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じいじの株運用③ソニーグループ株主総会

【企業の成熟について】

昨日はソニーグループの株主総会に行きました。

私は物心ついた時からSONYのファンです。
その証拠に私が初めて喋ったボキャブラリーの中に「ソニー」があるようです。

子どもの頃のアルバム、右下にボキャブラリーの解説が。

それ以来テレビはトリニトロン(まだ小学生だった私にまるで自分が発明したかのようにトリニトロン方式の優位性を語った親父のドヤ顔が忘れられません)、ウォークマンからスマホはExpediaとずっとSONYの信者として過ごしてきました。これはひと世代後のアップルに対するMac使いなどの想いと同様のものでは無いかと思います。

株主総会ははグランドプリンスホテル新高輪で行われました。品川駅に降り立つとその日は集中日のようでオリックスや味の素などの株主総会案内のプラカードが。


あまりにも美しくて整然とした会場のひな壇はまるで某国の党大会のようです。

グランドプリンスホテル新高輪の入り口


そして株主総会の進行も完璧で流れるように質疑応答に入りました。個々の質問に対してもQ&Aのマニュアルがしっかり出来ており各取締役の方も内容を読み込まれているようでした。

私はしっかりしてるなと感心した反面、こんなにしっかりしてしまって、真面目か!と、もうちょっと楽しくやってほしい。これで型破りな商品など開発できるのかなといささか心配になってしまいつい手を上げて質問してしまいました。
質問の内容は我々がSONYに期待するのは単に良い商品とかサービスとかそんなレベルでは無く、世界を驚かせるような、ワクワクするような物を作って頂きたい。最近はそう言う商品が少ない。映画にしろ金融商品にしろ、さすがソニーと思わせて日本を元気にさせて欲しいと言うようなものでした。
※実はこの発言は本日の日経のオンライン版に載ってましてね。但し内容は「最近はそう言う商品が少ない」なところを切り取られてました。
とは言え私の質問に対する答えも完璧で、滞り無く、少々楽しくなく株主総会も終わりました。

せっかく品川に来たのでと、つばめグリルでハンバーグ定食を食べました。
目の前に出てきた名物のハンブルグステーキはアルミサッシを開けた途端に湯気がと香ばしい香りが出てきて本当に美味そうです。
そんな幸せな香りに包まれて思ったことは。


俺もいつの間にか整っちゃったよなあ。子どもの頃なんかハーバーグと言えばマルシンでご飯の上に乗せて食べてご馳走だと思ってたよなあ。ワインまでつけちゃって。でもそうだよなあ豪華なホテルでホテルでやろうがちゃんとしててもいいんだよ。みんなが楽しくなれば。

いまの世の中はもうやんちゃで、ハングリーでなどは流行らないというのも良くわかっています。
しかしSONYには改めて世の中をあっと驚かせるようなようなものを提供し続けるクリエイターであって欲しいと思います。

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