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発達障害の娘とママと家族の物語


はじめまして

かのう はる と申します
二人の娘をもつ母親です。

私の育児経験をnoteに書く事にしました。
長女の提案です。
「ママが私を育ててくれた事、本にするといいと思うよ。だって手がかかる私を
ここまで育ててくれたんだから。」と
背中を押してくれました。

これは大切な私たち家族の記録であると共に
今子育てに頑張っている
お母さんへの
何かのヒントになれば幸いです。

長女、さくらは今、25歳。
憧れだった職業、
グランドスタッフになり
颯爽と空港を走り回っています。
そして女の子のママでもあります。

さくらは5歳の時に発達障害、
ADHD LD(学習障害 今ではSLDと言われます)
自閉症の傾向有、広汎性発達障害と
診断名がつきました。

生まれた時から育児に手こずる事が多く 
「私の育て方が悪いのかな? 」と自信を無くし
イライラ、葛藤、悩み、試行錯誤 落込みの毎日でした。

医師には「現状を見る限り、決して軽い状態とは考えないで下さい。 
大変とは思いますが
ご両親は娘さんと
しっかり向き合ってあげてください。」と
言われました。

次女、すみれ23歳
手に職をつけたい!と大学を卒業後
専門職に就き頑張っています。
子供の頃から
お笑いのセンス抜群で
マイペース。
お姉ちゃんに手がかかる分
寂しい思いをさせてしまったのは
私の反省点です。

そんな娘達と向き合ってきたこれまでの
様々な困ったこと、悩んだこと
笑顔になれた事・・・・ を定期的に書いていきたいと思います。

長女誕生

会社員をしていた私は
27歳で主人と出会い結婚、
直ぐに子供を授かり
ワーキングマザーになる事を
選択しました。
妊娠中の通勤は予想以上に
危険がいっぱいで、
満員電車の中で
必死にお腹を守りました。
まだ、妊婦マークなどは
無い時代でした。
ぎゅうぎゅう詰めの電車のながで
「お腹に赤ちゃんいます!」と
ノボリを立てたいと思っていました。

大きなお腹でも
席を譲ってくれる人は
ほとんどいませんでした。
それでも、お腹の赤ちゃんと
楽しく通勤していました。

どうにかこうに満員電車の通勤を
乗り切り
産前休暇、産後休暇、育児休暇をとり
いよいよ出産へ。

可愛らしい
目のくりくりした女の子の誕生を
迎えました。
産声を聞いた時は
「女の子らしいカワイイ声だなぁ」と
思いながら産後の
疲れも吹き飛ぶ様な時間でした。

初めての授乳の時、
赤ちゃんのオッパイを吸う力強さに
驚きました。
わずか2500gの小さい身体全体の
力を振り絞って
オッパイを飲む姿をみて
なんて力強いのだろうと感動しました。

さくらは授乳の時も沐浴練習の時も
いつもスヤスヤねむっていて
看護師さんに
「身体が小さい子はオッパイ飲むのも
直ぐに疲れちゃうから
起きてる時間が短いのよ」と教えて頂き
大人しい子だな……と思いました。

しかし「良い母親になろう」
と思っていた私の誓いは
退院後、直ぐに
脆くも崩れました。

念の為、記しておきますが
それはさくらのせいではありません。

だって育児って
予想以上に難しく
予期せぬ事の連続なんですもの。
この事に気づくのに
時間はかかりませんでした。

続きは次回に。


子育てって
思い通りにならない事、
分からない事
不安な事
忍耐の連続ですよね。
それに家事には
「休日」は無くて
「完了」することもない。

あまりにバタバタ、忙しくて
気がつくと顔が引きつって
イライラ……
悪い所ばかりに目がいってしまいます。

でも、本当は
イライラと同じくらい
子供から幸せを貰ってるんです。

あの頃はわたしも
そんな事に気づく
余裕がありませんでした。
今の私から
「もっと力を抜いていいのよ」って
声を掛けてあげたいです。


#育児
#発達障害
#グレーゾーン
#子育て悩み
#かのう  はる

読んで頂いてありがとうございます。
これから
娘と私と家族の足跡を
残していきたいと思います。
是非、次回も遊びに来てくださいね。
                         かのう はる


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