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テオティワカン遺跡に行ってきた。

メキシコの文化遺産である「テオティワカン遺跡」に行ってきた。
(ついこの前みたいに言うけど、行ったのは半年近く前のことで、ずっとnoteの下書きにこの記事が入っていた…笑)

「テオティワカン」とは、紀元前2世紀から6世紀ごろにかけて繁栄していたとされる巨大な宗教都市があった場所。
そして未だにたくさんの謎が残っている。

「ピラミッドの不思議」とかそういうテーマが好物な私にとって、メキシコに住んでいるなら絶対に行っておきたい場所のひとつだった。

行きの車内にて。

「テオティワカン遺跡」はメキシコシティの中心部から約55kmくらいのところにある。
休日の朝8:00に出発して、車で1時間半ほど。
※ちなみに、メキシコの交通渋滞は深刻すぎて「車で◯分!」みたいな表記はまったく当てにできない。なので、これも当てにならない(笑)

急に行くことになったので何も調べていなかったけれど、事前情報なしで行くのももったいないかな…ということで、道中に「テオティワカン遺跡」についての情報をネットで調べた。

調べれば調べるほど、遺跡の謎は深まるばかりだった。

ワクワクを募らせていると、あっという間に1時間半が経過し、到着した。

車を専用の駐車場に停めて、徒歩で遺跡のある場所まで向かう。
遺跡までの道にはちょっとしたお土産ショップが並んでいたので、麦わら帽子を買うことにした。(買ったんかい〜笑)

日差しの照り返しが想像以上にすごくて、持ってきたキャップでは守ってもらえそうになかったのでちょうど買ってよかった。(と思い込むことにした)

お土産屋さんのおばちゃんが「セニョーラはこれがいいわっ」と勧めてくれた、大ぶりのリボンがついている、いかにもマダムな麦わら帽子を被り、遺跡へと進んでいく。

今後、この帽子はリゾート観光地に行くときくらいしか登場しないと思う…(笑)

進んでいくといきなり、世界で3番目に大きいと言われているピラミッドが目の前に現れた。("太陽のピラミッド"という)

その大きさに圧倒された。
そして、その場を流れる空気がスンッッとなるのがわかった。
神秘的な気持ちになった。

太陽のピラミッド
突如はじまった組体操
月のピラミッド(左)とケツァルコアトルの神殿(右)

諸説あるが、この都市が全盛期のころは10万〜20万人の人々がここに住んでいたとされている。
巨大宗教都市であったにもかかわらず、人々が使っていた言語も謎で、文字も見つかっていない。(当時の人々はどうやって意思疎通を図っていたのか…)

600年ごろにはこの都市は滅亡していたとされるが、その都市に住んでいた人々(10万〜20万ものたくさんの人)が滅亡の際にどうなったのかもわかっていない。(そんなにたくさんの人が一度に亡くなった?それともどこかへ行った?)

発掘が進むにつれて、人々の生活様式なんかもわかってきたみたいだけど、なんせ遺跡が大きすぎて、まだ10分の1ほどしか発掘できていないのだとか!

ちょっとそういう話、ワクワクしてしまう。
インディージョーンズの気持ち。


現時点では10分の1しか発掘できていないというものの、全部を回ったら結構な運動量になった。
スニーカー&つばが広めの帽子&お水は必須だ。

遺跡は観光地化されているので、至る所でお土産を売っている人たちもいる。
みんなお客さんの気を引こうと笛のようなもので主張をしてくる。
その笛の音がなんというか、「シャアーッ!!」みたいな、動物が威嚇する声のようなな感じで、耳元でいきなり吹かれるとびっくりする(笑)
ジャガー(なのかな?)の鳴き声を模した音が鳴る笛らしいのだが、、、、、怖いてえ(笑)

そして、みんな口を揃えたかのように言うのが「ほぼタダ」というワード。
意味を知った上で言っているのかはわからないけど、値段を伺ってみると、ちゃんとそこそこ観光地プライスで強気の値段設定やん!!!となる(笑)

私がちょろそうに見えるのか、めっちゃ押し売りされる(笑)


観光に来ている人はメキシコ人も多かったけど、欧米からの観光客が一番多かったように思う。
おそらく何かしらのツアーで申し込めば、英語で案内してくれるサービスもありそうだった。


なんだかんだで3時間くらい見て周ったように思う。

たくさん太陽の光を浴びたので、知らぬ間にたくさん体力を消耗したみたい。
車に乗り込んで5分足らずで私は深い眠りについた。(たろさんゴメンよ笑)

帰りに行きつけのタコス屋さんに寄ってタコスとビール。
だいぶ沁みた。

行動的な良い1日であった。

メキシコに来てからパクチーを克服した!






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