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FXドル円の動きの考察(3月4日から3月8日)

2月26日から3月1日の振り返り

それでは、先週のドル円の動きを振り返ってみたいと思います。

注目していた米国指標は、以下のような結果となりました。
米ISM製造業景況指数以外、ほぼ予想通りであまり動かず。

▼2月28日(水)
22:30 第4四半期GDP[改定値]
→ほぼ予想通りであまり動かず。

▼2月29日(木)
22:30 PCEデフレーター
→ほぼ予想通りであまり動かず。

▼3月1日(金)
2月の米ISM製造業景況指数
→47.8で1月の49.1から低下で、米金利が低下。
ドル円も50pipsほど下落。
24:00 ミシガン大学消費者信頼感指数[確報値]
→予想通りであまり動かず。

ドル円1時間足チャート(トレーディングビューより引用)

どちらかと言えば、29日から1日にかけての日銀関係者のコメントで動いた1週間となりました。
日銀 高田審議委員はコメントを出した後に、「どんどん利上げするという意味ではない」という若干前言を弱めるような発言をしているし、植田総裁は、「物価目標実現はまだ」みたいな高田審議委員の発言に反することを言うし、「利下げは遠からずも近からず」な印象を受けました。

■日銀 高田審議委員 2%の物価安定目標「実現 見通せる状況に」
■植田日銀総裁 物価目標実現、今のところまだそこまでは至っていない

そう考えると29日の東京市場での下落も、日銀 高田審議委員のコメントはただのきっかけに過ぎず、きっかけを契機とした単なる月末のリバランスだった可能性もあります。

1月も2月も前半はドル円はがんがん上がっているので、3月もどうなるか気になるところ。

さて、それでは、今週も【ドル円、買ったらどうなる?】を早速始めていきましょう。

タロットからのメッセージ

3月第2週

カード全体の雰囲気からみると、穏やかな週になりそう。
今週もレンジで同じような動きとなるのか?

今週は水曜日の「ペンタクルの10」(逆)と金曜日の「女帝」(逆)が気になりますね。

3月4日(月) カップのペイジ(逆)
自分の未熟さからこころが揺らぎ甘い考えにまどう

3月5日(火) ワンドの2(逆)
手にしていたものを失う

3月6日(水) ペンタクルの10(逆)★
継承した富が重荷となる

3月7日(木) ワンドの4
ほっと一息つける時間の訪れ

3月8日(金) 女帝(逆)
過保護な女帝の発言で動く可能性も(誰かな?)

★は大アルカナでわりと強めなカード

さらに先週と同じ数字のカードや対のカードが多いのも気になるところ。

【性格の違う新参者たち】
(先週)ソードのペイジ→(今週)カップのペイジ

【いったんのゴール】
(先週)カップの4→(今週)ワンドの4

【性別は違うがどちらも権力者】
(先週)皇帝→(今週)女帝

月始めなので、今月のカードも発表!

今月のカードはソードの8となっています。
ドル円さんはソードに囲まれ、目と体は包帯でぐるぐる巻きにされています。
ただ包帯はゆるめで、前にはソードはありません。
月単位でみると、今は身動きがとれない印象ですが、己の意思しだいで動きだすことも可能な状態です。

3月のカード

まとめ

今週の指標の予定は以下のようになっています。
タロットカードでは、全体的に穏やかな印象でしたが、発言も指標も盛沢山ですね。(汗)

植田さんのでドル円は上昇して、パウエルさんの発言でいったん戻るような感じでしょうか。
ここでも権力者の対(円対ドル)になっていますね。

指標も上がったり下がったりしても結局トータルでみればレンジ内に収まるのかもしれません。
(個人的にはそろそろどちらかに抜けてほしいですが・・・)

3月5日(火)
13時 植田和男日銀総裁 発言
24時 2月ISM非製造業景況指数(総合)

3月6日(水)
22時15分 2月ADP雇用統計(前月比)
24時 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

3月7日(木)
24時 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

3月8日(金)
22時30分 米雇用統計

2月中旬から149から150ミドルでレンジしているので、今週はどちらかに動く可能性もあり、その場合、152に向かうのか、それともいったん149通過点として下落していくのか。

それでは、皆さまハッピートレードになりますように!


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