直前なのに、先生によって評価がバラつく-キャリコン2級受検記録-Vol.19

対策講座の先生には褒められる。
でもそれだけでいいのかな。
という疑問は日に日に増していました。
試験前になればなるほど、自信を持たせようとしてくれている
気がしたのです。

ありがたいことに、応援してくださる気持ちは
伝わってきます。
合格してほしい、という気持ちも伝わってきました。
でも、それゆえに、評価がやさしいのでは、と思い始めたのです。

「うーん。気持ちを聴くのに時間がかかりすぎますね」
はら先生 にロープレをお願いすると、厳しいフィードバックが返ってきます。

先生によってギャップがあるのです。
でも、当日の相談者は、顔見知りの先生ではありません。
やはり知らない人とのロープレが必要です。

男性相談者に関しては、はら先生 に、お願いするとして
女性についてどなたかにご支援いただけないか。
そう思った時、twitterで目に入ってきたのが
山脇先生 でした。

山脇先生 は高知県でキャリアコンサルタント、産業カウンセラー、公認心理師、として支援をされているだけでなく
企業の研修や人材育成、コンサルタントとしてご活躍されています。
発信内容を拝見していて、「この方にお願いしたい」と思い
twitter経由でご指導を打診しました。
快く引き受けていただき、試験前に3回ほどご指導いただきました。
ZOOMがあったからこそ、できたことでした。

山脇先生 は、とにかく丁寧な方です。
事前のヒアリングや課題の整理をしてくださるだけでなく
役の作り込みも深く深くやっていただきました。
特に心情の部分の作り込み方は、影響を受けた気がしています。
さて、実際のロールプレイですが
やってみると様々な課題が浮き彫りになりました。
私の質問の一つ一つがひっかかってしまうのです。
ちょっとした言い回し、ちょっとした伝え返しのミスが
展開に影響してくるのです。
もうひとつ。
「その時、どんなお気持ちでしたか」
というようなカウンセラー的言葉遣いが通じにくい相談者でした。
これは勉強になりました。
たしかに、普通の相談者はこのような質問には
戸惑いを感じます。
「もう少し詳しく」も同様でした。
「何を詳しく話せばいいですか」がポーンと返ってきます。
「頑張っているけれど、まだまだ足りない。今回も油断はできないな」
という気持ちが芽生えてきました。
「2回目だから合格できる」という思いと
はら先生 山脇先生 にお世話になって感じた力不足
両方の思いがありながら
「でも、まあ合格できるだろう」
という思いで、面接試験に臨んだのです。



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