巧詐(こうさ)は拙誠に如かず 20180708_C/1
「韓非子 説林上」に掲載されている逸話。
魏の将軍、楽羊は中山という国を攻めた際、中山の君主は、楽羊の子息を捕えただけでなく、その子を煮て汁物を作って楽羊に送りつけた。しかし、楽羊はこれに動じず、座してその汁を啜り、一杯を食べ尽くした。
魏の文侯は、「楽羊は私のために我が子の肉を食べたのだ」と称賛したが、幕臣の堵師賛は、「我が子の肉ですら食ったのです。一体誰の肉なら食わないというのでしょう」と。返って警戒を促した。
孟孫が狩りに行き、子鹿を捕らえた。
秦西巴に命じ