2つめの敗因-2級キャリコン受検記録Vol.12

面談室に入って、まず大きな声で挨拶をしました。

試験官の方から注意事項があり
「それでは始めてください」
と案内がありました。

穏やかだった案内の女性が
名札をひっくり返すと名字が書いてありました。
やはり、この人だったんだな。

と思いながら
笑顔で挨拶しました。

緊張していましたが
相談者の言葉はしっかりと入ってきました。

一言一言聞き漏らさないように
伝え返しながら
話を聴きました。

最初の何分かで問題を整理しなければ。
整理するためには質問をしなければ。
そんなことを考えながら聴いていました。

習った通りにやろう。
やれば合格できる。

そんなことも考えていました。

どこでまとめようか。
整理したことを伝えようか。
そんなことも考えていました。

で、間違えてしまったのです。

「パート」言ってるのに、「バイト」と伝え返してしまったのです。

もちろん、すぐに謝りました。

相談者の表情は少し曇ったものの

頑張って、「今日はこういうお話をしていくのでいいでしょうか」

と了解を取りつけました。

その後、少しだけ笑顔がでてきました。

専業主婦になる前の過去の仕事についてお伺いしたときでした。

その後、面談は淡々と進みました。

こちらが提示した目標に対して「はい」

方策について「はい」

時計を見るとまだあと時間がありそうでした。

なので聴きました。

「ほかに何かありますか」と。

すると、「こういうことについても話してみたいです」
ということがでてきたので
「それではその話もしてみましょう」と提案し

そこで時間となりました。

まあまあ、よい面談だったんじゃないか。
終盤、相談者のテンションが普通になったけれど。

そんな風に思いましたが
結果は、4項目中1項目のみ60点、残りは55点でした。

「惜しかったから、次は合格する。それまでどんな準備をしよう」

次の試験に向けて、考え始めました。




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