向が多いので、自分の目の前にきた偶然のできごとを、機会ととらえて行動していくことが今の時代にはあっているのです。

その偶然のできごとをおこすためには、
次の5つの行動特性が大事になります。

◇5つの行動特性◇

  1. 好奇心(Curiosity)   :絶えず新しい学習の機会をさがし続けること

  2. 持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力すること

  3. 楽観性(Optimism)  :何事もポジティブに考えること

  4. 柔軟性(Flexibility)   :こだわりすぎず柔軟な心掛けをする

  5. 冒険心(Risk Taking):結果がわからなかったとしても挑戦すること


いかがでしょうか?

これらの行動をとっていると、
いい出会いや良い考えに会うといわれています。

私もこの考えを知って、自分におきかえたときには本当になるほどと
思いました。

なぜなら、今の仕事は”たまたまな出会い”で実現したものです。
最初から、キャリアコンサルタントになろうと計画していたものではありません。

たまたま営業をした際にこの仕事を知り、なんとなくいいなと思い、
その勉強の学校へ通う時間をとることができた。
そして、たまたま知り合いからも声をかけられて仕事につながった。
そんな感じです。

出会いや次につながる縁は人がつれてくるもの
これはまさしくそうだなと思うことができました。

そう考えると、出会いや人との縁は日頃から大切にしたいものですね。
”一期一会” 
あらためて人との出会いを大事にしたいと思いました。

次回は、この5つのキーワードで自分を語ってみたいと思います。




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その幸運は偶然ではないんです!


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