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【読書メモ】イシューからはじめよ

読書の目的とまとめ

目的:時折耳にするイシューとはなんなのか、どんないいことがあるのか知る。
まとめ:イシューとは、一言で言えば解くべき問いのこと。解くべき問いを設定しないで試行錯誤してもコスパが悪いのでまずはイシューを設定すべきである。


学んだこと

「何に答えを出すべきなのか」を明らかにする

バリューの高い仕事とは何か。答えは解くべき問い(=イシュー)に対してどれだけ明確に答えを出せているか(=解の質)の掛け算で求められる。このイシュー度が見過ごされがちだが、まず取り掛かるべきはイシューの見極めである。
世の中にある問題かもしれないと言われる問いのほとんどは解く必要はない。これらの問いに対する解の考察はコスパが悪い。だからこそ、まずはイシュー度の高い問題に絞るべきである。


良いイシューの3条件

設定すべき良いイシューの条件とは以下である。

・本質的な選択肢である
答えが出せれば今後の方向性に大きく影響がある問い
・深い仮説がある
常識を覆す、もしくは新しい構造(共通性・関係性・グルーピング・ルール)で物事を捉えている問い
・答えを出せる
答えを出せる見込みがある問い


イシューの設定に必要なインプット

適切なイシューを設定するには以下の観点でインプットが必要である。

・業界内の競合
・業界内の新規参入者
・サービスの代替手段
・サービスの利用者
・サービスの提供元
・サービス提供における技術的条件
・サービス提供における法的条件


ネクストアクション

マインドとして、「やってみて考える」で思考をとめるのではなく多少強引にでも仮説を立てて解くべき問いを考察しようと思う。また、イシュー設定に必要な観点は、案件が始まる時にインプットすべき観点として流用できると思うので適宜見返してチェックする。

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