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Espace de réflexionージャン=リュック・ヴィルムートが伝えつづけた愛と学びー展

2019.8月、まだ世の中がコロナ禍を経験する前の暑い夏に、私はプラットホームschool is artを立ち上げ、4年間仲間達と構想しつづけた、東京青山ワコールアートセンター、スパイラルにてこの展覧会を共催することができました。

私の人生ストーリーのメモリー中でも特筆するべき、今でも思い出すたびに心打ち震える記憶となった経験です。

アーカイブをいつでも私自身が見ることができる様に此方に書き残しておこうと思います。


フランスを拠点に世界で活躍したアーティスト、ジャン=リュック・ヴィルムート(1952-2015)は、折りに触れて人々に問いかけました。人と人をつなぎ、人と環境をつなぎ、より良い世界を共につくる。その手法として、彼は多くの「出会いの場」を生み出しました。世界を愛し、人を育てる、その温かい眼差しは、教育の場でも実践され、エコール・デ・ボザール(パリ)などで多くの若い才能を輩出しています。

本展では、過去作品の展示に加え、エコール・デ・ボザールの教員・学生によるパフォーマンスやワークショップ、多彩なゲストによるレクチャーなどを実施。<目で知り><耳で学び><参加を通じて深め><対話によって発展させる>ことを通じ、未来の才能へとバトンをつないでいきます。

ジャン=リュック・ヴィルムートから広がる、豊かな気づきと出会いの場「Espace de réflexion」

会場表記のないイベントは全てスパイラルガーデン(スパイラル1F)にて開催しました。


ジャン=リュック・ヴィルムート/Jean-Luc Vilmouth

Jean-Luc Vilmouth (1952-2015) フランス・クレウツヴァルド生まれ
元エコール・デ・ボザール教授 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)を卒業後、80年代からヴェネツィア・ビエンナーレ(1982)やドク メンタ7(1982)など、数多くの国際展に参加。次第に公共空間や、作品の介入により変化する人と事物との関係、環 境の変容に注目した作品を数多く制作するようになり、その表現方法はインスタレーションやパフォーマンス、映像作 品など多岐にわたる。ヴィラ九条山(京都)でのアーティスト・イン・レジデンス(1997)、1997年に個展「魅惑の バー」(スパイラル)の開催や、近年は東日本大震災後の宮城県での作品制作など、日本国内での活動も精力的に展開 した。 
jeanlucvilmouth.com



■ 開催概要
Espace de réflexion

ージャン=リュック・ヴィルムートが伝えつづけた愛と学びー

 

会期:2019.8.17(sat) -8.25(sun) 11:00-20:00

会場:Spiral Garden(Spiral 1F)

入場無料

 

主催    株式会社ワコールアートセンター

企画制作    スパイラル

特別協力    エコール・デ・ボザール・ド・パリ

協力    かんらん舎、SIA 事務局(有吉修史、加納喜代美)、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、武松幸治+E.P.A 

後援    レザミ・ド・レコル・デ・ボザール・ド・パリ

Special Thanks  リザ・ワイト、レイラ・ワイト

 




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