真の友人、、、とは

最近、元職場で知り合った20年来の友人となんとなく噛み合わなくて。
LINEだからなのか。

いや、それだけではないみたいだ。
しょっちゅう会っているわけではなかったけど事あるごとに気にかけてくれたり、料理が得意な子でごちそうしてくれたり、してもらってばかりでいつも申し訳なかった。
そう言うと「全然いいと。したいからしてる。」とザバサバした子でセンスが良くて友達も多くていつも楽しそう。キャンプに子連れで大勢で行っちゃうタイプ。
私もその子といる時はそんな陽気な女を演じていたような気もする。今思えば、案外必死だったかも。
どこかで「この子といる私」に満足していたのかもしれない。

私の本質に気づいて見限られたのだと思う。
退職してからも子供が出来た私におさがりをくれたりご飯を作ってくれたこともある。
私はお金も働いていた頃より自由がきかないし、何もお返しできないセンスのなさに自分でうんざりしつつ、感謝はもちろん常々していた。

でもこんな冴えない女といて楽しい訳ない。お金がないのは置いといても、子供との平凡な日々で目新しい話題もなければ元々マイナス思考の女。

きっとただでさえ忙しい人気者の彼女からしたら会わなくても問題ない友達として、ランク付けが下げられたのだろう。

仕方ない。仕方ないけど面倒臭そうな雰囲気のLINEが悲しかった。

私は昔から何かと面倒見の良い友人に恵まれて来た。完全にそれに甘えていた時代もあった。
世話になったにも関わらずこっちから裏切った友人もいる。父親譲りの病気としか思えない。

これからの人生は人の役に立てる友人に自分がなりたいし、自分の言動に気をつけたい。知らずに不快にさせていることもあるような気がする。

これから真の友人ができるのかはわからないけれど、出会った人を大切にしたい。

しかし、友人関係って難しいとつくづく思った。これが彼氏ならば、それは別れに繋がるのだろうけど、友人の場合、相手がつれなくても「私達、もう終わりなんだね」と言うわけにもいかないし。変に突っ込んでも単なる独りよがりかもと思うと気持ちを聞くわけにもいかず。白黒させたい方だから非常にストレスになってくる。

だが仕方ない。どうしようもない事もある。

ここに書いた事でその友人の事は一旦忘れてしまうことにする。

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