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アスパラガス、収穫が終わったその後は…
アスパラの旬(十勝)は5月から6月頭。
今年は気温が高かった影響もあり
5月末で収穫シーズンは終了した。
収穫が終わったら、もうすぐ
来年に向けての準備が始まる。
1株から約30〜40本ほどを収穫したら
曲がったものや細いものは取り除き
太くまっすぐな茎を伸ばしたままにする。
![](https://assets.st-note.com/img/1654952416476-rz1RAIuxGu.jpg?width=1200)
これらのもじゃもじゃは「擬葉(ぎよう)」と言う。
本物の「葉」は光合成をせず、擬葉を守る働きをする。
代わりに「擬葉」が光合成をする。
光合成をすることで、根に栄養を蓄える。
![](https://assets.st-note.com/img/1654986420859-EWH6eUweWF.jpg?width=1200)
擬葉に光合成をしっかりさせるため
・・堆肥はたっぷりと。。。
・・・倒れないようにネットをかけて。。。
・・・・時には伸びすぎた頭をカットしたり。。。
・・・・・混みすぎないよう間引きしたり。。。
まさに農家の腕の見せどころだ。
※夏アスパラを収穫する農家もある。
※収穫を止めればアスパラは芽を出すのを止め
再開すればまた、芽を出し始める。
アスパラは「植物」だ。
花も咲けば、実もみのる。
「実」と言えば味見をしたい。
「毒ではない」らしいのでかじってみた。
甘ったるく、後味にアスパラの青臭い香り…
お腹いっぱい食べるのは遠慮しておきたいが
野鳥が食べるのもうなずける。
![](https://assets.st-note.com/img/1655171963948-VY8f7WyiCQ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1654931754354-WYb8nqZnJ9.png?width=1200)
この実を植えればアスパラは出てくるが
農家さんは苗を買う。
![](https://assets.st-note.com/img/1654493406178-IkMGSRm0pb.jpg?width=1200)
適した状態まで育ててから移植作業に入る。
※左=購入直後、右=ワサッと根を育ててから畑に移植
![](https://assets.st-note.com/img/1654496751133-NRRFNK2an4.png?width=1200)
畑への移植作業は1株1株手作業だ。
「今年は4000株植える予定」と農家さん。
![](https://assets.st-note.com/img/1654929375377-reoQMQDY5o.jpg?width=1200)
アスパラは、植えた年には収穫できない。
植えた翌年もまだ。
3年目にやっと!収穫可能になる。
だいたい10年くらいで苗を入れ替えるが
15年、20年と採り続ける農家さんもいる。
ここも農家さんの腕次第。
![](https://assets.st-note.com/img/1654949187454-N3Dn2JgA3t.jpg?width=1200)
「春アスパラは、去年の作業の収穫さ」
「これからの作業は来年のため」
農家さんのそんな言葉が印象的だった。
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