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#4 私が仕事を辞めたワケ

2020年3月に会社を卒業し,サバティカルタイムと称して,
やりたいことを,やりたいときに,やりたいだけ
と考えながら毎日を過ごしている。

サバティカルタイムに突入して1年あまり
私の中でどんな気付きがあったのかを
少しずつまとめていきたい。

本投稿はその1作目

私が仕事を辞めたワケ

働いている会社も,一緒に働いている仲間も好きだった。
でも「定年までこの会社で働き続けるか?」という問いに対して,
自分の出した答えはNo。
このまま60歳までは仕事があり,
収入もそれなりに安定するかもしれないが,
定年までの毎日にワクワクが見いだせなかったこと,
定年以降の自分が全く見えなかったこと,が大きな理由である。

では「この会社を卒業するならいつか?」という問いに対して考えたこと。

次の人生の種を探し,育てるならば少しでも若い方がいい
一方で長年お世話になった会社に対して不義理な辞め方はしたくないので
1年以上前から上司に辞意を伝え,
会社で関わっていた大きなプロジェクトが一旦終わるタイミングで
卒業させてもらうことにした。
ちょうど2021年4月に子どもが小学校に入学することから,
保育園最後の1年で子どもとの時間を思う存分満喫したいという希望も
一緒に叶えられるタイミングでもあった。
(親子留学を考えていたが,こちらは想定外のコロナ禍で…断念。)

「Life Shift 100年時代の人生戦略」との出会い

私が退職する1年前ぐらいに,父も長年勤めた会社を退職し,
悠々自適の老後を過ごし始めた矢先,娘も仕事を辞めたという,
父がショックを受けているらしい…という話を母から聞いた。
父から見れば,一部上場企業に就職し,バリバリと仕事をしていたのに,なぜその環境を手放してしまうのか…理解に苦しんだのだと思う。

自分で決めた退職に後悔はなかったが,
父にショックを与えてしまったことが気になっていた。

そんなとき,オンラインスクール:育休スクラ
「Life Shift」という本に出会った。

そこには私が退職という選択肢を選んだ理由が,まさに言語化されていた。
これからの時代は,教育-仕事-引退という3ステージではなくなること,
引退後の人生を戦略的に考えておく必要があること,
そのためには,有形資産(お金など)と無形資産(知識・スキル,人脈,健康,新しい経験に対して開かれたマインドなど)の両方へ,計画的に投資・メンテナンスが必要なこと。

その後,父に直接的に退職した理由や考えていることを伝えてはいないが,
退職後の私自身の行動や発言,チャレンジしている姿を見せることで,
退職という選択肢が私の人生をより豊かにしているということを伝えていきたいと考えている。

「お父さん,娘は毎日豊かな時間を過ごせています。」

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