「ぜんぶ、あいつのせいだ」ーキャリコン2級受検記録vol.21

試験終了後の私は、完全に他責になっていました。

最初に言うべき話を言ってくれなかった相談者。

それなのに、最初から話したいことを話しているとしか思えない

反応だったのはなぜか。

自分のやりがいも価値観も笑顔で話してくれたし

「ほかに気になることがあったら、なんでも言ってくださいね」

と言っても

「大丈夫です」と言ったし

主訴の確認もした。

それなのに、なんで残り3分で、気になる話、として

新しい話を持ち出してきたのか。

試験の結果がわかってから

ほかの受検者と話したところ、同じ話は、来談目的で語られた

とみんな言っている。

なかなか受け入れられるものではありませんでした。

もうひとつの受け入れられなかった理由。

それは対策講座の先生のアドバイスでした。

「ポジティブなところを見つけたら、目標設定にこちらから持っていく」

というアドバイス。

そこを信じてやったのに、思わぬ抵抗にあい、目標設定ができなかった。

後日、結果を聞かれたとき

その話をメールしたところ、素っ気ない返事が返ってきました。

そこで、完全にこの対策講座への信頼感が消えました。

この半年間、何をやってきたのだろうか。

やってきたことは間違いだったのだろうか。

そんなとき、ある先生とお話をしました。

「話をまとめるのは、自分のためにまとめるの?

相談者のためにまとめるの?

誰のために目標設定するの?」

という話でした。

たしかに。

合格を焦るあまり、相談者のためのまとめをしていなかったのでした。

そう。いくら相談者の爆弾があったとはいえ

そこで、目標を決めようとしたのは

自分のためでした。

私はすぐに12月に向けて練習を始めました。




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