20分の使い方に悩むーキャリコン2級受検記録Vol.17

「面談試験は、目標設定までいかないと、合格できないよ」

最初に学んだ対策講座の先生に言われました。

たしかにそのとおりです。

が、しかし、時間は20分。

限られた時間の中で、来談目的から展開し、目標の合意をとること

までの配分が気になります。

そもそも、来談目的が一筋縄ではいきません。

たとえば、第26回試験のケース、橋本さん。

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話して欲しいことはたくさんあります。

どこから話してもらいましょうか。

「休業前の申請では来年4月に復帰する予定にしている」

「育児をしてみると想像以上に大変」

「仕事と両立できる自信が持てない」

「とはいえ、このまま専業主婦になってしまうのも想像できない」

それぞれの、感情、認知、を聴くのに、7,8分で足りるでしょうか。

それだけではありません。状況も複雑です。

家族や職場のサポートまで聴けますか。

聴くだけではなく、共感し、関係構築もしなければなりません。

こうやって、急ぎ足で把握した問題について

さらに7,8分話し、目標を見つけ、合意をとる。

2つのパターンに陥ることが多くなりました。

1つめは、目標設定まで進むけれど、どこか急ぎ足な面談。

2つめは、気持ちを聞いているうちに、時間切れになる面談。

私はこの2パターンを繰り返し始めていたのです。

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